小さいおうち :作品を観た感想(21)
山田洋次監督、松たか子主演、映画「小さいおうち」 昭和モダン?戦争への時代を描く
大きな流れに翻弄される市民の姿を、さらに一段低いところに目線を置いた女中の目から見ることで、ささやかな幸せも、それを失った喪失感も、より深く大きく私たちの胸に響きます。女中・タキを演じる黒木華が素晴らしい!
エンタメで行こう。
2015年4月16日
映画 小さいおうち
昭和初期の不倫を扱ったちょっと暗い感じのする映画でした。見ているだけでちょっと滅入ってしまうのが難点ですね。ストーリーは良く出来ていますし、映像も美しい。
こみち
2015年3月22日
「小さいおうち」 2014年 監 山田洋次
おもしろかったわ〜見て良かった。せつな悲しいけど幸せな気持ちになれる映画でした。音楽も「ハウルの動く城」みたいで心揺さぶられるわ〜と思ったら、久石譲さんだった〜いい曲だにゃ〜しっとりと映画の余韻に浸れました。
トリ猫家族
2014年9月15日
小さいおうち
死んだら終わりとヒシヒシと感じました。巨匠、相変わらずな感じです。日本の昭和時代の映画は天下一品だと思います。
うろうろ日記
2014年2月25日
『小さいおうち』 原作を離れて「失敗作」を撮る理由
本作は『東京家族』の延長上に(しかも『東京家族』を超えた高みに)ある。実のところ映画と原作はかなり違う。
映画のブログ
2014年2月17日
映画「小さいおうち」感想
淡々と日常を描きながら、その輪郭は鋭い線で描かれている。そして何気ない積み重ねが、後に大きな出来事になっていく。このあたりの上手さは山田洋次監督らしい。小道具も周辺の町や人の作り方も、隅々まで神経が行き届いている。大泣きをする映画ではない。いつの間にか、自分の目頭に涙が滲んでいるに、ふと気がつく、そんな映画。山田監督の映画は、配役がいい。
帰ってきた二次元に愛をこめて☆
2014年2月13日
「小さいおうち」
★★★★ 愛欲が渦巻くミステリー、というまたまた新しいジャンルにチャレンジし、水準を超える力作に仕上げた。素晴らしい事である。この映画が描こうとしたものは、大きく2つ、小さなおうちで起った、貞淑な妻の小さな過ち=不倫とそのてん末、そしてもう一つは、昭和10年代の日本が次第に戦争に突き進んで行く時代に生きる人々の生活である。平井家の事件をすべて見ていた女中・タキの目と、さらにその経過とてん末を綴ったタキの自叙伝を現代の若者・健史が読む、という多重構造にした物語の組み立てが面白い。黒木華が素晴らしい。
お楽しみはココからだ〜映画をもっ...
2014年2月12日
「小さいおうち」:謎解きではなく・・・
山田洋次らしくもあり、らしくもなしという佳作。謎を残した作りが、作品に深みを与えます。女中のタキを演じる黒木華が見事でした。吉岡秀隆に関しては、ミスキャストなのでは? ここはもっとキリリとしたハンサム・ガイの方がフィットしたと思うのです。第二次大戦に向かう昭和初期と今の時代の空気が妙に似ていることへの恐れを、市民レベルの描写の中から発信する骨のある姿勢は、いつもながら貴重なものだと思います。
大江戸時夫の東京温度
2014年2月12日
『小さいおうち』 (2014) / 日本
★★★★ 松たか子さん、顔の表情の細かい部分や、所作の1つ1つ、着こなし、そういったものが実に見事にマッチしている。松たか子、黒木華、吉岡秀隆なども昭和風な感じが合っているのでこれはよかった。『永遠の0』と本作とは対極をなす作品なのだろうけど、『永遠の0』の構成を知ってから敢えて過去旅シーンを付加した訳でもないとは思うのだけど、ここに何となく奇妙なシンメトリーも感じた。
Nice One!! @goo
2014年2月8日
小さいおうち
正直言ってつまらなかった。内容にくらべ尺が長過ぎてねむくなる。タキや板倉は一人の俳優でいけるでしょ。もっと挑戦して欲しいものである。内容もテクニックも。
あーうぃ だにぇっと
2014年2月8日
小さいおうち
昭和10年ころから終戦直前までの日本の雰囲気が、従前の軍国主義一色という描き方からはずれて斬新な視点から描かれています。さらに、その雰囲気の中にミステリアスで謎めいた話が仕込まれていて、それがラストの方で解き明かされていくという構成も面白いと思いました。俳優陣も皆好演していますが、特に、松たか子の着物姿は、さすが梨園で育った役者なのだなと目を見張りましたし、黒木華の演技にも感心いたしました。昭和10年に建てられたと説明があるだけで、どうしてこんな斬新なデザインの家が建てられることになったのかの経緯が何も語られないのは、至極残念な気がしました。
映画的・絵画的・音楽的
2014年2月4日
『小さいおうち』
正直、多少の違和感は否めなかった。松たか子を除けば、まるっきり山田組。途中で『東京家族』とバッティングするというか、なんというか、新鮮味に欠けてきて、こじんまりとして、何かしっくりこなかった。原作のラストで込み上げてきたものは、映画では得られなかったのが残念だ。
京の昼寝〜♪
2014年2月4日
ショートレビュー「小さいおうち・・・・・評価額1650円」
★★★ 映画のタイプとしては全く異なるが、「永遠の0」と見比べると非常に興味深い。彼女の残した想いを健史が受け継ぎ、残された人々が全てを知ることで、罪が氷解するラストは感動的だ。ジンワリとした余韻と共に、奇妙な引っかかりも残す、不思議な味わいの作品だ。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2014年2月2日
「小さいおうち」
とても染みる作品でした。染みるのは、「心に」だったり「記憶に」だったり「視覚に」だったりするのだけれど。吉岡秀隆は明らかにミスキャストでしょう!
ここなつ映画レビュー
2014年1月28日
小さいおうち
松さん演じる時子が主人公なのでしょうが、私には、この、純粋に奉公先の家族を守ろうと尽くすタキの物語だと思え、時子の方にはあまり関心がいかなかったのでした。それに、なかなか味わえない昭和初期のモダンな暮らしぶりも、物珍しかったです。
to Heart
2014年1月27日
【小さいおうち】小百合のおうち
赤い屋根の「小さなおうち」の中の秘め事ではなく、これはこの家のお女中のタキちゃんの秘め事を語る物語だった。大学生の健史の頭の中にあるステレオタイプな近代史の知識が、タキの暢気な回想とズレているのは、なかなか興味深い。松さんの時子奥様は、可愛らしくて美しい。タキちゃんの黒木華さんが本当に良かった!全体的に説明が多過ぎたような気はする。思い出が美しいから回想シーンも美しい。アコーディオンが奏でる久石譲さんのワルツと共に、タキちゃんが愛した赤い屋根の小さなおうちが心に残る。
映画@見取り八段
2014年1月27日
小さいおうち
★★★★★ 布宮タキを演じた黒木華と倍賞千恵子が良い!!人間が生きる姿を丁寧に描き出して、そこからたしかな"戦争の愚かさ"を滲ませた秀作。
Akira's VOICE
2014年1月27日
映画『小さいおうち』観てきたよ〜
とにかく松たか子さんが美しいのでした。この役にピッタリなんですよ。原作の良さも、まったく損なうこと無くイメージ通りの物語で、どっぷりはまり込んで、ラストにはせつなくて泣いてしまいました。『永遠の0』で、あの時代の物語に関心を持たれた方はぜひ、セットでご覧になったらいかがかなと思いますよ。
よくばりアンテナ
2014年1月27日
小さいおうち〜長く生き過ぎた変わらない私
★★★★★ 原作のタイトルはバージニア・リー・バートン「ちいさいおうち」が下敷きにされ、環境が一変しても変われない姿を象徴しているようだ。
佐藤秀の徒然幻視録
2014年1月26日
小さいおうち : タキちゃんに見事に裏切られました
★★★★★ とても奥深さを感じられる作品となっていました。あらすじが逸品でした。演者の皆さんも、素晴らしい仕事をされていました。中でも良かったのが、主人公の女中タキを演じた黒木華。常に仕える家族のことを想い尽くす人間を見事に演じていたなぁ。しかも、何ともいえず可愛らしいわけです。個人的に強く印象に残ったことがります。それは、本作における戦争感です。
こんな映画観たよ!-あらすじと感想-
2014年1月26日
小さいおうち
タイトルから想像するよりも、もっと大人な雰囲気の愛と人生の物語でした。松たか子さんと倍賞千恵子さんの圧巻の演技に引き込まれました〜見終わった後も考えさせられた1本です。
とりあえず、コメントです
2013年12月5日
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