ミスミソウ:作品を観た感想(4)
「ミスミソウ」
★★★ 陰湿ないじめ、ヒトの残虐さの暴発、応酬の救いのなさ。復讐に転じてからは、やっちまえ!痛快!と感じる自分も、そうすると残虐な要素は持っているわけではないだろうかと思いついてしまう。
或る日の出来事
2020年3月22日
『ミスミソウ』異常なのはそっちでしょう
★★★★ イジメ描写に、ちょっと見続けるのがキツいぞと思いながらイライラし、起きる大事件からヒロインが覚醒して行く。そこからは、ちょっと笑えちゃうくらいリアリティのないゴア描写が続く。キャストは全体的にあまり馴染がなく、でも、みんな全力で演じていて瑞々しい魅力でいっぱい。
映画@見取り八段
2018年12月11日
ミスミソウ
★★★★ 壮絶ないじめを受け、心が崩壊していく少女という難役に挑んだ山田杏奈の演技が秀悦である。とても残酷でグロテスクで、トンデモな女子中学生と男子中学生の心の闇を表しているような、そんな悲惨なシーンが多かったです。廃校寸前の中学校、枯れ木の森、雪の積もる大地という設定や状況なども含めて、逃げ場のない密室感をビジュアル的に煽り、演じている若い俳優さんたちの本気度もハンパじゃなかった。
映画に夢中
2018年4月28日
「ミスミソウ」:反撃!(やったれ!)
血と悪意と人間のダークサイド=暗い狂気へのこだわりってことでは、まさに内藤瑛亮監督らしい嫌な感じにあふれた作品です。ホラー映画的な「殺し方のショー」の要素もありますが、その中に、「怒り」や「哀しみ」や「愛」が感じ取れる作風は、『先生を流産させる会』や『パズル』にも共通する内藤瑛亮らしさなのでしょう。
大江戸時夫の東京温度
2018年4月26日
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