女と銃と荒野の麺屋:作品を観た感想(4)
女と銃と荒野の麺屋
★★★ う〜ん、ちょっと微妙かも。 出だしからしてコントっぽい麺屋の従業員や、その後に出てくる警官隊の隊長も寄り目でコントっぽい舞台劇調な展開がなんかチャン・イーモウっぽくなくて微妙だった。ただし独特な色彩や色鮮やかな衣装はなかなか見応えあったけど。 ストーリー自体は、面白いものなんだが、なにせ登場人物がふざけた感じなんで、乗りきれなくてイマイチ面白みに欠けた。
だらだら無気力ブログ!
2011年11月29日
女と銃と荒野の麺屋
★★★ 赤味がかった荒野、真っ青な空、そして登場人物たちの色彩豊かな衣装。余りにもコントラストがクッキリとした映像はとても印象に残る。登場人物全てが何がしかの悪事を働いている報いを必ず受けることになる本作。ただその報いそのものが偶然性による部分が多く、まるで天罰覿面とはこのことかという感じすらした。結果的に解ったような解らないような結末ではあるが、人間の汚い感情をブラックユーモアで包んだ不思議な感覚がした作品だったと思う。オリジナル[ブラッド・シンプル]は未見、改めて比べてみるのも面白いかもしれない。
LOVE Cinemas 調布
2011年10月15日
女と銃と荒野の麺屋・・・・・評価額1500円
★★★★ オリジナルの隠し味であるブラックなユーモアを強調し、どちらかと言えばサスペンスフルなコメディとして本作をリメイクしている。正直前半部分は少々退屈な時間もあるが、リーがワンの殺害に気づき、チャンとリーがそれぞれの思惑で動いてすれ違いを繰り返す辺りから、映画は徐々に緊迫感を増してゆく。特に終盤、追い詰められた妻がチャンと対決するクライマックスでは、お笑い要素もほとんど引っ込み、イーモウの演出もコーエン兄弟へのリスペクトに溢れているので、両作を見比べても面白い。これはこれでなかなかに楽しめる一本だ。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2011年9月8日
女と銃と荒野の麺屋 /三槍拍案驚奇/ A WOMAN, A GUN AND A NOODLE SHOP
★★★ ブラックユーモアとかいうよりもう完全にドリフのコント寄り。この作品、ずいぶん遊んじゃったな〜という感じ。作品特有のユーモアが受け入れられる人とシラ〜っとなっちゃう人で、意見が分かれるでしょう。わたしは全然笑えず。コーエン兄弟のあの感じを期待するとダメでしょう。いちいち悪徳警官が、逃げる前にモノの配置にこだわっていたり細かかったり、カメラワークが面白かったり、映像的コントラストが素敵だったりするのはいいんだけど、何しろ単純なストーリーだから90分ものなのにそれでも長く感じちゃう。
我想一個人映画美的女人blog
2011年9月6日
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