ラビング 愛という名前のふたり:作品を観た感想(7)
『ラビング 愛という名前のふたり』('17初鑑賞84・劇場)
★★★★★ 映画としてはすごく地味な作品。「俺はおまえを絶対守る!!」と叫ぶところが印象に残った。しっかり観ておく作品だと思います。
みはいる・BのB
2017年7月31日
「ラビング 愛という名前のふたり」:物静かに語る
異人種間の結婚を禁じる法律があった時期のアメリカ(バージニア州)の実話に基づく物語。映画的には盛り上がりが無く、地味に終始します。まあそういう誠実なタイプの作品だとはわかっておりますが、それでももう少し盛り上げて欲しかったですねえ。
大江戸時夫の東京温度
2017年3月26日
ラビング
★★★★ 事件の渦中の夫婦の暮らしぶりの方にもっぱら焦点を当てて、じっくりと描き出します。生真面目過ぎる作り方ながらも、こういう夫婦愛も実際にあるのだな、としみじみと感じ入りました。リチャードとミルドレッドとを、ジョエル・エドガートンとルース・ネッガは、他に代え難い俳優と見る者に思わせるような魂のこもった演技で演じています。
映画的・絵画的・音楽的
2017年3月22日
『ラビング 愛という名前のふたり』 白人と黒人との距離
『ザ・ギフト』では監督・主演も務めてインパクトを残したジョエル・エドガートンが不器用なリチャードを演じている。普段は不機嫌そうな顔にも見えるが、ミルドレッドに笑みを見せるときとの落差がかえって親しみを感じさせる。地味ではあるけれど心に染みる作品。
映画批評的妄想覚え書き/日々是口実
2017年3月10日
映画:ラビング 愛という名前のふたり
主演女優 ルース・ネッガの演技は劇渋い。ジョエル・エドガートン、ルース・ネッガの静かな演技が「夫婦」をリアルに感じさせ、好感が持てた。トランプ政権になり、人種の多様性を基本としてきたアメリカの揺らぎがある今。このタイミングで、こういう映画が封切られるのは非常に意義がある!
日々 是 変化ナリ〜DAYS OF STRUGGLE〜
2017年3月5日
「ラビング 愛という名前のふたり」☆これぞ男
歴史的な事象としては尊い結果を残したけれども、もう少し賢く生きられなかったのかしら?なんとなく腑に落ちない部分が多くて、心から共感するに至らないのが残念。印象的な顔立ちのジョエル・エドガートンは、更にわざわざ歯並びを悪くして、口下手で気持ちをうまく伝えることが苦手なリチャードの役作りをしたそう。見所は一言も不平を言わないリチャードの姿。「お前も黒人の気持ちが判ったか?辛かったら離婚しろよ」と遊び仲間の黒人から言われたときの、リチャードの表情がアカデミー賞ものの演技で実に秀逸。
ノルウェー暮らし・イン・原宿
2017年3月3日
ラビング 愛という名前のふたり
60年前のアメリカにおける実話であることに驚く。結構まったりした間の長い映画であることは覚悟してみる必要あり。
あーうぃ だにぇっと
2017年2月28日
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