レ・ミゼラブル:作品を観た感想(2)

「レ・ミゼラブル」
ある時一人の少年が出来心でやった行いが、市長グループ、ステファンたち警察を巻き込んだ大きな若者たちの暴動に繋がる。彼らのそれぞれの日常が、適度な緊迫感を伴い、暴動シーンへと発展していく描き方は見事だ。暴動シーンであるアパートでの若者たちvsステファンたち警察の攻防は、これが戦闘には素人なはずの若者たちが起こしたことなのか疑う程の迫力。…いや、平和ボケしている身だからそんなことを感じるのかもしれないが。様々な文化のるつぼの中で、最善の方法を模索することさえできない流れなのである。
ここなつ映画レビュー
2020年4月9日

ショートレビュー「レ・ミゼラブル・・・・・評価額1700円」
★★★★ 全ての登場人物は、なす術なく出口のない袋小路へと追い込まれてゆくのである。徹底的なリアリズムで描かれる、現在の“レ・ミゼラブル”の物語はインパクト絶大。大胆なタイトルも、見事な本歌取りを観ると納得するしかない。モンフェルメイユという象徴的な街を舞台に、この世界で今何が起こっているのかを実感することが出来る大変な力作である。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2020年3月10日

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