疾風ロンド:作品を観た感想(13)

映画評「疾風ロンド」
★★★ 個人的には中盤のミステリー的部分が気に入ったが、設定そのものに相当疑問符が付くとは言え、本来のサスペンスでも一通り楽しませる。TV視聴者層辺りを狙ったか、作者側は立っているだけで笑いを誘う阿部寛を起用してかなりコミカルな方向に持っていった。しかし、内容が内容で潜在的牽引力があるだけに、設定をもう少し詰めシリアスに作った方が面白くなったと思う。僕のような頑固な映画ファンはサスペンスとして純度が高い方が満足する。笑いとメッセージ投入するにしても最小限で良い。恐らく、本格映画ファンとミーハーを決定的に分断するのは、作劇の純度に関する観念である。
プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]
2018年1月10日

16-282「疾風ロンド」(日本)
★★★ いわゆる人類危機というサスペンスフルな話ではあるのだが、本作はそんな中で、生物兵器を見つけ出すために悪戦苦闘する、栗林の姿がユーモラスに描かれている。内容に反して、ほとんどが笑わされる展開で、一番の要因となっているのは栗林の言動だろうな。親子や家族の愛や絆も多少なりとも描いているが、基本的にはサスペンスな展開を基調にしたコミカル風エンターテインメント。
CINECHANが観た映画について
2017年1月15日

疾風ロンド
★★★★ 今回はベースはシリアスですがクスクス笑いが多い、いつもとは違った作品でしたね。阿部ちゃんだからこそのユーモラスなお話になったのかなと。真面目な顔や演技をしててもクスッとしてしまうんですもん。あとムロツヨシさんキモかったわー。ゆるい展開でしたが、スキー場が舞台なだけあって、スキーチェイスは007シリーズか?ってくらいに見応えありました!!根津さん役の大倉くんがさわやか好青年でした。
☆yukarinの映画鑑賞ぷらす日記☆
2016年12月21日

疾風ロンド
★★★ シリアスではなく、コメディタッチなのでお気楽映画として楽しい。それでもスキー場でロケをしたので、スピード感溢れる追跡劇が楽しい。
とらちゃんのゴロゴロ日記
2016年12月9日

疾風ロンド
主役の阿部寛が、最後の肝心な時にも、事態が推移するのをただ待っているだけというのでは、しまりがなさすぎ。それに、炭疽菌という生物兵器にもなる恐ろしいものを取り扱っている映画にしては大味で、総じて「ゆるすぎる」感じがしました。瓶を奪い取ったワダがスキーを滑らせて逃げるところ、それをスノーボードを履いた千晶が追う追跡劇は、なかなか見応えがあります。
映画的・絵画的・音楽的
2016年12月9日

疾風ロンド
サスペンスコメディという括りですが、雪上アクションはなかなか見どころで、後半の見せ場の雪上のチェイスシーンの迫力は相当ですね。単純明快な物語ですが、笑ってちょっと心温まるライトな感覚で仕上がっている作品です。多くはスタントでしょうが、結構優子のスノボーはなかなかでしたね。
atts1964
2016年12月6日

映画『疾風ロンド』スキー場でのブツ捜しはスキーリゾート感♪^^;
ほぼ、スキー場に滞在する感覚で、スキーヤーは、滑りたくて、ウズウズしそう。スキー場に集まった人々の事情や人生も、からませて、そこそこ飽きずに、楽しませてくれました。自分が滑走しているようなスキーの臨場感!
**☆(yutake☆イヴのモノローグ)☆**
2016年12月5日

【映画】疾風ロンド
★★★★ 簡単なあらすじを読む限りはシリアスなサスペンス映画のようでしたが、実際見てみたらサスペンス仕立てではあったものの、ほぼコメディ映画でしたね。個人的にはもうどうせならもっと脱力系の作品に仕上げちゃっても良かった気はしましたね。阿部寛のコミカルな演技は見ていていつもながらに面白かった!息子役の濱田龍臣がイケメンに成長していてビックリ。まあ全体的にはもう一歩感が否めなかったですが、肩の力を抜いて見れるこんな映画、意外と好きです。
ただただ映画を楽しんでる人のブログ
2016年12月4日

『疾風ロンド』をトーホーシネマズ日本橋3で観て、
★★★ 映画の面白さって映画の話に没入できるって事だから、笑いの為に一歩引いて見る形になるこの映画は似て非なる物だ。だから、この映画は面白いけど、みんなでワイワイけち付けるようなモニターでの鑑賞の方が向いてるかもしれない。大倉忠義も二枚目だが、いい意味でオーラがなく、リアル真面目な兄ちゃん風がなかなかよかった。大島優子は好きなタイプではないので点が辛くなるが、ウェア着ると子供みたいに見えるのが良い。濱田龍臣くんが男だけど可愛い。榮倉奈々が男装してるみたいに異常に可愛い。柄本明の濃い演技が邪魔くさい。
ふじき78の死屍累々映画日記
2016年12月3日

「疾風ロンド」:なぜ今こんなコメディーを?
うーん、なぜ今の時代にこんなプログラム・ピクチャー的なのんびり企画? 2時間ドラマがせいぜいですよね、これ。大島優子と大倉忠義は、明らかに精彩を欠いておりました。
大江戸時夫の東京温度
2016年11月28日

疾風ロンド〜失敗の本質
研究施設の違法生物兵器「K-55」が盗難に遭い、脅迫されるのに当事者たちは己の保身ばかり気にして警察にも通報せず内部処理して隠蔽しようという体質は日本のどこかの企業に当てはめれば分かり易い。
佐藤秀の徒然幻視録
2016年11月26日

劇場鑑賞「疾風ロンド」
楽しめる作品だったと思います。千晶を演じた大島優子さんのスノーボードが上手過ぎでビックリ!全体を通して、サクッと鑑賞出来る作品だと思いました。最後まで飽きずに観ることが出来ました。
日々“是”精進!
2016年11月26日

 阿部寛主演、映画「疾風ロンド」 疾走感のあるアクション・コメディ!
今作も、そんな吉田監督らしい、ユーモアたっぷりの娯楽活劇。ほとんどのシーンが雪山で展開し、阿部寛、大倉忠義、大島優子ら俳優陣にとっても、またスタッフにとっても、撮影はかなり過酷だったと思われます。そんな苦労を感じさせないライトな味わいの疾走感のあるアクション・コメディ!
エンタメで行こう。
2016年11月24日


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