アシュラ:作品を観た感想(4)
17-108「アシュラ」(韓国)
★★★ かなり暴力に満ちた作品。圧倒的に暴力と悪意に満ちたバイオレンスであり、凝った展開もなかったが、その狂気に惹き込まれ、ドギョンの運命がどうなるのか気になる作品だった。
CINECHANが観た映画について
2017年4月15日
「アシュラ」
悪を止める人物や、悪の所業に深く反省する人物はここにはいない。だから、作品を観終わった後でカタルシスを感じることはない。それでも、悪に身を投じ、行くことも戻ることもできなくなってしまった男の哀切を感じることができる。役者が凄い。監督が描きたかった人間像「ろくな保証もなしに悪党のつかいっぱしりとなり不幸な最後を迎える人生とはどれほど孤独で辛いものか」を強烈に感じる作品である。単なるバイオレンス作品では終わらない、心にグサグサと突き刺さる作品である。
ここなつ映画レビュー
2017年3月21日
アシュラ
★★★ 韓国映画の特徴は行くところまで振り向かずに徹頭徹尾突っ走るところか。ラストが読めてしまうのが難点。ラストの曲がキリスト教の盛んな国らしく聖歌ぽいのは笑っていいのか悩ましい。
佐藤秀の徒然幻視録
2017年3月7日
アシュラ
ひとことで表すなら“強烈”。半分過ぎたあたりのカーチェースのシーンもすごい。シーンを切り出して観てもすごいが、ストーリーの転換点としての構想力にも感嘆を禁じ得ない。とにかくこういう分野では、とても邦画は太刀打ちできないことを再確認。
あーうぃ だにぇっと
2017年2月13日
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