死の谷間:作品を観た感想(6)
死の谷間
★★★核汚染後の地球、谷間での女性一人と男性二人のアンバランスさ。教会を壊した木材で水車を作ることに成功するも、男同士の結末は直接描かないで、鑑賞者に委ねられているのがもやもやするわー。
いやいやえん
2018年11月7日
死の谷間
★★★★ 面白かったですね。何しろ、主人公がマーゴット・ロビー、そこへやって来た始めの一人、キウェテル・イジョフォー、そして、もう一人の男がクリス・パインという、3人しか登場しないのですが、だからこそおもしろいと思える作品となっています。女性一人が犬と暮らす谷間の村にやって来た男性2人、3人のベタな恋愛劇であったのが惜しいところ。3人の俳優の役柄への誠実な取り組みは評価できる反面、絶対に一人の男がいらなくなるはず。ということは、この展開がスリリングでサスペンスフルな殺し合いが起きるのですね。男女の三角関係の心理劇になるのは残念なかぎりです。
映画に夢中
2018年7月27日
ショートレビュー「死の谷間・・・・・評価額1600円」
★★★ 実質的主人公はキウェテル・イジョフォーのジョンだが、最後の彼の行動をどう解釈するかで物語の意味が180度変わる。絡み合う三人のドラマに、私はむしろフレッド・ジンネマンの「氷壁の女」を思い出した。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2018年7月10日
死の谷間(2015)〜ポワチエとイジョフォーの谷間
★★★ 水車の設置場所は汚染水の滝。ある種の原発みたいなものだ。まあ、水車発電だから再生可能エネルギー発電だが、何だかビミョーな設定ではある。
佐藤秀の徒然幻視録
2018年7月7日
『死の谷間』 ネオ・ジェネシス?
死の灰に覆われた核戦争後の世界のなかで唯一汚染されていない谷。どことなく『風の谷のナウシカ』なんかを思わせる設定だが、この作品が描こうとしているのは新しい「アダムとイブ」の物語ということになるようだ。
映画批評的妄想覚え書き/日々是口実
2018年7月6日
死の谷間
3人のあらゆる感情や心情の変化と機微を丁寧に描いていたように思えたと同時に、密室ではないけれど密室劇ばりの息苦しさや心苦しさが感じられてかなり静かな作りながらも見応え十分以上の作品だった。正直なところ捻りなしのよくある感が強くあったからキング色を強く感じられたことで思いのほかオモシロく観ることが出来たのかなぁと思わなくも。
風情の不安多事な冒険 Part.5
2018年6月30日
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