ジュリエットからの手紙:作品を観た感想(17)

ジュリエットからの手紙
50年前に書いたジュリエットへの恋の悩みを綴った手紙の返事が返ってきたら?設定が素敵ですよね。若かりし時に実らなかった恋。その恋人を探すというストーリー展開は一本道ながらも、爽やかな気持ちになれる作品でした。「愛に遅すぎるということはない」など、イタリア男性の愛への情熱が強いのって独特だよね。本物のロレンツォがまた激渋でした。ヴァネッサ・レッドグレイヴさんがエレガントで素敵だったなぁ。こういう年のとり方をしてみたい。
いやいやえん
2011年11月14日

「ジュリエットからの手紙」
この映画の主役は何と言ってもヴァネッサ・レッドグレーヴとフランコ・ネロであろう。この二人がいなければ、この映画の説得力、つまり若い二人の恋の為に背中を押す場面の説得力は生まれなかったのではなかろうか。本作の二人を見る限り、それは、単に役柄を忠実に演じているというより、最初に出会ったときの想いがそのままであることがひしひしと感じられる。この映画は、ヴァネッサ・レッドグレーヴとフランコ・ネロの愛のドキュメンタリーという一面があるのでは。
映画と出会う・世界が変わる
2011年7月12日

「ジュリエットからの手紙」 愛は決して遅すぎることはない
傷つくのが恐くて踏み出しきれなかったりしたことがあったりしますが、踏み出せなかったことでまた長い間後悔してしまう。まさに本作のクレアがそうなのですけれども。そしてクレアだけでなく、その言葉を書いたソフィ自身もその勇気があるかどうかを試されます。ソフィは自分の言葉で勇気を与えられ、そして行動したクレアを見て、ソフィもまた勇気をもらったのです。今は勇気がなくても。ほんとうに愛があるのならば、また勇気をもって行動できることができるはず。やはり「愛は決して遅すぎることはない」ということなのでしょうか。
はらやんの映画徒然草
2011年7月3日

ジュリエットからの手紙
★★★ ストーリー自体はよくあるお話であり、ご都合主義的な筋の展開ぶりとは言える。とはいえ、元々がラヴ・コメディですから、こうしたファンタジックな作品にくだくだしくいちゃもんを付けても始まりません。些細なことは言い募らずに、ヴェローナにある「ジュリエットの家」を話の起点にするなどのなかなか鋭い着眼の方に目を向けつつ、主演のアマンダ・セイフライドの魅力を存分に味わうべきではと思いました。
映画的・絵画的・音楽的
2011年6月4日

*ジュリエットからの手紙*
ロマンティックで心温まる、素敵な映画でした。"もしあの時”をそのまま抱えていくというのも辛いこと。う〜ん..この映画のような別れ方をしてしまっていたら、このあたり考えてしまいますよね〜。積極的な行動を起こすことも大切かもしれません。舞台のほとんどがイタリアの田舎。トスカーナの田舎はオリーブの木立に小麦畑〜スローフードの発祥の地ですからそういうのが改めて羨ましく映りました。ソフィア役がアマンダできれいなんだけれど、なんといってもヴァネッサ。70歳を超えた今でも凛とした美しさと上品さをキープしていてほんときれい!
Cartouche
2011年5月29日

『ジュリエットからの手紙』
本作は軽さが持ち味のロマンチック・コメディの形式で作られている。ところが、クライマックスの場面である違和感が発生した。フランコ・ネロが登場したからだ。白馬に乗った王子というより白馬に乗ったマフィアのドンといった印象が強い。彼が運命の恋人を演じることに対する違和感が最後までつきまとい、なぜこんな荒くれ者のギャングみたいな男性に恋したのか、不思議な感覚だけが残った。危険な雰囲気の男に魅力を感じる女性だったのかも知れない。ソフィとチャーリーは次第にひかれ合っていく。ソフィは婚約中だが、、許せる範囲ではあった。
映画の感想文日記
2011年5月26日

ジュリエットからの手紙〜半世紀後版恋愛専科
★★★ 連想するのは約50年前に製作された[恋愛専科]、というか本作は半世紀後版[恋愛専科]という気がする。「ロレンツォ・バルトリーニ」という名前は現地では有り触れていてロレンツォツアーになってしまうのだが、既にお墓に入っている「ロレンツォ」って、ドナヒューリスペクトなのかなあ、と思えてしまう。色々スッタモンダがあって最後はハッピーエンドなのも[恋愛専科]仕込み。一番劇的なのはラストかもしれない。最近すっかり姿を消して見かけなくなった"The End"の字幕が出てきたのはサプライズだった。そのレタリングも[恋愛専科]とそっくり。
佐藤秀の徒然幻視録
2011年5月25日

「ジュリエットからの手紙」
映画のストーリーは究極と言って良いほどロマンティックなラヴ・ストーリー。ポスターに"古典的ハリウッド・ラヴ・ストリー"と書かれている。50年前の初恋相手探し…ハッピー・エンディング以外の何ものでもないだろうと、最初から映画の結末は読めているが舞台となったトスカーナの景色が美しくて、美しくて…シエナの街でもロケされていた。ヒロイン、ソフィを演じるアマンダ・セイフライトがキュート全開。ガエル・ガルシア・ベルナルはパーフェクトなキャスティング。実際に夫婦であるフランコ・ネロ&ヴァネッサ・レッドグレーヴのカップルはナイスだった。
ヨーロッパ映画を観よう!
2011年5月23日

『ジュリエットからの手紙』・・・二通の手紙と邦題のセンス
50年前の初恋の思い出を辿る老人とそんな祖母の行動に否定的な孫の青年。これにソフィが加わっての車の旅があるときはコミカルに、あるときはシリアスに、そしてまたあるときはロマンチックにと様々な雰囲気で描かれていく。最後はハッピーエンドとなるのだが、同姓同名をしらみつぶしに訪ねたクレアに対し、ソフィの恋の行方も同姓同名絡みのシチュエーションで一瞬ヒヤリ。こういうシャレの効かせ方はなかなか巧い。ひとつ引っ掛かるとすればソフィに婚約者がいること。新しい恋人に惹かれていく彼女の心の動きがイマイチ伝わってこなかった。
SOARのパストラーレ♪
2011年5月20日

「ジュリエットからの手紙」 あの時、別の選択をしていたら・・・。
★★★ ベタを承知で映画の世界へ入り込むと、ラストまで頭の中で想像する通りに進行するが、それは感動を損なうことにはならない。だって期待を全く裏切らないからだ。50年前に諦めた恋人を探す旅。クレアが、皺くちゃなおばあさんだけど気品があって美しい。ブドウ畑や果樹などきれいに整理された土地の豊かな様子。風の匂いさえ届きそうだ。なんてことない強い日差しを思わせるシーンもこの映画を引き立てている。まさに思った通りの結末。でもこの映画に求めるそのものなのでこれはこれでよろしい。見たらちょっと幸せな気分になること確実。
soramove
2011年5月19日

ジュリエットからの手紙
★★★★★ イタリアの美しい風景、きれいな車たち、それだけでも観る甲斐のある映画です。そしてこのSTORYに感動しました。
犬・ときどき映画
2011年5月16日

その髪をとかしてみたい 「ジュリエットからの手紙」
ベタなラブストーリーが得意な監督(遺作)のようで、50年前のラブレターだの、孫の恋愛事情だの、おいおいと思いつつも観ていた。前半はほとんどイタリア紀行のようで、これ、最後まで見る? …というところでヴァネッサ・レッドグレーヴ登場。その存在感で一気にスクリーンが引き締まる。素敵なバアさん、、ほんとにそんな感じ。ロレンツォと再会するシーンは一瞬[ひまわり]を思い出すかのような緊張感に包まれるし、若い二人の展開もさわやか。それにしてもなぜ"ジュリエットへの…"という原題を邦題では"ジュリエットからの…"と反転してあるのだろう。
シネマ走り書き
2011年5月14日

ジュリエットからの手紙
楽しい物語でした。女性二人とクレアの孫チャーリーの3人の旅は、次第にいい感じになっていきます。"ロレンツォ"が数十人もいるのですけど、誰もがクレアを恋しているように迎えます。その陽気な性格はお土地柄なのでしょうか^^; また、何と言っても土地の雰囲気に感化されたように、祖母の恋人探しに反対していた悲観主義のチャーリーと自分の悩みを抱えていたソフィが少しずつ打ち解けていく姿が可愛かったです。こういうHAPPYなラブストーリーは何度出会っても楽しいですね。観終った時、今日の疲れも飛んでいった気分になった1本です。
とりあえず、コメントです
2011年5月12日

ジュリエットからの手紙
★★★★ 実にベタでクサイ物語なのだけれど、こんな話は大好き。ロレンツォ探しの珍道中はこれはかなりコミカルかつテンポ良く描かれていて面白い。イタリアの田舎の風景、街路樹以外は一面の畑だったりしますが、これが何とも牧歌的で気持ち良かったり。そもそも「ロミオとジュリエット」のお話自体が既に様々な作品のモチーフとされていて、その存在が既にベタなラブストーリーの代名詞となっているくらいですから…。クサイ演出で幸せを感じることができます。でも良いんです、観ていて心から嬉しく気持ちよいラストでしたから。
LOVE Cinemas 調布
2011年5月11日

ジュリエットからの手紙
★★★ "たまたま" がないとロマンティックなラブストーリーはできないと再度思った。イタリアの雰囲気とテイラー・スイフトの「Love Story」が心地よく流れており、意外と多くの人に好まれるラブストーリーとなっているように感じる。さらに「ロミオとジュリエット」と言えば、というシーンを盛り上がる部分でキチンともってきている辺りも良い。ヴァネッサ・レッドグレーブとフランコ・ネロ夫妻が結婚式を挙げているという憎い演出がラブストーリーを余計にロマンティックにさせている。ベタで先は読めてしまうラブストーリー展開ながら、アマンダの魅力も含めて結構満足いく作品。
Memoirs_of_dai
2011年5月3日

「ジュリエットからの手紙」優しさいっぱいの恋物語。
主演のアマンダ・セイフライドがめちゃめちゃキュート!チョットKYな婚約者を演じたガエル君、なかなかコメデイリリーフなキャラで、結構オイシイところを持っていっていました。クレアとその想い人であるロレンツォを演じたヴァネッサ・レッドグレイヴとフランコ・ネロ。"名優&名女優の共演"で、お2人だからこそ演じられた"運命の2人"の物語は決して重くなく、とても爽やかで感動的でした。そしてイタリアのロケーションの何とも美しいこと!その全てが眩い太陽の陽光の下、燦燦と光に満ち溢れていて本当にキレイです。これらの映像も必見!
シネマ親父の“日々是妄言”
2011年5月2日

Letters to Juliet /ジュリエットからの手紙 アマンダ・セイフライド
★★★ これは男性よりも女性向け。アマンダ・セイフライド好きならもちろん男性も楽しめるはず。内容は、よくあるパターンといえばそうなんだけど、彼氏がいるのに別の男性と知り合い、最初はいけすかないと思ってたのが段々、、過程っていうの描き方がうまい。孫役のクリストファー・イーガンがまたキャラぴったりなのが一番の勝因。素敵な老婦人クレアとの出会いもまた旅先での素敵な出逢い。イタリアの美しい片田舎の風景もあいまって、恋するオトメ、ハートウォーミング気分を味わえる。ロマコメ映画好きにはオススメ☆
我想一個人映画美的女人blog
2011年5月1日


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