インセプション:作品を観た感想(69)
『インセプション』 WOWOW
一つの側面を語るのであれば、「人体や意識の拡張」を扱うという事だろうか。サイバネティクスだったりサイバースペースだったり。クリストファー・ノーランのエライ処は、それを全てアナログでやった処。これでデジタル・テクノロジーをフィーチャーするとちんけなサイバーパンクになる処をアナログ&ケミカルで全て表現しきったのは大成功。そんな中で一番印象に残ったのはエレン・ペイジのおでこだったりする。自身の中に、おでこフェチの萌芽を認めた時には少々狼狽えたが、おでこ美人というのは居るのだなあ。あ、兎に角面白いですよ。
チャーリー式
2011年7月3日
mini review 11515「インセプション」
★★★★ なかなか想像しにくい現象ということでいえば、他人の夢に入り込む、複数の人間がひとつの夢の中で行動を共にするということだ。ノーランはまことに不思議なリアリティのある映像空間を成立させている。「夢」から覚醒する時の「キック」の合図が「音楽」であるということもなかなか興味深い。記憶の世界と現実世界の判別に使うトーテムも、独楽が永久運動をするか現実物理の法則にしたがって動きをいずれ停止するかというところに置いていたりするのもなかなかクールだ。どこまでが夢で、どこまでが現実なのか。ノーマンはその解釈を観客の側に委ねている。
サーカスな日々
2011年1月9日
インセプション
★★★ 夢を見ているのは実際には物凄く短い時間だということを利用して、その階層が深くなればなるほど、時間が遅く進むというのが面白いと思いました。音楽の使い方も面白かったです。映像は凄かった。あと、ケン・ワタナベの役が結構いい役だったので驚きました。今度はちゃんと日本人役だったし(笑) 他のキャスティングも良かったです。最後のシーンは、どちらにでもとれるという、観客に判断を任せるということみたいですね。[シャッターアイランド]も観客にゆだねるラストだったので、またか…という感じでした。
映画、言いたい放題!
2010年12月31日
インセプション
ほとんどが実写とセットという作りが非常に好感がもてます。想像したものをそのまま具現化させた手腕はお見事の一言。無重力状態とかどうやってるのこれ。ただアイデアが大きすぎて、それについていくのがなかなか大変。でもちゃんと説明があって判りやすく出来ていたと思います。観終わった後にあれはああいう意味だったのかなど考え初めて、そこで初めて監督の意図がわかる。これ、わたしたちは観終わった後にこの作品について考えることによって、監督によってインセプションされていますよ。
いやいやえん
2010年12月29日
インセプション (Inception)
★★★★ プロの犯罪者集団が難攻不落の銀行強盗を目指すかのようなクライムサスペンスのスリルと、007シリーズもかくやと言うほどの野外アクションの迫力、夢と現実の境が曖昧になるSFのワンダーな部分の融合も大成功を収めているのでは。ストーリーも見事だが、やはり夢の混沌さを再現したビジュアルは圧巻。街並みが自在に変形していく様には然程新鮮味を感じないが、記憶を基に作り上げられた無人の街から漂うキリコの"街の神秘と憂愁"のような怖さと寂しさは、良い夢と悪夢のぎりぎりの境目を表現したかのようで、まさにイマジネーションの勝利。
Subterranean サブタレイニアン
2010年12月23日
映画[ インセプション ]夢の中でアイデアを盗む
アイデアを盗む手口や、多層的に作られる夢の構造、新たなミッションの構成、コブの亡妻の存在など。いくつもの要素が盛り込まれ、はりめぐらされた伏線を解き明かしていく面白さ。ノーラン監督の場合、必ず緻密に計算された構成なので、複雑であればあるほどその楽しさは倍増する。ロバート・フィッシャーは、果たしてサイトーの目論み通り事業を失敗させるのだろうか。さらにコブは離ればなれになっていた子供たちと逢うことができたのだろうか…。ノーラン監督は、結末をいつも明らかにしてくれない。いじわるな監督さんだ。
アロハ坊主の日がな一日
2010年9月29日
「インセプション」 ノーランのイマジネーションが溢れ出ている
入れ子構造になった中の夢はその上層の夢よりもさらに時間の流れが遅くなり、これがこの映画に独特なスリリングさを与えています。広義のタイムリミットサスペンスと言えるかもしれませんが、この発想は今までにみたことがない斬新なものであると思いました。各階層で登場人物の動きリンクし、時間の流れの違いが今までに感じたことのないスリルを味わせてくれます。こういうリアルとバーチャルの境界の崩壊といったような今日的な話題を「夢」という原始的で馴染み深いもので描くというのが、ノーランらしいリアリティへのこだわりのようにも感じました。
はらやんの映画徒然草
2010年9月7日
『インセプション』 (2010)
私が求めていた作品とは、正反対の位置にある作品でした。外見は限りなく、好みなんだけれどねえ。これでも褒めているつもりです。画期的な作品だとは思うけれど、そんなことよりも、結局全部「夢」でしたで、逃げないところが、とっても「素敵!」な映画です。本当はアクションシーンだって、CGだって本格っぽいくせに、何故か中途半端にしか感じられない、その監督のスタンスのブレが、映画全体を娯楽超大作ではなく、とっても個人的な作品に見せてしまうところなんか、なんとも魅力的な映画だと私は思います。
よーじっくのここちいい空間
2010年9月3日
インセプション/Inception(映画)
★★★★ わからないならわからないなりに、それはそれで楽しめる映画だと思います。色んな映画や本からの影響がみられるのは確かですけれども、これはあくまでノーラン監督が脚本を書いたオリジナルであって、他の何でもないので、取り敢えず自分なりに観てみてねとしか言いようがありません。何年かしたら物凄い評価されてそうな映画な気がします。そして、ハンス・ジマーによるスコアは相変わらず素晴らしすぎます!
映画を感じて考える
2010年9月2日
インセプション/Inception
★★★★ 実はこの複雑な状況には大した意味もなければ、当然のことながら社会的なメッセージなんかがあるわけでもなく、あるのは映画としてのエンターテイメント性と、テーマとしては人間の無意識の中の意識、「これは映画ですよ!現実と混同するお話ではございませんよ!」みたいなことなんじゃなかろうかと思います。映画が単純に面白かったのもありますが、ディカプリオのシャッター・アイランドに近い演技も、日本が誇る謙さんも、とてもよかったです♪個人的にはマリオン・コティヤールとジョセフ・ゴードン=レヴィットの演技にはかなり魅了されました♪
『映画と音楽で生きてます』
2010年9月2日
インセプション
非常〜に複雑である程度予習してから観るべき映画のような気がした。夢の中の夢、夢の中のまた夢と、何層にも階層がある。同時進行なために頭の中でこれは浅い方の夢でこれが現実でこれが最深層だとか、深くなればなるほど混乱状態で、階層ごとのアクションをただただ楽しんでるような状態だった。この映画を一発で理解できた人はすごいなあと。そういえば[マトリックスレボリューションズ]、あの時を思い出し、いやそれ以上に難しい映画だった。もちろん大作だったし見応えは十分。視覚聴覚共に満足。間に合ってよかった。
ゴリラも寄り道
2010年8月25日
インセプション(INCEPTION)
夢の中に入り込むと言うことで、その中の世界はほぼなんでもありな状況。その中で複数の時間が平行して走っていくため、内容を頭の中で整理しながら見ないと、何が何だか分からなくなりそうなストーリーでしたが、私はそれが面白かった。ディカプリオは深刻な役が多めですね。でも、この人はいろんなタイプの役ができそうな気がするんですよねぇ…。一回コメディを見てみたい気がしています。やや複雑目のストーリー展開と主人公の心理描写、想像をかきたてるラストなど、まあ、見ごたえのある内容でしたので、お薦めしときます。以上、ご参考。
シネマクマヤコン
2010年8月23日
インセプション(感想171作目)
★★★★ 凄かったよ!大満足のダークナイト、ノーラン監督の最新作でデカプリオ&渡辺謙が競演だけで鑑賞を決めたが、夢の世界を皆が動き回るだったけども凄かった。前半が仕事&後半はレオ様の夫婦メインだったね。夢から情報を奪う企業スパイが居る世界に納得だけど、逆に夢で植えつける事を考える確かにアリだと思うし、情報を盗むより植えつける方が大変なのも分かる。現実&夢を確かめるのがコマなのは良い感じだったね。最後は実際に会社…。凄く気になるんだよね。
別館ヒガシ日記
2010年8月22日
インセプション / 84点 / INCEPTION
★★★★ 凄かった…ドラマとして面白いかというと、たいして面白く無いし、感動したかというとそういうわけでもない…ただただスゴイ!圧倒される150分!よくぞココまで知的探究心を刺激する映画(完璧な娯楽サスペンス映画)を作りよったな〜って、ただただ感心してもーたっすね。それにしても鑑賞後のパズルの組み立てが非常に面白い!そして非常に感動する。観終わった後に、この映画の本当のドラマが、観客それぞれのアタマの中で始まるよーに出来てるんすよねー。本作は観客の頭の中に、映画の種(アイデア)を"インセプション"したんすねー。
ゆるーく映画好きなんす!
2010年8月20日
Dear ノーランさん 「インセプション」
夢や記憶という設定をリセットすれば、 ようするにミッション遂行型のスパイアクションで、 誰もが楽しめる娯楽作品に仕上がって満員御礼ということなのだろう。 別に何のケチをつけるところもないが、 ハラハラドキドキの展開で引っぱっておいて、最後はあっさり覚めてカタルシス〜ってのはどうなんだろう。 すっかりビジネスライクだ^^ 映画自体が ある種の夢なんだから、 わざわざ複層にしなくても、すべてひっくるめてしょせん映画として見てるわけで、そんな夢の中で"現実もしょせん夢"などと言われるより"この夢は現実かもしれない"を志向してほしいんだよな。
シネマ走り書き
2010年8月18日
インセプション
この映画の主眼は、主演のディカプリオのラインよりもむしろ、ジョセフ・ゴードン=レヴィットに代表される最高にクールでかっこよくて斬新なアクションの方にこそあったと思うです。奇想天外な舞台で、通常ではありえない冒険を繰り広げてくれたのはディカプリオよりもゴードン=レヴィット。真の主役はこのひとだと思う。あの、無重力のアクションは、ほんと頑張ってくれたよねぇ。撮影大変だっただろうなぁ。でも甲斐はあったと思う。全世界がジョセフに大注目したと思う。今後の大ブレイクまちがいなし!"偽造士"のイームスのパートも面白かった。
キノ2
2010年8月17日
「インセプション(INCEPTION)」映画感想
★★★★ 夢に階層を作ってより深く潜ると時間が延びるとか、上層での出来事が下層に影響を与えるとか、凝った設定で面白かった。映像的にはイメージで夢の世界を構築するシーンとか、夢の世界が不安定になって崩れていくシーンなんかは迫力有って堪能させていただきました。チームで潜入した後別階層で独自の行動をとらなきゃならない場面、夢から覚ますきっかけ「キック」のタイミングを合わせる作業なんかは結構サスペンスでドキドキしました。主人公のトラウマが作戦の妨害をしてくるあたりも怖く、深みを持たせていましたね。飽きる所無く楽しめました。GJ!
Wilderlandwandar
2010年8月16日
インセプション
面白かったです!仕掛けは難解ですが、ちゃんと説明もあり観客が置いていかれることはないです。わくわくもドキドキも切なさも盛り込まれていて、レオを始め大好きなジョセフ・ゴードンくんなど好みのキャストが多数。しかも、それぞれが魅力的な見せ場があり、とっても楽しめました!ミッション実行の機内のシーンなどは緊張と興奮がありました!ここから怒涛の夢・夢・夢・夢と、何層にもなる世界でのバトルが展開されるのですが、スローが多用されている映像も、時間軸がずれていることでかなり効果的!レオの作品にハズレなし!大満足でした☆
to Heart
2010年8月16日
『インセプション』この映画を見て!
すでに2回鑑賞したのですが、メジャー系のハリウッド映画で久しぶりにクオリティが高い作品でした。始めてみた時は夢が幾層にも重なっている複雑な設定と夢の中で繰り広げられる迫力満点のアクションの連続に圧倒された2時間半。2回目はある程度ストーリーが分かった状態で見ているので、監督が随所に仕込んだ伏線の発見や主人公の妻に対する葛藤のドラマをじっくり味わうことが出来ました。映画のラストは観客の解釈に委ねる曖昧なシーンで締めくくられますが、あれが夢にしろ現実にしろ、個人的にはコブにとってはハッピーエンドだと思いたいですね。
オン・ザ・ブリッジ
2010年8月15日
インセプション
★★★★ 148分の映画ですけど、短く感じました。引き込まれましたね。わたしの中では、[ブラッドダイアモンド]という映画を観て、ディカプリオの評価が上がったんですけど、もともと横長の顔が、さらに横に広がりが増してるような気がします。役者の顔というのは、表現の一つだと思うので、これ以上横に広がらなければいいなと願います。これは批判ではなくて、願望です。渡辺謙を見てると「力」になります。
幕張コーポ前
2010年8月15日
インセプション
★★★ コレってそんなに難しい話ではないはず…なのに、なんでこんなにややこしくしてるんだろっていうのが正直な感想。私は退屈でした。それでも見たかったアノ"折れ曲がる街並み"映像は圧巻!あと、やっぱり同じ日本人として渡辺謙さんの存在!名立たる俳優陣と肩を並べての堂々の演技!! ジョセフ・ゴードン=レヴィットが今作では"肉食系"男子だったのはカッコ良かった。ちょこっとながらマイケル・ケインまで! でもさ、これ、レオナルド・ディカプリオ主演なんだよね。最近はさ、いい〜感じにオッサン化してくれて嬉しいわ〜。
映画道
2010年8月14日
インセプション
★★★ 夢を共有するとか潜在意識には3つの階層があるなど、如何にも心理学的知識に裏打ちされているかのごとくですが、全くのファンタジーであり、そんな装いを捨て去り、最近のSF物のように様々の可能的世界を渡り歩く話と理解すれば、ずっと受け入れやすいのでは? 俳優陣では、デカプリオはいつもながらの持ち味を発揮していますが、特に興味を惹いたのはジョゼフ・ゴードン=ヴィットです。第2階層におけるエレベーター内での作業を実に黙々とこなしている様は、この映画でも出色ではないでしょうか?
映画的・絵画的・音楽的
2010年8月12日
インセプション
この、夢の階層という設定は、おもしろさをつくってるものだと思いますね。手堅いキャスティングで、物語を有効にしてる。この映画は、実のところもう一度観る方がいいタイプな映画だと思うん。見落としてる何かがあるような気もします。エンディングが、あれは現実か夢かでちょっとした話題になってますね。私自身は、子供たちが顔をみせたというだけで判断してましたけどね。そういわれるとどう?という部分は多いです。夢について思ったり、観たっていう充足感と誰かと映画について語りたい。という気分を盛り上げてくれる映画ではあると思いました。
晴れたらいいね〜
2010年8月10日
インセプション
★★★ 半端でない難解さでした(笑) ロバートの夢の中は、いくつもの階層に分かれていて、階層を降りていくごとにさらに混乱。雪の草原での銃撃戦があるかと思えば 突然、無重力の世界。理解しようとしたけど、いったいどれが現実で夢なのかだんだんわからなくなってくる…。時折現れるコブの妻マルの存在も彼をどんどん追い込んでいってしまう。絶体絶命!? いったいどうなる!? と思ったら…。サトーのミッションはあれで成功したことになるのか?ずっともやもやした気持ちで見ていたけれど…やっと救われた気持ちになれたのでした。
voy's room
2010年8月7日
映画『インセプション』劇場鑑賞
★★★★ ハッキリ言って小難しい内容です!それでも作品の世界観に惹き込まれてしまうのは、"夢を共有"している為に、コブが抱えるトラウマが度々夢の中に現れ彼を窮地に追い込んでいったり、心だけ夢の中に取り残されてしまうリスクもあったりと、スリリングが常に隣り合わせ。ドキドキしながら見入ってしまうわけです。クリストファー・ノーラン監督は「作品を観て、どう感じるかは観客に委ねる」タイプ。この作品の終わり方は非常に曖昧というか、どちらにでも捉えられるような終わり方をしています。そこがニクイ(笑) あのコマが気になる!もう一度観たいかもっ。
続・蛇足帖~blogばん〜
2010年8月6日
インセプション
★★★ 難解なシナリオであるが、論理的に整備されたアカデミックな作風でもない。またエンターティンメントでありながらも、余り派手なアクションシーンもなく、かなり退屈だったことは否めない。こうしたテーマの深い作品は、単発映画には不向きである。2時間半が上映時間の限界点だからだ。本来であれば6時間以上かけなければ、この作品本来の持ち味は十分発揮することは出来ない。だからといって興行的に2〜3部作にするわけにもゆかず、無理やり一本に押し込んだ結果、中途半端な作品に終ったのではないだろうか。
ケントのたそがれ劇場
2010年8月5日
インセプション
かなり集中していないと今自分がみている映像が夢の中なのか現実世界に戻っているのか混乱してしまう。しかしそれはそれだけ夢の中の世界と現実の世界が区別がつかないほど素晴らしい映像がスクリーンにある証拠じゃないかと思いました。この作品は複雑で入り組んでるので1回目よりも2回目の方がよりストーリーも理解できたし、更にもっと深く理解する為にもう1回くらい鑑賞したいですね。レオくん入り組んだストーリーと精神的に追い込まれている役でしたが良かったですよね、これからもっともっといろんな役が出来るようになるの楽しみです。
Diarydiary!
2010年8月3日
インセプション (2010)
★★★★ 現実と夢がゴッチャになる世界。コブが現実と夢の区別をするためコマを使うシーンが多々出てくるんですが、これがラストに出てきて「さー、どっちだ!」と力が入ります。細かく摘んで見れば「おやおや?」と思うような設定の甘さもあるような…でもそれは夢の中だからいいじゃん!と言わしめるほどの映像美と娯楽性があった。難解なのは最初の説明だけで、設定になんとなく慣れてしまえばコッチのもの!(笑) 後は純粋にアクション&サスペンスを楽しめれば面白い作品間違いなしです。内容ほど小難しくしなかったのが良かったですな。面白かった!!
肩ログ
2010年8月3日
インセプション
★★★★ すごいよ!夢の夢のって入り込んでいくと、時間の流れもちがうから、現実では一瞬で終わることも時間がゆったりとすぎている。そんな中から自分で起きあがるのは音楽・痛み。これを産業スパイとして商売にしているところがすごい!!出ていた人すべてよかったね〜。でも、Nakajiはやっぱりディカプリオがよかった。自分自身がマトリックスをつくるのは、現実から逃げたいから??彼はそこから抜け出せているのか…。その苦悩の顔がもーなんともいえなくて…。突っ込みどころもあるんですが、この映画を作ろうと思った発想がおもしろいって思いました。
C'est joli〜ここちいい毎日を〜
2010年8月1日
映画:「インセプション」♪。
日本古来の伝統文化って美しい〜と、思いを馳せていると…!ん〜、上手いっ。この時「誰?」って思うある人物。その疑問がラスト直前に解明された時の快感ったら至福よ。私の一番好きな世界は二段階目。ふわふわの世界で優秀なスタッフが独りきり。別次元で闘う仲間達を護り、目覚めにいざなう。ジョセフ・ゴードン=レヴィット演じるアーサー、好きだなぁ‥。各々の世界で、時の流れるスピードが異なっているのも、不思議な感覚。脳が三次元で刺激される感覚が心地好い。レオ様演じるコブの心の闇の存在も良い。愛ある場所にコブは戻れたのか?
☆みぃみの日々徒然日記☆
2010年8月1日
インセプション (レオナルド・ディカプリオさん)
他人の夢(潜在意識)に入り込むという発想自体は目新しいものではありませんが、本作は夢の中の夢を階層が深くなると捉え、階層が深くなるにつれ、夢が不安定になったり時間の経過がゆるやかになるという概念。臨場感あふれる世界が展開されていました。コブと彼の妻モルの過去の出来事が徐々に明かされるのも興味深かったですし、インセプションの過程も一筋縄では行かず、ハラハラドキドキして面白かった。前半で若干苦労するかもしれませんが、世界観を理解できれば、緻密な世界観やちりばめられた伏線が繋がっていく快感を味わうこともできるでしょう。
yanajun
2010年7月30日
『インセプション』 独創の世界観が秀逸!でもハマるかハマらないかは、好みが分かれる
作品の醸す独創の世界観には、圧倒されるほどのクリエイティビティーを感じます。この着想、構造はすばらしい!けれど、その世界にどっぷりと入り込み、浸り、このトリップを満喫するにはちょっとコツが必要な気がします。僕は残念ながらハマりきれず、何層にも入り組む夢の世界には浸りきれませんでした。5人のチーム構成…これは絶妙ですね。特にジョゼフ・ゴードン=レヴィットがいい!そしてエンディングもいいんだな。"トーテムの独楽"はまわり続けれのか…!もう一度観てみるべきかな!? でも一回でわかる映画が本当にいい映画だよね。
ketchup 36oz. on the table
2010年7月29日
「インセプション」
★★★★★ 映像革命だわよ!90年代の[ジュラシックパーク]、2000年代の[マトリックス]、そして2010年にこの[インセプション]が来たってわけ。物凄い映像の圧力だわよ。こういう映画は劇場で見ないと、ぜったいにだめだと思うわ。あとは、複雑に絡み合った伏線が見事にはまった脚本にも注目してもらいたいところね。こういう映画は前半の設定説明がタルくなるんだけど、そこをがんばって乗り切れば、きっと深い感動がまっているわよ。ほんと、オススメ。この映画をリアルタイムで見れる喜びを感じて欲しい、そんな映画だわ。
ドゥル的映画鑑賞ダイアりー
2010年7月29日
【インセプション】どうやってここに来た?
★★★★★ 目に楽しいドキドキする映像。ああ言うシーンから始まったから、失敗と言う結末で終わるのかと思いこんでいた。どうせ…。と言う思いこみは、終盤になって崩される。夢の中にはいつでもモルと後ろ向きの子ども達がいて、それが不気味でも切なくもある。[シャッターアイランド]の時にも子供と切ない結果になったディカプリオ。ディカプリオは、いつになったら幸せになれるんだろう(映画の中でね)。何処から何処まで夢なのか解らなくなってしまう世界。コマは最後に、、、止まるんだろうか。
見取り八段・実0段
2010年7月28日
【インセプション】二層三層に仕組まれた世界
構造が解ればすぐに物語に入り込める。入り込める、どころか、結び目を解くようにコブとモルの過去が解るに連れ…切ない。3Dじゃなくても充分に奥行きのある素晴らしいセットや、何処からか現実か解らない迷宮のような映像ももちろん素晴らしい物なのだけど、この練り込まれたストーリーに感服する。後半は、ドキドキするシーンの繰り返し。アーサー役のジョセフ・ゴードン=レヴィットのクールさに目を奪われたりして♪ 見に行く日は、澄んだ頭でお出かけ下さい。
映画@見取り八段
2010年7月28日
《 インセプション 》
★★★★ 普段"夢"を見た時、空から落っこちたりしますよね。そんなアルアルが設定の随所に垣間見られます。むしろそういったことが物語の重要な要素になっています。監督のアイデアは、実は誰もが体験していることから生まれているのですが、それを形にしたことが凄いのです。"夢"が人間の潜在意識によって作り出されているのだとすれば、この空想が現実になる日も近いのではないかと思えてきました。ちなみに視覚に新鮮に訴えかける映像もさることながら、音響による迫力も凄まじいです。とにかく一気に駆け抜ける衝撃を是非味わってみてください。
映画 - K'z films -
2010年7月28日
「インセプション」夢はほとんど覚えていない
★★★★ 現在と過去、自分と他人の現実と夢の中、重層的に重なり合い、どこから夢でどこからが現実か映画の登場人物と同じ様に見ているこちらも混乱する。こんな映像体験はめったにできない。まさに支離滅裂な人間の夢の世界だ。頭の中で想像することも時に自分自身でも説明がつかないようなことを考えもするが、夢となると覚えていないことが多い。それは支離滅裂だからじゃないかと密かに思っている。そんな部分を映像として見せる。そんな困難な作業をひとつの完成形に見せてくれた。こういう映画を見るからまたまた次の映画に期待してしまうのだ。
soramove
2010年7月28日
インセプション よくもまあこんな凄いの考えるなぁ
夢の一般的な不思議が、巧みにストーリーに反映されている、見事に!自分の体験がそのまま映像になっているようで、とても不思議だった。国際色豊かで、そのことがこの映画の世界観を構築していたし、役者みんなが個性的なんだけどだれも負けていないし勝ちすぎていないしなので見事にはまっており違和感なし。ジョセフ・ゴードン=レヴィットってクールな男前やね〜! 斬新なストーリー展開とスタイリッシュな映像世界。SFアクション・エンターテインメントって分野で考えたら、この映画はしばらく今後の映画との比較の基準になりそうだわ。
労組書記長社労士のブログ
2010年7月28日
『インセプション』 @ワーナーマイカル板橋
★★★ 設定がとても面白い。サイトーから依頼されたミッション自体は、え?そんな理由?とちょっと拍子抜けしちゃう感じ。ですがそのミッションを遂行する過程が面白いです。夢の中なら思い通りの自由な世界を創ることができる。それはとてもいいことのようで、とても危険なこと。ただコブは潜在意識にもぐりこんでアイデアを盗む天才だったわけで、そっちをもっと描いてもらった方が楽しかったかなという気がしないでもないです。植えつける、というのも面白い設定ですけどね。ラストの見解は観客に委ねているのでいろんな解釈ができます。
映画な日々。読書な日々。
2010年7月28日
【インセプション】
夢、潜在意識の中へ入り込むというストーリーは斬新で興味深く、映像は所々にストップモーションを入れたり、夢の中で造り出す街、アクション等と素晴らしく画面にひきつけられました。面白かったのですが、正直言って私には1回観ただけでは理解できない部分がありました。コブは自らの能力によって大きな代償を抱え込んでいた。夢なのか?現実なのか?夢に囚われたモルを演じたマリオン・コティヤールの演技は素晴らしかった!!そして、標的にされたロバートと父の愛。キリアン・マーフィの演技好きでした。ジョセフ・ゴードン=レヴィットが好き〜♪
猫とHidamariで
2010年7月27日
「インセプション」
★★★★★ 夢という素材を出発点に、縦横無尽、天地無用、奥深くへと限りなく拡がる発想に驚く。発想を圧倒的な迫力の視覚効果へ結びつける技術に驚く。そして、発想の種を巧みに利用した綿密な脚本に驚く。特に、階層の深度によって時間の進行速度が異なるという設定と、夢と現実の世界を判断するトーテムの存在の効き目は絶大だ。もちろんキャストも良かった。どの場面も緻密に計算された効果が最大限に発揮されており、収束の手際良さもお見事の一言。最後の場面も憎いほどに綺麗なオチとなっている。
Con Gas, Sin Hielo
2010年7月25日
インセプション・・・・・評価額1750円
★★★★★ 本作は上映時間が2時間28分もの長尺だが、飽きる暇は全くない。夢の世界での葛藤と息つく間もない冒険の果てに、コブがたどり着いたのは…。物語の終わりは、物凄く絶妙なところでカットアウトされているので、彼のいる場所に関してはどちらの解釈も可能であり、観客一人一人に委ねられている。心情的にはコブは虚無の中でトラウマを克服したと思いたいところだが、このあたりで思考のキャッチボールが出来るあたりが、ノーラン作品の魅力だろう。もっとも、作品の全貌を掴みたくて、もう一回二回と観てしまいそうなあたり、相当に意地悪ではあるが。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2010年7月25日
十年に一本の傑作 ― 『インセプション』
架空の世界を構築してターゲットをつれこむ「夢の共有」が物語のカナメだが、本作の主題は「人の心は共有できない」ことにある。人間はおのれの心すらあやつれないのに、まして他人の心など! 夢強盗は、どの階層が現実世界なのか見失う恐れがあるので、手になじんだ小物をみな隠しもつている。ディカプリオの秘密道具はコマ。不安になるたびコマをまわし、現実が現実であることを確める。すべて夢であればよいのに、と願いながら。スクリーンでうごめく影さえ、人は共有することができない。おなじ絵をみても、ちがう像が網膜にむすばれる。
そのスピードで
2010年7月24日
☆インセプション(2010)☆
★★★★ アイデアがまず面白いですよね。ターゲットのロバートは盗みを防ぐ訓練をしていたようで…。目が離せなくなったのは、もちろん、斬新な映像だからということもありました。中でも、第1階層でのスローモーション、第2階層の無重力のシーンの映像は素晴らしくて、階層ごとから目覚めるシーンにもドキドキハラハラもんでした。まわり続けるコマ…だんだん勢いがなくなって倒れる?倒れろ(笑)と思っていたら…え〜〜〜!(驚) スッキリした気分を味わいたかったのですが(笑)まっ、これもありかも。やっぱりノーラン監督好きだなあ…。
CinemaCollection
2010年7月24日
インセプション
★★★★★ いざ本番の潜入&脱出アクションは上も下もてんやわんや,カタルシスだらけ,鳥肌の連続!無重力バトルにしびれた!終盤が劇的。その後感動。見せ過ぎない粋な締め方が最高。CGも使っているもののベースは本物,実写。だから,めっちゃリアル!すべてのアクションシーンが圧巻。予測出来ない展開で進行する独創性ある物語は,重厚で斬新で緊張感いっぱいでとにかく見事。コブが至らなさを自覚した贖罪と,その先の光には素直に感動。無限の希望であり地獄でもある夢の深さ怖さ面白さを体感させてくれる知的娯楽アトラクション,満足!
Akira's VOICE
2010年7月24日
『インセプション』・・・驚愕の脳内アとラクション!
複雑な概念の下、潜在意識の中で進行する壮大なアクション。仮想現実物をさらにひとひねりしたような画期的なアイデアに脱帽。そもそも夢という非現実世界もそれを見ている本人には少なくとも見ている間は現実なわけであり、ターゲットに対してだけでなく我々観客に対してもそうした心理を巧みに突いてくる。集中が途切れてしまうとそこで置いてきぼりは必至。2時間半に及ぶ長丁場を乗り切った先には格別の満足感が得られるので、これからご覧になる方にはぜひ集中してこの壮大な脳内アトラクションに挑んでほしいと思う。この夏オススメの1本!
SOARのパストラーレ♪
2010年7月24日
インセプション を観たゾ
要は装置が無ければ夢の世界に入る事が出来ない。装置を使う場面を見ると[MATRIX]を連想しました。ちょっと面白いと感じたのが「夢の中での時間軸」 何重にも寝てしまうと何れが本当の世界か分からなくなるので、夢の中に入る者は現実と夢を判断するアイテムを常備している。現実の世界では独楽は直ぐ回転を終えるが夢の中では永遠に回り続ける。これが第二の伏線となっていたりする。しかし‥二回ほど睡魔に襲われました。物語的に結構単純なのと説明が多い…。仲間も[オーシャンズ]的なエキスパート達って感じでも無く急遽揃えました感じの流れが原因。
ヤジャの奇妙な独り言
2010年7月23日
インセプション
内容は結構難しいのですよ。時間軸が物の見事に変化し、そして速くなったり遅くなったりと変化自在。確認しながら観ていかないともうわけがわからない。夢を具現化して入り込み、他人とその夢を共有できる。MATRIXに似た感じ? 難しいのが夢の中で長時間滞在したとしても現実社会ではホンの一瞬のこと。これがキーですね。映画の中では夢の中の夢‥そしてまたその夢の中にまで入っていった…3段階だ。もう難しい(笑) ディカプリオの演技は[シャッターアイランド]と似た感じ。渡辺謙はなかなか渋い演技でしたね。面白かったです、おすすめ。
SUPER BLOG.JP
2010年7月22日
映画 「インセプション」 の感想です。
★★★★ 冒頭のシーンからしばらくは、内容が分かり辛いのをただただやり過ごして行って、流れを掴むだけで精一杯。主人公が何者で、何をやりたいのかを理解し出した中盤辺りからは、所々で観客に自然に理解させるようなセリフと映像を挿入しながら物語が進行して行くので、それほど理解不能に陥ると言う事も有りません。夢の中に入った本人が、夢か現実かを判断するアイテムと言うのも最後までキーポイントでした。コブ自身の奥さんと子供への愛と葛藤が見え隠れして、単なるバーチャルなSFアクションではなく、究極の愛の行く末も描いていました。
MOVIE レビュー
2010年7月22日
インセプション
★★★ 夢を他人と共有、しかも夢が4層構造、さらに時間差がある。よく考えついたし映画化してしまうのがすごい。映像は斬新で上の層は超スローモーション、下の層は無重力状態というのがおもしろい。雪山は誰が誰なのかわかんなくなったけど…。頭カラッポにしてみてましたが、字幕をきちんと追わないとわかんなくなりますね。前半は展開がおもしろかったけど、後半は話が小さくなってしまってイマイチ盛り上がらなかった。アクションも地味…。夢に侵入するという大掛かりでリスクが高いわりに、意義が見いだせなかった。時間がたつと違和感がでてきた。
小部屋日記
2010年7月22日
【映画】インセプション/INCEPTION
複雑な世界観、見事な映像。頭の中の世界なので、何でもありであり、その不思議で多重構造の世界を見事に描いています。依頼人である重要な人物を渡辺謙が演じているのですが、完全アウェイな舞台で堂々と演じて存在感を示すのは素晴らしいですね。人の頭の中に入り込み、アイディアを潜在意識に埋め込むというか、その適宜の難しさをハメていく流れは素晴らしい。映像の素晴らしさというか表現は秀逸な物を感じます。脚本とか原作の勝利。それを作り上げたノーラン監督がすげーんだわ。しっかりとした物語。映画館の集中力の中で観て欲しい映画です。
映画が好きなんです!
2010年7月22日
『インセプション』 賢く金を使う方法
豪華俳優陣や派手な映像は金をかければ実現できる。それら表層をはぎ取っていくと、残るものは「アイデア」である。このアイデアを核に、優れた脚本とセンスのいい演出で映画にすれば、傑作になることは必至。あくまで勝負するのは腕と頭。脚本と演出と撮影と編集と、そして音響の素晴らしさで、視覚と聴覚を存分に刺激するスリリングなシーンを作り上げ、観客を映画の世界に引きずり込む。本作が優れているのは、人間の精神という、とても観念的・哲学的な題材を扱いながら、アクション重視のエンターテイメントを踏み外さない点だ。
映画のブログ
2010年7月22日
【インセプション】
迫力満点、後半はハラハラドキドキの連続でとーっても楽しんじゃいました。評価分かれる作品でしょうけど私は好き♪ 最愛の妻を失い自分を攻め続ける苦悩の男性レオくん。ハラハラな展開と併せて、奥さんとの回想シーンや、自分を責め続けるエピソードがちょっと長くて…。だけどそれがあるからこの賭けに出たんだし、必要だったのかなー。対象者へ行ったインセプション…とにかくそこに行き着くまで下へ下へと潜るその3つの層、戻るための仕掛け、予想外の展開に対処するそれぞれの仲間。難しい世界観だったけど、すっかり入り込んで夢中で見てしまいました。
日々のつぶやき
2010年7月21日
インセプション
クリストファー・ノーラン監督。これまた一筋縄ではいかない圧倒的な映像表現と想像力のある映画を作った。ストーリーは分かりやすいんだが、設定が複雑であり、集中して見ないとおいてけぼりをくらってしまうような映画。完全にノーラン監督の作品へと仕上がっていて、監督の力量を見せつけられた。この物語の「ルール」が多く、難解に感じるかもしれないが、ルールを理解すればすんなりと話に入れると思う。あまり多くは語らないけど、アクションだけでも壮大な世界を堪能出来る凄い世界観なので、映画館で見る事をお勧めする。
元レンタルビデオ屋店長の映画感想
2010年7月19日
劇場鑑賞「インセプション」
まさに発想の大作で、それが恍惚になってくる。とにかく、夢の描写が奇抜で、街並が迫りあがってくるシーンや、崩壊するビル群など、映像だけでも見応えあり。監督のイマジネーション豊かな映像に圧倒!物語には夫婦愛や親子愛も描かれていて…特に主人公と妻のラブストーリーが絶妙に絡んできて…最後はそれが本流に。上手い演出です! 後半はもう怒涛の展開に。どれだけミッションをこなしているのーっ!もう、ハラハラドキドキ。観終わった後、不思議な感覚の余韻が味わえる作品でした。好き嫌いが分かれるかもしれませんが、娯楽作品としては十二分に。
日々“是”精進!
2010年7月19日
映画「インセプション(字幕版)」感想と採点 ※ネタバレあります
★★★ 一人の人間の深層心理(夢)を、複数名でコントロールすると言うのは面白い。単に意識に入り込んで云々って話でなく、夢を作る"設計士"や、他人に成りすまして夢の持ち主を誘導する担当、階層が深くなると夢がより不安定になるため絶妙な鎮静剤(睡眠薬)を調合する担当などチームとして、ミッションを完了させるって設定も悪くない。ただ、如何せん長時間で短調な仕上がりが残念。もう少し華やかさと解かりやすければ、面白い作品になったと思う。
ディレクターの目線blog
2010年7月18日
インセプション
これ面白い!最高でした。でもこれは気が抜けない。ちょっとでもウトウトしようもんなら話の流れについていけなくなる。夢の中や、夢の中の夢など夢の層が何層もあり、それぞれで話が進むので人によっては観ていて混乱するかも。とは言え、前半では仲間にするアリアドネに夢を設計するレクチャーする部分では、アリアドネに説明することで観客にもこういうことだと上手く説明。そのおかげか後のストーリー展開で混乱することなくすんなり見入ることができた、後半の夢の中に入り込んでからの展開がスピーディで手に汗にぎるシーンの連続。あっという間の2時間半。
だらだら無気力ブログ
2010年7月18日
インセプション
予想通り確かに難解ですが…最初の頃は何が何だか。その仕組みに惑わされてしまうんですよ。だけど中盤位からいっきに面白くなってきます。笑いどこではないんだけど、人間サンドイッチに爆笑してしまったり(笑) どこからどこまで夢なのか、潜在意識の中に侵入を阻む様々な仕掛けがあったり...そしてキャスト一人一人に重要な役割があり早送りのような展開の中できっちり描かれているので緊迫感があります。今までにない感覚の作品…何故か[ネバー・エンディング・ストーリー]を思い出しちゃった(笑) ラストの"くるくる…くるくる"気になりますよ〜(笑)
ひばなのシネマの天地
2010年7月18日
インセプション
これは今までに見たことがない夢の世界を映像化するという、革命的な着眼点を持った作品になった。夢の世界は人間が空想できることならなんでもありなので、こういう具体性のある映像を体験できると思うとワクワクする。[アバター]を見たとき以来の驚愕の経験だ。これはぜひとも映画館の大画面で見て欲しい。深い夢に進むごとに時間の進み方がゆっくりになって、非常におもしろい。三段階の深い夢まで進むのには、より掘り下げて秘密を探る狙いがあるからだ。今までに見たことがない映像体験ができた。たまらない。
とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
2010年7月18日
インセプション Inception この多重「迷路世界」はノーランならでは、の味。
この「夢」に入り込む世界。何重(ここがポイント!)にも巡らされた「迷路」の中で同時進行していく。このため鑑賞する時は「集中できる状態」であることを強くお勧め。渡辺謙やディカプリオもいいけど、ジョゼフ・ゴードン=レヴィットのサポート具合が好印象。また、ファム・ファタール的に現れるマリオン・コティヤール の存在感が抜群。ちょっとした仕草だけでなく、背筋や二の腕などがちょっと映リ込むだけでも、その美しさが際立つ。鑑賞後はなにか混沌とした、ザラザラした感触が残る。私的には、この独特の世界観が嫌いではない。
日々 是 変化ナリ
2010年7月18日
インセプション
★★★★ 物語は難しくはないけれどた、たしかに複雑…。でも、これは現実の世界だとわかるアイテムがあるので助かったー。主人公がひとりで行動するんじゃなくてチームで行動する所がいいです。切ない夫婦のお話も入っていてちょっと泣けた。コマがいい味?出してましたね。ふんだんに使われるスロー映像、とても効果的に使われていてなんかカッコイイ。三層、四層?構造までなっていて、それぞれリンクしてるのが面白いですね。面白かったですけど、どんな風に面白いかは説明できないかも。今回はジョセフ・ゴードン=レヴィットが気に入ってます。
映画鑑賞☆日記・・・
2010年7月17日
インセプション
★★★★ 確かに映画は難しい一面が…。今、登場事物が居る世界はどこなのか・・を常に把握していないと混乱してきます。細部までリアルな世界でありながらそこで現実では有り得ない事が起きる「夢の中世界」の造りこみが凄かった。それぞれの層で夢の主が違ったり、デザイン担当やターゲットのリサーチ担当などがいたりと、チームワークを感じさせるところに常識では計れないミッションの大きさを感じました。コブの心の闇を小出しにした結果、最後の解釈を観客に委ねたノーラン、にくいゾ〜。どれが現実の世界だったのか、自信を持って言えなくなっている自分がいます。
☆試写会中毒☆
2010年7月17日
インセプション
★★★★★ 登場人物は皆夢の中の人たちで、しかも三層の階梯を持った夢の中なので、観ているうちに一体ここはどこの夢の中なのか、あるいは現なのかが分からなくなり、観ている者までも夢現にさせる。共通夢を薬で見させ相手の潜在心理に入り込み、情報を盗み出すプロのコブは深度によって三層の夢を行き来できる。だが、コブ自身苦悩に喘いでいる。迷路の絵が出てくるし、この映画自体が迷路であり、騙し絵であることを示唆している。こんな精神状況で果たして仕事は成功するのか。数時間後、どうもコブとサイトーはリンボにはまり込んでいる気がする。
佐藤秀の徒然幻視録
2010年7月17日
「インセプション」 夢と現実の境目
リアル世界かと思うと実は夢の中。現実と夢が入り混じった展開は、注意深く見ていないと、用意にストーリーのラビリンスに迷い込んでしまう。実はこのアイデア、真っ先に思い出すのが、今敏監督の[パプリカ]。クライアントの夢の中に入り込み、少女「パプリカ」となり、心の秘密を探り出しサイコセラピーをする話。いくつもの回転する巨大セットを作って創り出したという無重力の夢世界。途中から、ミッションよりコブのトラウマのほうへ比重が行ってしまうのが少々物足りないかんじ。幾重にも重なる夢世界、ストーリーを注意深く見ないと、ポワポワしちゃうかも。
ノルウェー暮らし・イン・London
2010年7月17日
『インセプション』お薦め映画
★★★★ 渡辺謙の堂々たる存在感。 人によっては、更に深く深くストーリーを検証し、違う解釈を導き出される方もおられるだろう。 あまり考え過ぎると、作品さながら夢の中でも考え込んでしまうのでご注意を。 観客の頭脳にも挑戦的で、壮大なスケールで描くお薦め脳内アクション大作。
名機ALPS(アルプス)MDプリンタ
2010年7月17日
インセプション
夢の深さ、映像が面白かったです〜。無重力空間で戦うシーンや、建物が爆発して様々な物が飛んでくるシーンなど、どんなふうに創り上げたのだろうなあと考えてしまいました。細かいところまで丹念に創り上げられた世界は観ていてワクワク。ディカプリオは相変わらず眉間に皺を寄せて頑張っていて、愛に囚われて苦悩するような役が本当に似合うなあとちょっと笑ってしまいました^^; さすがに2時間半どっぷりと壮大な夢に浸かるのは体力がいるなと感じましたけど、もう一度劇場のスクリーンと音響で体験したいぞと思った1本です。
とりあえず、コメントです
2010年7月17日
『インセプション』(2010)/アメリカ
★★★★ 一言で言って、とても映画自体を難解に感じます。頭の中に別の意識を植え付けられてしまう感覚。例えば、何かにインスパイアされて、そう感じることもあるでしょう。しかしその「影響されしもの」が誰かから意図的に仕組まれたものだったら?と仮定すると、この話は少しお分かりになるでしょう。何のために彼らはそんなことをするのか? 実はこの動機こそ、この映画を読み解くカギかもしれません。どうにも抑えがたい動機。ただし、それと裏腹な代償もそこにはある。とにかくいろんな意味で深い映画。ただその難解さがネックになっている感はあるかも。
NiceOne!!
2010年7月17日
インセプション / INCEPTION
★★★ クライマックスから始まるかのような、冒頭は一体なにが起きてるんだろうと惹き付けられる。三層構造でのラスト近くのリンクした見せ方、アクションが秀逸!CGに頼らずリアル重視の映像と無重力に漂う人間。超スローモーションで飛び散る爆発物。畳掛けるように傾倒して創り出した街のビジュアル!コマ(トーテム)のアイディアも面白い☆任務を遂行するアクションという中にも、人間の持つトラウマ的な部分も描いていた。ぼーっと観てると置いてかれる、集中し、頭を使って観る映画。そういう意味では、作品の出来不出来ではなく好みに分かれるかも。
我想一個人映画美的女人blog
2010年7月17日
インセプション
★★★ ロバートの夢に潜入するまでは、計画の準備段階を描きつつ、世界観の説明に当てられていました。ロバートの夢に入ってしまってからは俄然テンポアップ。小気味の良い展開に意識が惹きこまれます。いえるのは4つの階層ごとにシチュエーションは用意され、それぞれパラレルに進行しているけれど、それは一つ前の階層の影響を受けるということ。時間制限による怒涛の勢いと、実に壮大で全くと言って良いほど既視感のない映像の迫力に押されて最後まで押し切られてしまったのですが、正直言って初見で堪能するには厳しいものがあるでしょう。
LOVE Cinemas 調布
2010年7月16日
1.
作品ページ
2.
観たい作品リスト
3.
追加
4.
近日公開
5.
公開中
6.
DVD新作近日
7.
DVD新作(2カ月間)
8.
DVD旧作
9.
超人気作品
0.
トップ
アマゾン最安値購入
キーワード:
全商品
DVD+Blu-ray
本
洋書
ミュージック
ゲーム