ミラーズ:作品を観た感想(35)

映画『ミラーズ』
★★★ 冒頭から「痛い」シーンが来ます。こういったホラー作品の「痛さ」は一昔前のブームの「痛さ」とは倍増している様に感じるのです。早い段階で不思議な(怪奇な)現象が起こり始め、一気に物語が加速していくのですが、なんだか「ん?」と思う展開になっていきます。どうやらStoryが右往左往して散らかってしまっているように思えますね。「鏡」の世界をもっと巧く活用して展開していこうと試行錯誤したのは十分に伝わってくるのですが、結局超常現象的な形で落ち着かせた!という印象を受けてしまいました。
〜yatsufusa〜
2009年11月25日

鏡地獄
鏡像が実体を操るというのは目新しい発想ではないが、映像技術の発展が新鮮な驚きと恐怖を齎したことは確かだ。ゲリーの死亡現場を撮影した写真から、実体と鏡像とに僅かな差異をベンが発見する場面は、探偵役としてベンが適任であることを示す好例であり、二つの世界が写真の中で並立する瞬間。ベンがアンナ・エシカーを拳銃で脅して同行させる場面は、今のキーファー・サザーランドだから成立するのであって、普通ならば考えられない展開だ。脚本家は何を考えているのだ!
MESCALINE DRIVE
2009年9月19日

「ミラーズ」(MIRRORS)
★★★ ベンは霊と壮絶な闘いを繰り広げ、決着をつける。これで、ハッピー・エンディングを迎えるのかと思っていたら、全然そうではなかった。このラストは、賛否両論あると思う。従来のハリウッド・ハッピー・エンディング型を想定していた人は多かったのではないか。何となく肩透かしを食わされたようであり、カタルシスもないような感じだ。ただ、誰も予想しない衝撃的な結末を示したのは、映画的に奏功したのかも知れない。
シネマ・ワンダーランド
2009年9月8日

ミラーズ
「24」の不条理版みたいな感じです(笑) しかし、怖い。そんな殺し方をしなくても、、、と思いますが。というか、自分が映るものって身の回りに結構あるのだなって改めて思いました。ラストは、え?って感じなので、原作の方を見て観たくなりました。こちらもホラーなんですよね。オープニングの音楽が良いです。ホラーって、意外なんですけれど、音楽って大事なんですよね。
映画、言いたい放題!
2009年8月5日

映画『ミラーズ』を観て
★★★ ベンを演じるキーファー・サザーランドは「24」で売れっ子だが、私はそれは観ていないので彼自身の演技や個性については過去の出演作でしか判断できない。彼自身がこの作品の脚本に惚れこんでスケジュールを調整し製作総指揮まで担当。それほどまでに入れ込んでいるのだが、前半と後半と違う作品を2本観たような構成だったと感じてしまった。どちらかに的を絞っても良かったのでは...というのが私の感想!
KINTYRE’SDIARY
2009年7月27日

ミラーズ
オカルト的な描写がなかなか上手くいってると思います。心理寄りなのもよい。起こったことが現実の自分にも起きるというのは面白いですよね。冒頭の自分の喉を切り裂くのもイケてましたけど、妹のあれはスゴイかったな…。鏡が鏡として機能していることが恐ろしいという意味では素晴らしいホラー作品です。ただ、キーファーさんはどうしても24のジャックの印象がどうしたって強いので、それを払拭するのが課題でしょうね。
いやいやえん
2009年7月2日

ミラーズ
★★★★ 鏡こわ〜い!!! もう、しばらく鏡をひとりで見られない〜! っと思ったけど大丈夫だった。一番不気味だったのは修道女のおばあさんだよ。あのひと、いい人、悪い人、どっち?
映画初日鑑賞妻
2009年2月3日

ミラーズ☆独り言
鏡の中で起こったことが、現実の自分の身に降りかかる恐怖…ベンの妹の身にふりかかった災難が一番怖かった…。クライマックスで家族を守るために、それぞれの場所で姿の見えないものに立ち向かう父と母がほんとドキドキさせてくれました。鏡の中には魔物が潜んでいる…そして同じなんだけど別の世界がある最後のオチで、うまくまとめたなぁっと感心(笑) ラストのやられたなぁ〜って感覚になるほどなっと♪
黒猫のうたた寝
2009年1月31日

☆「ミラーズ」
★★★ 家族に災いが降りかからないように、鏡を片付けたり、ペンキを塗ったり…鏡の仕業だと、誰に言っても信じてもらえないベン。それにしてもこの家、やたらミラーが多かったね。途中までは、同僚射殺警官で精神病系のダメダメ主人公…やることなすことジコチュウでイライラするぅ。…救いようがない作品だな…。と思ったけど、最後のオチがあったおかけで、許せる作品になったね。
☆☆ひらりん的映画ブログ☆☆
2009年1月14日

「ミラーズ」直視できないシーンありご注意
★★★ 何かから逃れて更衣室のような所に逃げ込んだ男。冒頭の掴みとしてはOKだけど、怖すぎる。生活のそこらじゅうで自分の姿を見ることができる、それは鏡であったり、ショーウィンドウだったり、だから鏡の恐怖ってのは分かるから余計と怖さは増幅する。ホラーを宣伝しながらたいしたこと無いのが多い中、これは充分及第点。怖いもの見たさならオススメ。人間の心の底の「悪」なる部分はなんとなく納得できる。
soramove
2009年1月11日

『ミラーズ』@九段会館(試写会)
★★★ キーファー・サザーランドが主演で役が元警官ならファンなら観たくなるでしょう。これはサスペンスというより〜。ホラーです! 完全に怖がらせようと作ってます。展開と結末は見えますし、博物館や鏡を使ったことをもう少しうまく活用して魅せる工夫がほしかったなぁ。ホラー仕立てにしなくても充分なものなのに惜しい。多くの作品がmixされた感じです。
たーくん'sシネマカフェ
2009年1月7日

353「ミラーズ」(アめリカ)
★★★ さすがに鏡を題材にしたホラーというのは、鏡自体が何となく神秘めいたものであるのに、そこの色々と恐ろしいものが映ると怖さ倍増である。ただ、ベンや前の警備員に見えたのに、もう一人の警備員に見えなかった理由は? どこか心を痛めている人間だから見えたのだろうか? まあこの手のホラーに細かいことを突っ込んでもしょうがないかな。それでも結構怖がらせてくれ、驚かされるシーンも多くて面白かった。
CINECHANの映画感想
2009年1月6日

ミラーズ
どこか不思議な鏡に映る世界、もしもの世界がフィーチャーされる。鏡の中にいる存在はなにか?やがて家族にも危害が及びはじめる。姿を映すのは鏡だけではなく、濡れた床やドアノブといったあらゆるものに映っていることに恐怖する。すべてが解決したかに見えたエンディングに、一ひねりあって余韻を残している。劇中のショッキングなシーンが脳裏に残って、鏡をつい覗き込みたくなるかも。
CINEMA見聞録
2009年1月5日

「ミラーズ」
話の筋もそれなりにきちんとできている。妻役のP.パットンや、そばかすだらけの息子・マイケルは作品の空気に十分溶け込んでいた。クライマックスへの展開はいただけなかった。「エシィカー」の謎にもう少し捻りがあっても良かったと思うし、何よりベンが強引過ぎ。ただ、一定の落とし前を設けてあったのは、製作側の良心だったとも理解できる。予告はやっぱり見せ過ぎ。
☆ EL JARDIN SECRETO ☆
2009年1月5日

ミラーズ (2008)
★★★ 前半は面白くなかったですね。謎の"エシィカー"探しを始めるところぐらいからミステリー要素が加わり、話が動き出した感じがありました。このあたりで話題シーンがあるんですが、コレは見事でしたね(笑) あーなるか!?と唸ってしまいました。さすがアジャ!グロいところは人の倍グロく、力が入ってました。うーん、終わってみれば韓国ミステリーの大雑把ハリウッド仕立てといった感じでしょうか。
カタヤマ 無断でブログ
2009年1月5日

「ミラーズ(MIRRORS)」映画感想
★★★★ 現代社会は至るところに鏡が存在するもんだ、と改めて思い知らされると同時に鏡の中だけに映る悲惨な人達はかなり恐ろしい映像でした。鏡の中で起きた事柄が現実世界でも起きるってのも防ぎようがないだけに恐ろしげでした。その目的を探る過程はホラーとミステリーを兼ね備えた展開で、結構興味深かったです。ラストのオチは捻りが効いてた!これは善い終わり方でしたね、中々面白かった。
Wilderlandwandar
2009年1月2日

ミラーズ
★★★ SAWでグロ映像は見慣れちゃってるんだけど、妹さんはかなり強烈なインパクトがありましたね。突然、鏡に恐ろしい映像が映ったり、いきなり音でビックリさせたりとかマンネリな威しかただったけど、体が音に反応しちゃってました。しかもさすが不死身のジャック・バウワーだ!とおもいきや・・・オチは全然よめてなかったなかったのでけっこう楽しめました!
Lovely Cinema
2008年12月31日

映画「ミラーズ」
"24"さながらの緊迫感で謎の解明に走り回るけど、なんだかチョット空しい感じです。家族のためとはいえエシィカーは可哀そうだし、いかにも自分の都合だけってカンジだしね、それでもラストシーンにはなるほどウーンって思わされる。あのラストシーンで、その、逆の世の中がどうなるのか、もう少し引っ張ってほしい気がする。
茸茶の想い ∞ 祇園精舎の鐘の声
2008年12月30日

ミラーズ を観たゾ
全編不気味な効果音とBGM満載なので、鏡が背景に映る場面は何かが起こるのでは?観る方も思わず身構えてしまう。でも今作の鏡の中に写るモノは鏡の中から写る人間を…。ラストの展開は[サイレントヒル]を連想してしまいました。三面鏡での合わせ鏡は当分出来そうに無いです。
ヤジャの奇妙な独り言
2008年12月29日

ミラーズ
★★★ 心臓に悪い作品でした。"間"の計り方が上手いのか、気が緩んだ時に ぎょっとさせられる映像が映ったり、何かが飛び出してきたり、と。おまけに殺され方もひどくて…妹はあんまりだと思いました。他にも観ることができなくて、目を瞑っていた場面が結構ありました〜。そしてラストはと言うと…。意味がわかるオチはよかったのだけど、逆にあのオチで疑問が増えて、かなり後味が悪かったです。
りらの感想日記♪
2008年12月29日

「ミラーズ」
確かに怖いことは怖かったのだが、何となく納得いかない話に、すっきりと怖がれなかった。もうちょっとちゃんとした理由づけが欲しかった。オチだって発想としては悪くないのだが、鏡の秘密が分かったからにはああはならないんじゃないかと思ってしまった。何ともモヤモヤが残るストーリーに、舞台設定としては面白かっただけに残念な気持ち。まぁ、B級なだけにこんなものかもしれないが…。
古今東西座
2008年12月28日

ミラーズ
作品はどっちかと言えば「オカルト系」ですよね。予測して観るような作品じゃないです。それなりに「オチ」は面白かったです。(ああ、なるほどね。)と思いました。なぜ元刑事のベンがあんな目にあったのか?ちょっとわからなかったなぁ。誰でも良かったのか?必然だったのか?どうも、ボクには「必然だった」ように思ったんだけど。最後まで気を抜かずに観る必要がありますね!面白かったです。
SUPER BLOG.JP
2008年12月28日

ミラーズ
前半からオチ前までは良かった。前半は[ブロークン]みたいな鏡の中に映る自分が鏡の中の自分を殺すことで、現実の自分を殺したりと結構どうなるんやろかと期待できる感じだったんですけど、オチのところでアクションになってしまいがっくり。家族のために一人の人間を犠牲にする行為を平気で行うベンには感情移入が一切できなかったし、なんだか微妙な映画でした。
だらだら無気力ブログ
2008年12月28日

ミラーズ
★★★ ホラー好きには少々物足りなく感じるかもしれない恐怖の描写も、ホラーが苦手な人にとっては耐えられない迫力があったかもしれません。それと、どうも腑に落ちない場面が幾つかあって。そっちが気になってしまいました。ベンの取った行動には理解を示せなかったとは言え、クライマックスの壮絶な映像も迫力満点でした。それと最後の最後の展開、かなりパンチが効いていて面白かったと思います。
映画通の部屋
2008年12月28日

『ミラーズ』
前任者が何かに追われてるように地下鉄構内に逃げ込んでくる冒頭からテンポが良く引き込まれた。この荒唐無稽な話を飽きずに見ていたのは、主役のキーファー・サザーランドのジャックっぽい演技(褒めてます!)と、映画のスピード感のおかげだと思う。嘘っぽくなかったのがいいし、適度にお色気を入れたりして楽しめる。謎解きもあるし、適度にドキドキして怖すぎない。全てが適度な感じでおもしろかった。
・*・ etoile ・*・
2008年12月28日

ミラーズ
★★★ 残念だったのは鏡の中の"何か" 鏡の神秘をもっと大切にして欲しかったです。ラストシーンなどは見ものです。本作は秀逸でした。キーファー・サザーランドが叫んでいる姿はもうジャック・バウアー以外に見えないです。俳優としてはマイナスなんでしょうけど、私のように、むしろバウアー=キーファー=ベンだからこそ劇場に足を運んだ人間も沢山いるはずで、一概には言い切れないですね。
LOVE Cinemas 調布
2008年12月28日

ミラーズ
★★★ 怖がりとしてはやはり廃墟の夜警のシーンはドキトキ。鏡を一切見ずに見回りをすればなんでもなかったんでしょうか。よせばいいのに首をつっこんでしまって憑き物系になっちゃいました。内容自体はそんなに恐くないんですが、音楽と効果音が大きく、そっちに驚きました。オチは某映画のラストに似た感じで好きな終わり方でした。あの後からどうするのかがとても気になりますねぇ。
映画鑑賞☆日記・・・
2008年12月27日

試写会「ミラーズ」
R-15指定になるぐらいなんで、ショッキングな映像も多少あるし、何度かビックリして、声を出しそうになりました悪霊とかいったホラー映画のようでもあり、統合失調症といった精神世界を扱った映画でもあり…難しいです。単純にサスペンス映画として観るのが、一番楽しめるかもしれません。
流れ流れて八丈島
2008年12月27日

試写会『ミラーズ』
とにかく前半はB級テイスト満載でちょっと退屈。ところがこの映画は恐怖の演出が巧いので後半は本当にいや〜な怖さをたんまり感じれます。映画を見終わったあと鏡を見たくない!鏡に触れたくない!と思わせるシーンもたくさんあります。いくつかのツッコミもありましたが、全体的に恐怖を味わいながら楽しめる映画です。でも怖い映画が苦手な人にはオススメできない映画ですね。
めでぃあみっくす
2008年12月27日

ミラーズ
★★★★ オープニングの反転,映り込みのNYの街並が現代アートのようで面白い。同僚を撃ってしまった後悔を軸に,正義感・恐怖・困惑・好奇心がせめぎあい,次第にマイッていくベンの様子が迫真。彼が直面する不気味な現象の怖いこと!正視できないショッキングな場面も…。ホラーだけでなく,謎解きも優秀。少々強引なラストは衝撃というよりブルッ。背筋冷たい余韻を含み,複雑な後味で幕が閉じる…。
Akira's VOICE
2008年12月27日

映画「ミラーズ」を採点
屁理屈で悪霊を語るのはおかしい、必然性がない。折角ここまでサスペンス映画風にハラハラドキドキさせてきたのに…スプラッター・シーンはグロいですが、怖がらせるのはあくまで音、映像的にもっと脅しがないと緊張感もテンポも生まれない。良かったのは冒頭のメイン・タイトルの背景映像。鏡の世界を象徴して、ニューヨークの街の空撮映像などを縦に二分割して万華鏡で見るような映像処理をしています。
ディレクターの目線blog
2008年12月27日

「ミラーズ」
結構怖くてそれなりに面白かったんだけれど、途中あたりから興醒め。やっぱり日本人にとって悪魔って恐怖の対象じゃないんだよね。幽霊だったら怖かったんだけど…。でもゾッとするシーンもあり。彼が鏡越しに見る火災の被害者達の姿は恐ろしいし、ベンの妻が目撃する動かない鏡の中の息子の姿も不気味。大味なラストなんて思っていたのですが最後の最後で大ドンデン返しが!
It's a wonderful cinema
2008年12月27日

『ミラーズ』 (Mirrors)
キーファーが久々にスクリーンに帰ってきた。鏡の中の自分が自分でないようなシーンや鏡に邪悪な霊が宿るという古典的な恐怖だが、どんどんと作品にのめり込んでいき恐怖感をあじわった。クライマックスの結末も本当に起こったら怖いと感じるだろう。
Mooovingな日々
2008年12月27日

 『ミラーズ』
★★★ 『24』のスピンオフ作品ホラー映画バージョンとして、来年の『リデンプション』と『シーズンZ』までのつなぎとしての役割は十分に果たせる作品になっていた。ホラー映画に感動などなくてもかまわないので、面白くてかなりこわい映画にはなっていた。
映画の感想文日記
2008年12月26日

ミラーズ/MIRRORS
★★★ ちょっとオカルト入ったスーパーナチュラルスリラー?オープニングでグッと怖さ惹き付けておいて、その後はやや淡々としてるものの、緊迫する中で突然脅かしたり…。中盤ではエイミー・スマートの衝撃映像があり、後半でなかなか面白くなっていくもジャックバウアー頑張りすぎ!(違うって)ってがっかりしたところへまだ終わってなかった。このラスト好き。鏡覗くのも怖くなるかも?
我想一個人映画美的女人blog
2008年12月18日


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