ゆれる人魚:作品を観た感想(7)

「ゆれる人魚」
★★★ とにかく、つまらなかった。アンデルセンの「人魚姫」がモチーフのようだが、その話はよく知らないし。人魚がヒトを愛する悩みは見てとれるが、全体的に、個人的には相容れないシュール? ポップ?な構成が意味不明だったり、つまらなかったり、気持ち悪かったり。
或る日の出来事
2019年9月3日

映画評「ゆれる人魚」
二人の人魚が行動を共にする以外は「人魚姫」をなぞっている部分が多い内容で、彼女たちが肉食魚の本性を発揮して残酷な描写があるかと思えば、歌って踊ってのミュージカル的シーンも大量にある。幾つか面白いのもあるが、個人的にはニューウェーブ的なサウンドで挨拶に困るような感じのナンバーが多く、余り楽しめない。
プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]
2019年4月16日

ゆれる人魚
★★★人魚状態の尾のビジュアルが、リアル人魚な感じが良い。尻尾のグロテクスさがとにかく印象強!ヌメタァとしてるとこも。姉妹で話すときは超音波で会話するところも良かった。二人とも雰囲気はある。でも癖のある映画かな。
いやいやえん
2018年8月31日

「ゆれる人魚」:ポーランドの大珍品
ファンタジー/ホラー/エロス/ミュージカル/ラブロマンス・・・と様々な要素がごった煮状態。人魚の造形が素晴らしいっすねえ。ミュージカルとしては物足りないですねえ。楽曲に魅力が無いのです。割と暗めの哀しい曲調が多いのも、大江戸的には受けつけないところ。ダンスやコレオグラフィーもイマイチイマニです。
大江戸時夫の東京温度
2018年2月27日

ショートレビュー「ゆれる人魚・・・・・評価額1550」
★★★ 華奢な少女の様な上半身とは対照的な、巨大でヌメッとした魚の下半身の造形が良い。姉妹が、イルカの様なノイズで会話するのも面白い。ミュージカルシーンは非常にボリュームがあり、細部をすっ飛ばしたような展開はかなり強引。細部まで作り込まれた美術とコスチュームが醸し出す、ゴージャスに安っぽい退廃美は、リンチや同じポーランドの異才ズラウスキーを思わせる。思春期の性を暗喩するグロテスクなホラー性と、裏返しの純愛の切なさは、「RAW〜少女の目覚め〜」や「ビザンチウム」に通じる部分も。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2018年2月25日

ゆれる人魚
本作では淡水系ということもあってかウナギ&ドジョウ系の変わり種(この辺はキモくて新鮮)と本作は人魚についていろいろと考えることができた。双子人魚の姉シルバー役のマルタ・マズレク(若いころのドリュー・バリモアに似てなくもない)に目が行きがちだったけど、どちらかといえば妹ゴールデン役のミハリーナ・オルシャインスカの顔立ちの方が好みかな。クリシア役のキンガ・プレイスなる女優さんの廃れ感が漂う色気が若い2人と対照的でとてもリアル。
風情の不安多事な冒険 Part.5
2018年2月25日

ゆれる人魚
ストーリーはたわいない。恋をしたゴールデンは人間になり本物の足を得ようとする。このあたりの描写がまたシュールで面白いがネタバレ禁。いったいどういう結末に落ち着くのか?おもしれーと言っておくに留める。
あーうぃ だにぇっと
2018年1月25日


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