ミッドサマー:作品を観た感想(9)

「ミッドサマー」
「儀式をいかに忠実に行ったか」の映画でした。この映画、そんなに素晴らしいとは思えないのですが、だけど好きな映画です。どうしてかと言うと、見た後に、ふとこの映画の事を考えている私がいました。映画を見る醍醐味は、その後どれだけ、その映画の余韻に浸れるかにもあると思うのです。
近未来二番館
2021年5月17日

「ミッドサマー」
ただのカルト集団。奇祭だかなんだか銘打っても、精神異常の集団というだけ。それを気味悪げに描くのみで、なにも得るものがない凡作。
或る日の出来事
2021年5月16日

ミッドサマー
★★★面白いかっていわれれば微妙だけれども、よくよく考えると、このホルガ村の人も90年に一度しかな行事なので、一度しか人生のうち経験出来ない祝祭なのですよね。期待してたほどの衝撃などはほぼほぼ予想可能だったのが残念。もっと明るく狂気的なのかと思っていました。
いやいやえん
2020年9月8日

映画『ミッドサマー』
なんか幻覚見せるクスリとか、踊りまくるコンペとかぐるぐるしてる画面のせいで観てる私もふら〜って酔いそうなところにどさーって血が出る場面とか禍々しい場面が繰り返されて心が弱ってたら観れない映画かも。いや〜〜気持ち悪いのに面白い。
よくばりアンテナ
2020年4月4日

「ミッドサマー」
とても怖面白かった。ホラーに、サイコに、スリラーに、カルトに、集団ヒステリーに、文化人類学に、表面を装わせた「悪趣味」だ。この「悪趣味」を面白がっている自分がいる。恐怖は、普通ならじわじわと、それとは判らない内に取り込まれてしまうというのが常なのだろうが、本作は違う。もう明らかに変だし、明らかに異常である。はじめちょっと変だな…と思っていたものが、加速度的に進行して行くのは見応えあり。あまりに加速度的過ぎて、変過ぎて笑ってしまう位なのだ。もはやギャグだと思ってしまう程に。
ここなつ映画レビュー
2020年3月17日

ミッドサマー
★★★★ よそ者に対して微笑みを絶やさず優しく接する地元民が、どのように豹変するのかもホラー映画としてのみどころであります。不穏さ、不吉さ、邪悪さを匂わせたら右に出るもののいないアスターは、緻密伏線をこれまでのホラー 映画にない斬新な表現で、その期待に見事に応えていた。祝祭には、正直いいようのない恐れと不安、まるで体全体に黒いもやがまとわりつき、やがては体全体を包み、すべてを奪い去っていくような、そんな恐怖を感じた。
映画に夢中
2020年3月12日

『ミッドサマー』観ると気が狂うかも知れない
★★★★ 非常に明るくて自然が美しい映像で、家族のように暮らしている村の温かさを満喫できます。私もぜひぜひホルガ村に旅行して踊りたくなりましたって、んなわけないじゃん!どうしてこんなに明るくこんな恐ろしい事が出来るんだ。劇伴と声が怖すぎ!ホルガ村へ入る前、ホルガ村へ入った後、事が色々起きるまでは割と長い。長いけれども、色々とあるので、そういうものをジックリ味わうといいと思います。個人的には、もう一回劇場で見たいし、リピートしたらホルガへ入ったばかりのシーンこそジックリと見直したい。
映画@見取り八段
2020年3月6日

ミッドサマー〜植物たちの反撃
★★★★ ヨーロッパでは夏至に妖精の力が強まり、祝祭が催されるという言い伝えがあり、本作もその言い伝え通りの流れだ。夏至の妖精は植物で、植物の反撃なのだろうか。ダニーらは地球温暖化についても議論していたし。地球温暖化で一番気温が上がるのは北極圏だというのはよく知られた現実だ。温暖化を抑えてくれるのは植物。本来、生えづらい北極圏にも植物が繁茂し始めるのは植物たちの反撃だろう。
佐藤秀の徒然幻視録
2020年2月29日

ミッドサマー・・・・・評価額1700円
★★★★ 作家の悪意全開、ダウナー系ドラッグでも決めて、天国とも地獄ともつかない白日夢を味わう様な2時間27分だ。前作に輪をかけて奇妙な世界観は観る者を戸惑わせ、「怪作」の名に相応しい。物語の構成要素としては「ヘレディタリー 継承」と重なる要素も多い。相変わらず嬉々として人体破壊をやってるし、画面のどこかが気持ち悪く歪みウネウネと動くビジュアルは、ゾワゾワする不快なムードに満ちているので、基本的には相当なホラー耐性がある変態さん向けの作品だと思う。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2020年2月25日


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