インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実:作品を観た感想(4)
DVD:インサイド・ジョブ Inside Job
今最も観るべきは、猿映画でもモテキでもカーアクション映画でもなく、コレでは?!というのはアメリカでは現在、ネット発でNYから始まった抗議デモが全米各地に拡大中。社会現象化しつつある。また抗議デモに参加しようと言う人は、少なくとも まずこれを観てから行くべきだと思う。そうすれば、もう少しマシなコメントができ、意図を伝えることができるだろう。(このブログは、デモを推進しようという意図はないが)。このDVDは利いた。数百円のレンタルで「脳ミソのトレーニング」も素敵ではないか!
日々 是 変化ナリ
2011年10月10日
映画『インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実』
彼らは滑稽で卑怯であっても、経済的には法外な報酬を得て、そして罰せられることもなく暮らしている勝ち組ではあるのですよね…。そして、彼らが法外な収入を得ている裏で世界中に失業者が溢れている。このドキュメンタリーの中では、世界不況の原因を時系列で詳しく説明しているので、経済クラスタではない人々にもどういった流れで不況が起こったのかがわかりやすいです。見ているだけでも、不況の原因の流れを知ることはできるので、経済問題を知りたい人々への入門編としては、とても役立つドキュメンタリーだと思います。
Viva La Vida! <ライターCheese>
2011年7月12日
インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実
お堅い題材ですけど、これが面白い。観終わって一番強く感じたことは、こういう問題を引き起こして、自分だけ甘い汁を吸ったひとびとの、良心は果たしてどういうことになっているのか、っていうことですよね。後ろめたくは感じないのかしら。や、インタビューのあちこちに散見されるかれらの証言の「綻び」を見れば、後ろめたく感じていないわけではないと思うだけど(悪いと思っているからこそ、ごまかそうとするわけで)、それにつけても、よくもまあ、枕を高くして眠れるものだなぁ、と思ってしまう。
キノ2
2011年7月4日
インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実
★★★★ 要はinside jobとは官学と金融業界が連携した犯罪だったということ。取り分け、強欲そうな目つきのローレンス・サマーズ元米財務長官で元ハーバード大学学長が"主犯格"。他には、サブプライム・ローンなどを放置したとされるアラン・グリーンスパン元FRB議長、今も現役のベン・バーナンキFRB議長、ティモシー・ガイトナー米財務長官など多士済々というか錚々たる"犯罪者"たちが登場し、危機はまた始まることを暗示する。このドキュメンタリーに比べれば、[ウォール・ストリート]や[キャピタリズム〜]も所詮は児戯のようなもので色褪せて見える。
佐藤秀の徒然幻視録
2011年5月21日
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