夜明けの祈り:作品を観た感想(2)

『夜明けの祈り』 信仰と命と
『夜明けの祈り』の冒頭を見て、ああ、まぎれもなくポーランドの風景だなと思った。シンプルな構図も、色彩に乏しくモノクロームに近い画面も、音楽が入らない静謐さも、かつてのポーランド映画の空気に似ている。バルト海に近い北ポーランドの平原地帯で撮影されている。良い映画だった。ただヒューマニズムにのっとったこの作品、悪魔が青年僧を破滅させる『尼僧ヨアンナ』のように何十年も記憶に残るかというと、うーん、どうだろう。
Days of Books, Films
2017年8月26日

夜明けの祈り〜フランス映画祭2017より〜
やっぱり戦争は酷いなあとため息をつくような、心が痛くなる物語が綴られていました。作品自体は未来を感じられる展開になっていてほっとしました。でも、やっぱり印象に残ったのは、戦争がもたらす様々な非情さだったなと感じた1本です。
とりあえず、コメントです
2017年7月17日

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