オンリー・ゴッド:作品を観た感想(10)

オンリー・ゴッド
キャストの演技をほとんど無表情にすることで、可能な限りの「不安」と「感情」を掻き立てる演出になっていると思う。バイオレンスシーンの雰囲気は張り詰めていて、監督の手腕はさすがという感じ。ただコレは相当好みがわかれる作品ですね。全体になんともいえない異様な雰囲気が流れているのですが、カラオケシーンははとくにそうだった。緊迫感みなぎる音楽もまた異様な雰囲気があふれていた。
いやいやえん
2015年6月2日

オンリー・ゴッド
★★ 赤や青を強調した暗めの映像や耳に残る音楽、ゆったりとした展開。個人的には、この世界観は嫌いじゃない。こういう世界観が好きな人にはたまらないと思うが、それ以外の人には、まぁお薦めは出来ない一本かなぁ。
だらだら無気力ブログ!
2014年5月28日

映画:オンリー・ゴッド Only GOD forgives これはこれでアリ(笑)なダークワールド。
謎なシーンも何カ所かあり、難解さに輪がかかっているので、世間の評価は「賛否両論」。当ブログ的には、これはこれでアリ(笑)なダークワールド。「ドライヴ」同様に、レフンだからできる独特のムードを楽しめばいいのでは?というスタンス。だが前作も観ていないで、今作から始めようとするのは「絶対」お勧めしませんが(笑)。
日々 是 変化ナリ〜DAYS OF STRUGGLE〜
2014年3月8日

オンリー・ゴッド
★★★ いやーきつかった。映像は絵画のような不思議な雰囲気なんだけど、過激なバイオレンス描写とっていうかすごかった。この映像の世界っていいっていえるんかな〜気持ち悪くなる感じもあるんだけど、女性は美しく映っているのは確かだよね。でもさあ、なんか目をおおいたくなる残虐なシーンなんだよな〜。Nakajiには理解できない世界だったな〜。
C’est joli〜ここちいい...
2014年2月27日

オンリー・ゴッド
ヘタなホラー映画よりもホラーです。マニア向けなんですけど、ストーリー全然ないんですけど、不思議とけなす気になりません。これはこれでアリってことなんでしょうかねー。
うろうろ日記
2014年2月14日

「オンリー・ゴッド」:スタイリッシュ
一番ぶっ飛んでクレイジーなのが、クリスティン・スコット・トーマスが怪演する「母親」。それとの対比という意味で、ライアン・ゴズリングの寡黙な狂気も、良いバランス。タイ人の元警官=「神」の、独特すぎる存在感。あの刀! あのカラオケ姿! あの冷酷な残忍さ! 凄いキャラです。アクションもしっかりこなせるし。赤と青の光に彩られた映像が圧倒的。台詞の少ない中で、ゆったりとした完成度の高い映像が、美術、撮影ともども映画の魅力を高めています。バイオレントではあるけれど、クセになりそうな強い個性と風変わりな味で引っ張っていってくれるレフン作品からは、ますます目が離せない感じですね。
大江戸時夫の東京温度
2014年2月9日

赤い闇〜『オンリー・ゴッド』
本作の舞台はバンコク。デンマーク出身の監督が持つアジアへの親和性に、不思議な感覚を憶える。しかし、「怪作」 との前評判は伝わっていたが、ここまで思い切った(振り切った?)作品になっているとは。
真紅のthinkingdays
2014年2月6日

『オンリー・ゴッド』 カラオケを嗜む神
物語の単純さと比べ、表現方法はかなり奇抜なものだ。この映画でジュリアンが過ごすムエタイ・ジムの場面は、画面が赤の基調で統一されていて、ほとんど悪夢のなかにいるような印象で、次第に描かれているのが幻想なのか現実なのかあやしい状態になっていく。予告では「なぜこの映画が笑い飛ばされないのか理解できない」というコメントが紹介されているが、ほとんどユーモアすれすれのぶっ飛び具合であることは間違いなく、笑うよりも呆気にとられた。
映画批評的妄想覚え書き/日々是口実
2014年1月31日

「オンリー・ゴッド」
前半の30分は10分でよし。中盤30分は要らね。後半30分は15分にできる。まあつまり、だらだらな訳よ。もちろん私の印象ではね。30分以内の作品だったら良かったのに。「血のような赤」を基調にした映像。凄まじいまでの暴力描写。そういうのは私は決して嫌いでは無い。むしろ、アジアの暗いじっとりとした質感を表していて雰囲気にのめり込めるとさえ言える。
ここなつ映画レビュー
2014年1月29日

オンリー・ゴッド〜正義の逆転
★★★ 裏社会は徹底的に血のような赤に染まる映像。ジュリアンの動作はタイの舞踊のようにスロウな動きだ。反面、カラオケで正義の凱歌を唱えるチャンは、日本的には脱力な凱歌なのだけれど、これはこれで美しき神話なのかもしれない。
佐藤秀の徒然幻視録
2014年1月28日


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