メメント:作品を観た感想(5)

「メメント」
10分しか記憶が保てないと言うのは、本当に恐ろしい事ですよね。殺害から始まり殺害で終わる、この映画。過去にさかのぼる時間と未来に進む時間が交錯して、そこに至っているのなら、確かにその先の未来は描かれてはいない。だけど、きっとこの物語の中にヒントがあったはず。やっぱりもう一回見て、いろいろと確認したい。
近未来二番館
2021年6月29日

メメント
★★★ 最後に唖然とするのかと思ったら、登場人物の行動原理が良く判らないためか、ストーリー自体が(順次に再生すると)面白くないためか、ポカーンで終わったような気がする。エディは、何故犯人への復讐に協力したのだ。そして、ナタリーが何を考えているのか全く判らない。もう一度検証のために観る気は無い。記憶が保てない男の話だから、時間軸もすぐに切り替わる。そのため集中していなくてはならないので、退屈はしない作品だ。最後のダークサイドな感じは、なかなかいい。
ダイターンクラッシュ!!
2010年6月12日

『メメント』
物語の結末の、更にそれを逆回転でみせるところから始まる「メメント」。始まりは既に終わっていて、非日常な時間の感覚を麻痺させる。およそ10分毎の時制の逆行、順行している(と思われる)ストーリーが突然中断されたかと思うとまた巻戻され、さっき見たはずの場面がまた繰り返される。バラバラになってしまったフィルムの編集作業をしているような感覚。そんなパズル的感覚がこれまでにない斬新さを突きつけてくる。
シネマな時間に考察を。
2010年3月22日

【映画感想】メメント(ガイ・ピアース)[2009-038]
本作はオープニングでいきなり犯人が殺され、段々と犯人が殺されるまでの時間を遡っていくんです。そう、普通の作品と全く逆なんです。順番に説明していって貰えれば簡単な話も、説明される順番が逆になるだけでとたんに難しい話になる。この記憶をテーマにした映画は、見ている観客の記憶力を試している実験的映画なのです。そこで描かれ、実感させられるのは「如何に人の記憶が曖昧で、いい加減なものであるか」ということ。
映画+小説+家族=MyLife
2009年3月23日

メメント
妻を殺され、自らもその犯人に殴られたショックで、新しい記憶を覚えられない、覚えても十分しか覚えていられないレナードが犯人を追うと言う斬新な設定であり、またそれだけで無く脚本、演出も大変素晴らしい作品だ。 SAW並に眼の覚める様などんでん返しでは無かったし、見ている最中はそれは嘘だと思っていて後からはっと気付いた訳だがしかしそれでも良く考えたな、と思った。 最終的に元となった事件に持ってゆくかと思ったら、まさかあの様な所に帰結させるとは、驚きである。
黄昏ミニヨン想録堂
2007年3月3日

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