まほろ駅前多田便利軒:作品を観た感想(19)
「まほろ駅前多田便利軒」 2011年 監督・大森立嗣
映画→ドラマ→映画なんだけど新鮮に楽しめた。星を演じた高良健吾君のクールでかっちょええこと。も〜エンディングのくるりの『キャメル』が最高ですっての!原作未読ですが、これは原作にとっても幸せな映画化なんだと思う。
トリ猫家族
2014年11月4日
まほろ駅前多田便利軒(’11)
そういう所で、瑛太、松田龍平とのコンビは、まあ後味的には爽やか、という感ではないけれど、そのコンビの(そう強烈でないブラック混じった)コメディ、というかやはりゆるい味の人情ものを見た、という感じ。その他、脇役陣でちょっと印象的だったのは、多田便利軒の常連老人、岡を演じた麿赤見。主要人物多田のキャラに筋、というか納得出来るものがあったり、瑛太&松田コンビのバランス、彼らの関わる依頼人、特に子供との絡み方や、垣間見える彼らの人生模様、とか、ゆるい味のちょとオフビート人情ものを味わった、という所でした。
Something Impressive(KYOKOV)
2013年1月27日
映画の感想234作の目次(まほろ駅前多田便利軒を追加)
★★★★ 公開前CMよりも良い感じだったね。瑛太&松田が予想してたよりも良い感じだし、他の役者さんも良い感じだったし満足したよ。全体的に明るくなくて暗い怪しい感じだけど、予想以上に暗い怪しさなど良い具合だった。
別館ヒガシ日記TB用
2012年7月15日
まほろ駅前多田便利軒
★★★ なんだかまったりとした感じで進んでいくお話でしたね。ワケありのお客さんとワケありの便利屋さんの交流からワケありの展開へ...。しかも便利屋の二人がやさしいというかお節介というか...ほっとけないタイプなんですね。どちらも心の傷を持ってるふたり、微妙な距離感が良かったです。邦画独特の間が長く感じちゃいました。お話や設定は面白いのでもうちょっとテンポよくいって欲しかったかも。原作は未読なので何ともいえないけれどそういうもん??
新・映画鑑賞☆日記・・・
2011年11月25日
【まほろ駅前多田便利軒】誰かに必要とされるって事は誰かの希望になるって事でしょ
灰皿いっぱいの吸い殻。とっても不健康な映画。この不健康さが好きです。多田の元へ転がり込んできた、中学時代の同級生、行天。2人は自由。けれども、心は空虚。瑛太は健康的な好青年も不健康な役もできる不思議な役者だと思う。これに、不健康そうな役をやらせたら上に行く者はいないんじゃないかという松田龍平。この2人の魅力で溢れた作品です。全体的には後半に動きが多く、中盤ちょっと長い感じは受けました。ゆるい空気が好きで、キャストのファンの方はぜひどうぞ。
映画@見取り八段
2011年11月13日
まほろ駅前多田便利軒
★★★★ この独特の空気感が本当によかったな〜。この主役の二人って相性いいんだろうね。多田は他人の生活に踏み入ることがないが、行天はずかずかと他人の領域に踏み入る。でもなんか行天は憎めないっていうか、当たり前のこといってるんだよね。この二人見てたら二人で一人なんだろうな〜って思う。二人が背負ってきた道というか、いろんなエピソードの中に入っていて、みてるうちにどんどんなんか切なくなっていったな〜。しかし、脇役がとっても豪華だよね〜。それ見つけるだけでも楽しかったです。この作品も続いてほしいな〜。
C'est joli〜ここちいい毎日を〜
2011年10月6日
まほろ駅前多田便利軒・・・・・評価額1650円
★★★★ これは「傷だらけの天使」や「探偵物語」の現代版。若き日のショーケンや水谷豊、或いは松田優作の出世作のテイストを、ある種のファンタジー空間であるまほろ市を舞台に現代に再現した物だ。見えない家族を持つ二人の父親が、物語を通して自らの父性に関して葛藤する物語なのである。俳優が良い。瑛太と松田龍平の良い意味で自然体で力の抜けた、しかし高度な演技を楽しめる。二人でいる事で、少しだけ背負った荷物も軽くなる。人生色々あるかもしれないけど、とりあえず明日はまた続いて行くし、苦しみながらも生きて行くしかない。エンドクレジットがまた良い。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2011年5月13日
まほろ駅前多田便利軒
★★★★ 映画全体として、子犬の飼い主を捜したり引き戸の滑りを良くするなどといった日常的でごくつまらない便利屋の仕事が描かれる一方で、時折さりげなく覚醒剤とか人工授精などの大きな事件も挟み込まれており、そうした中で瑛太と松田龍平との付かず離れずの関係が、松田の小指を起点にして、実にうまく描き出されているな、と思いました。
映画的・絵画的・音楽的
2011年5月8日
まほろ駅前多田便利軒
それにしても、主演の瑛太さんと松田龍平さんのコンビはいいですね〜。この二人のかもし出す雰囲気がとても好きでした。彼らの周りに登場する人々のちょっと不思議なキャラクターも楽しかったです。そして、彼らの作り出す"まほろ"という街の雰囲気もちょっと怪しくて面白かったです。主人公の中で1年の月日がどんな役割を果たしたかと考えると、ちょっと希望を感じました。物語は終わってしまいましたけど、この二人のコンビをまたどこかで観てみたいなと思った1本です。
とりあえず、コメントです
2011年5月6日
(映画) まほろ駅前多田便利軒
行天は、なにも考えていないような生き方に見えてかなり周りを気を使っています。冒頭で多田に会ったとき、バスの停留所に置いてきた包丁を見て人を殺してきたのかと思ったほど。静けさなのかに怖さが出ています。これも松田龍平の演技力の賜物でしょう。あと気になったのは、行天春彦の元妻役で出演していた本上まなみ。歩いているとき、長い足と歩き方が印象的でした。なんでこんな歩き方をするのかと疑問でしたが、娘の生い立ちの話を聞いて、彼女の生き方を歩きによって表現していたのだと解釈しました。使われていた音楽も映像とマッチしており、良くできた映画でした。
ゼロから
2011年5月4日
*まほろ駅前多田便利軒*
一見半端な仕事を引き受ける便利屋稼業の目からの視点によって描かれていきます。どれも特にドラマティックではなくつながりもないのですが、でもそれらが積み重ねられていくと見えてくるものがあります。それはやはり世間体や常識からすると"はみ出しもの"たちの中にあるやさしさでしょうか。それらがおしつけがましくなく、ベタでもなく描かれているところがいいですね。そして明かされる彼らの過去…。人を許すこと、人生をやり直すことの大切さが、ユル〜い日常生活の中で表現されていました。
Cartouche
2011年5月3日
『まほろ駅前多田便利軒』は都会の中のぬるいオアシスだよ。
本作は、大都会の中でゴミクズのように他者から愛されず、必要ともされない人間同士の傷の舐め合いという旧来的なテーマを描いているが、一方でまほろ町という閉ざされたファンタジー的舐め合い空間から抜け出せない、という結末が、一方で終わらないヌルい日常という現代的な現実逃避を表現していたと思う。あと「多田便利軒」の看板のボロさがとても良かったです。音楽もとても心地良かった。
かろうじてインターネット
2011年5月3日
『まほろ駅前多田便利軒』
★★★ 便利屋を営みながら、様々な人間との出会いと触れ合いを通して、何よりも主人公の二人が、人間として成長していく姿を追っているのがこの作品の良さなのだ。そして、それは他人の生き様を見ながら、実は多田も行天も、自分たちの人生と向き合い、互いに感化されながら、生きていくことの意味を考えていく。適度な小笑いと世の中を斜に見ながらもわが道を行く二人には、少し前の現代社会の一部分を切り抜いた、その代弁者とも言える作品になっていたのかもしれない。
京の昼寝〜♪
2011年4月29日
まほろ駅前多田便利軒
ワケありな客たちとのエピソード。ゆるい空気のなかでのんびりと描かれる二人の一生懸命さはすごく自然で優しくて こころがほんわか温かくなる。瑛太ってここでは男っぽい奴。飄々とした雰囲気の松田龍平、この二人が演じたからこそよかったと思う。友情のようで腐れ縁の恋人?(笑)のようで二人の微妙な関係が最高。クスッって笑えるところもたくさんあってユーモラス。誰にも自分には変えれないつらい出来事や運命が襲いかかる。でも人との出会いで支えあい、許しあい、係わり合いながら人間は生きていく。そんな前向きな気持ちを与えてくれる。
voy's room
2011年4月28日
まほろ駅前多田便利軒
あのように見えても、彼らは表に見せたくないものを抱えているのだ。最初は何もかもがたら〜〜っと進んでゆくが、途中から、繊細なものが選り分けられて浮かび上がるような描き方が好き。それを瑛太と松田龍平が持ち味を生かして形にして見せ、すっぽり役柄に入り込んでいたおかげだろうね。特に、多田が行天に過去を語るくだりのシーンには引き付けられる。また、それを受ける松田龍平も、こうであってほしいと思うちょうど良い加減。脇役たちの使い方もとっても贅沢。誰もがみんな適材適所なのよね。ちょっと用事を作って頼みたくなるような、そんな便利屋さん。
悠雅的生活
2011年4月27日
【まほろ駅多田便利軒】
原作の雰囲気そのままに映像化されていました。車のフロントガラスを襲われた後の会話…ここはまるで龍平くんのために書かれたような台詞。でも原作どおりなんですよねー。このシーンは会場大受けでした。私のイメージの多田と瑛田くんがちょっと違ったかな。もっと私の中の多田は仕事相手に対して真面目で誠実な対応だったような…。行天に対しても怒ったりはするんだけど、あんな風にいい加減な感じじゃないというか、もっと愛情感じるというか…。でも原作の雰囲気壊すことなく、物悲しさを残しつつも全体にちょっとユルく笑いの交えた感じ好きでした。
日々のつぶやき
2011年4月27日
まほろ駅前多田便利軒
行天の捉え所のないキャラクターは観ていて面白かった。一方の多田も行天とは似てないようでどこか似ていて案外好いコンビだったりする。エピソードの一つ一つは中身が薄いんだけども、そこに絡む二人のやり取りは面白かったりする。主人公ならびに各エピソードに絡む登場人物の多くが何かを失った状態で、そこからの再生を描いているんですが、各エピソードの内容というか情報量が少ないので、その点はイマイチ感じ取れにくかったというか物足りない感があった。全体的に緩やかな空気で淡々としてましたが観ていて心地よい作品でした。
だらだら無気力ブログ
2011年4月26日
まほろ駅前多田便利軒
2人のバックグラウンドはありがちなようにあるのだけれど、子供、あるいは犬が便利屋の周旋になる。多田の信条は人生のやり直しなんてできやしない、なので元より人を救えるなんて思ってない。やり直しできない人生だから人生の補修作業のために便利屋をする。変なおっさん岡に「もっと笑え」と言われても作り笑いするだけだ。そして大晦日がやって来て、春彦と再会して、、きっと彼らの人生は以下ループになることを暗示する。ただ、あまりに現代の不幸の類型を便利屋的に寄せ集めているきらいがある。
佐藤秀の徒然幻視録
2011年4月25日
まほろ駅前多田便利軒
★★★ 多田と行天、パッと見は良識派の多田とちょいヒネた行天といった感じで合わなそうではありますがこれがどうして中々いいコンビ。共同生活を送っている2人の距離感や空気感、一挙手一投足全てがしっくり来るのです。当に親しくなると喋らなくとも、側にいるだけで気持ちが通じ合う、いやお互いの存在自体が良い意味での空気のような感覚、ラストだけでなく本作を通じて2人からはそんな雰囲気が漂ってきます。肩肘張らずとも共にやってゆける関係、遠い昔から久しく感じていなかった男同士の友情ともいえないような友情が、懐かしくも心地良かったのでした。
LOVE Cinemas 調布
2011年4月25日
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