ヒメアノ〜ル:作品を観た感想(13)

ヒメアノ〜ル
★★★ 安藤さんのムロツヨシはきもかったけど笑えた(笑)あの宇宙人みたいな髪型がまた似合う(笑)。森田剛は良かった。
いやいやえん
2017年4月29日

ヒメアノ〜ル
★★★★ 岡田と安藤の2人のどうしようもないダメさが面白く描かれているからこそ、他方で、サイコキラー森田の途轍もなさが浮き彫りになると思います。本作は、サイコキラーとしての森田の描写は圧倒的なものがあるとはいえ、さらに、阿部ユカを巡る男3人についての作品としても見ることができるしょう。
映画的・絵画的・音楽的
2016年6月28日

『ヒメアノ〜ル』 映画@見取り八段
人を手にかける感触まで伝わりそうな森田剛の鬱々とした凄さ。比較的ゆるい前半から、後半は鮮やかに色を変える。タイトルバックの出し方、カッコ良い。濱田くんがいつもの可愛いホンワカした癒しキャラではとても居られない内容〜それでも精一杯いつもの位置づけに就こうと頑張っているかに見える面白さ。佐津川さんも凄いな〜。可愛い顔してチャレンジャーだなぁと思った。99分という短い上映時間の中に、積み重なっていく暗い情熱を見た。
映画@見取り八段
2016年6月24日

ヒメアノ〜ル
根性も砕け散るようなハードなシーンに圧倒されてしまうような作品でした。誰もが微妙に変でリアルでした。うだつの上がらないダメダメコンビの日常も、今の森田の異常さと過去の森田の姿も映し出されるシーン全てがリアルに伝わって来ました。演技も演出も良かったですけど、このキャラクターにこのキャストというのがぴったり。映画としては見応えのある作品でしたけど、殺人シーンや無残な遺体は記憶から消したいくらいでした。観終った時、現在進行形のいじめっ子たちはこの作品を観たら何を感じるのだろうと考えたのと同時に純粋に凄い映画だったなあとため息を付いた1本です。
とりあえず、コメントです
2016年6月19日

ヒメアノ〜ル』を東宝シネマズ日本橋1で観て、
★★★ 吉田恵輔らしくキッチリ商品に仕上げてきてるけど、吉田恵輔ならもっと行けるんじゃないのかと思うと手放しに絶賛は出来ない。濱田岳も凄いしキャスティングも偉いなあと思う。ムロツヨシはいつも通り見ていてイヤないつものムロツヨシなのに、他のどの映画のムロツヨシより良かった。森田剛は普通にいい演技。佐津川愛美は相変わらず達者。佐津川、森田、ムロ、濱田が炬燵の四本足のような安定さで映画を支えている。
ふじき78の死屍累々映画日記
2016年6月17日

「ヒメアノ〜ル」
ある種のジャパニーズホラー。後半に差し掛かった頃、ラストに向かう怒涛の盛り上がりの前の、最後の静けさが覆い被さるシーンで、作品タイトルと主な出演者のテロップがオープニングのように出てくるのだが、私はこの演出、すごく好きだ。今回の森田剛はすごく良い。この作品を通じて感じたのは、イジメとストーカーは根幹は同じなのではないかということ。
ここなつ映画レビュー
2016年6月17日

ヒメアノ〜ル
★★★ タイトル、ヒメアノールの意味もわからなくて、公式サイトには"強者の餌となる弱者を意味する"とあったけど、森田自身を指すってことかな。森田くんは頑張っていたけど、老けたなーと思っちゃった。ムロツヨシ演じる安藤が猛烈にキモい(笑)。佐津川愛美はあんまり得意じゃなかったんだけど、今回は役にハマっていたと思う。結構ギリギリまで脱いでましたよ。ちょっとびっくりした。
映画三昧、活字中毒
2016年6月15日

ヒメアノ〜ル・・・・・評価額1700円
★★★★★ 日本映画史に類を見ない大怪作だ。吉田監督といえば、過去にも中島健人や安田章大らジャニーズアイドルを起用して成功させてきたが、今回殺人鬼役に挑んだ森田剛の演技は圧巻だ。本作の特徴は、森田も含め出てくる登場人物全員が、本質的には平凡なダメ人間ということだ。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2016年6月7日

『ヒメアノ〜ル』 一寸の虫にも五分の魂、それでは殺人鬼には?
個人的にはマンガではその自己憐憫がおぞましい気もしたのだけれど、映画版は殺人鬼に同情してしまうようなつくりになっていると思う。タレントとしては知っていても映画では多分初めて見る森田剛はかなり危険な役どころ。一方のコメディ班の3人も原作マンガのバカさ加減をとてもよく出していたと思う。佐津川愛美は顔立ちがいかにもかわいらしくてコメディに合っていたし、結構きわどい場面もあってちょっとドキッとさせる。
映画批評的妄想覚え書き/日々是口実
2016年6月5日

「ヒメアノ〜ル」:全編が不穏な衝撃作
いやー、いろんな意味で凄かったです!素晴らしい衝撃作です。99分の映画として見事。最強なのが佐津川愛美! 女子がまとう演技性を、演技の中に絶妙のバランスで表現しており、そこがスリリングかつハートに響く不可思議なゆらぎとなっていて、それはそれは見事な女優演技なのです。数ある暴力シーン、殺人シーンの数々がかなり生々しく、さすがはR-15指定なのですけど、それもこの作品の魅力には違いありません。
大江戸時夫の東京温度
2016年6月2日

「ヒメアノ〜ル」☆最後に大粒の涙一つ
映画としての完成度がこの上もなく高い映画。森田役の森田くんが凄い!「アノール」とはトカゲのこと。猛禽類のエサとなる小さなトカゲのことで、捕食されるもの(=社会的弱者)ということなのかな。原作とは違うアプローチなのだとしたら、脚本は見事。思いがけないラストに思わず大粒の涙が1粒だけこぼれた。
ノルウェー暮らし・イン・原宿
2016年6月2日

ヒメアノ〜ル〜凶暴と弛緩
★★★★ タイトルは小型のトカゲ、ヒメトカゲのことで強者の餌食になる弱者のたとえという。もう一つ、トカゲの類なので気味悪がられるというニュアンスも込められているみたい。森田と同じV6の岡田准一を岡田役にあてがっていたらギャグにはなると思うのだけれど。実際、本作はシリアスさと裏腹に何か投げ遣り感が横溢していて冗談とガチの区別が失われているのがテーマだろう。
佐藤秀の徒然幻視録
2016年5月31日

ヒメアノ〜ル
ある程度の残酷さは韓国映画で免疫がついてるからと軽い気持で観に行きましたが、日本映画でもここまでやれるのかと驚きました。バイオレンス映画に慣れてない人や苦手な人は気をつけたほうが良いと思います。役名の森田、演じるのも森田で偶然なのか、本当にハマリ役でした!
☆yukarinの映画鑑賞ぷらす日記☆
2016年5月29日


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