おにいちゃんのハナビ:作品を観た感想(10)

《おにいちゃんのハナビ》
やっぱりいいです。全体にはノベライズの構成の方が好み。太郎の心情やら意地悪っぽい友達やらの心情が描かれるので余計感情移入しちゃう。みんないい人ばかりでー。でも映画だけを考えると、イメージ違うな…とかあって…。まあ私は脳内変換しながら見ちゃったんですけどね(笑) ラスト ―これは、おいにいちゃんのためのハナビです。もう泣けて泣けて…、期待通りの作品でした。高良健吾くんいいわー♪巧い役者さんです!
日々のつぶやき
2011年6月8日

【映画】おにいちゃんのハナビ
途中まで、いや、結構後半部分までは予想していた感じの展開でした。実際、後半まで全く泣けずやや不安に。初めは嫌々だった太郎。でも、ある出来事があってから自ら動き出します…。後半30分は泣きっぱなし!突然泣きツボが押され止まりません。妹の気持ち、兄の気持ち、親の気持ち、町の人たちの気持ち…全ての優しい気持ちが、大きな花火となって夜空を彩ります。なんて素晴らしいことでしょう。実際にあった話が元になって作られた作品だという事です。こんな素敵な行事がある町って良いですね。泣きすぎて次の日目が腫れてしまいましたww
☆紅茶屋ロンド☆
2011年3月19日

映画に愛された女・谷村美月 ―― 『おにいちゃんのハナビ』
高良健吾は、くらい部屋で動画をみたり、ブロック崩しであそんだり。だが、こんなに眉目秀麗な引きこもりはいない!それはもつと不潔で、みすぼらしいものだ。そんなダメ兄貴を、半年ぶりに家にもどつた谷村美月は、社会復帰させようと粉骨砕身する。その気持ちもわかる。経済的に心理的に、自分が家族に負担をかけたので、長くないかもしれない生のともし火がたえぬうちに、恩返しがしたい。新潟県小千谷市片貝町、花火しか特長のない田舎町。寄り添いながら力をあわせ、精一杯いきる不器用な兄妹の姿は、夏の夜空の花火より、ずつとずつとうつくしい。
そのスピードで
2010年10月3日

『おにいちゃんのハナビ』 もっとも違うのは何か?
本作は極めて今日的である。他人に対して積極的に話しかけることができず、花火作りの仲間入りもできないまま、自室にこもる太郎こそ、現代の、そしてこれからの私たちの姿を端的に表している。自室に引きこもる太郎と、タクシーの運転席に座り続ける父とは、相似した存在なのだ。ここにスーパーマンが登場する。妹の存在がすべての転機となるので、彼女をどう描くかが本作のカナメなのだが、その重要な役どころを谷村美月さんが見事に演じている。妹を中心に、兄と父が変わっていく姿が本作の見どころだ。
映画のブログ
2010年9月30日

『おにいちゃんのハナビ』(2010)/日本
★★★★ やっぱり(苦笑)泣かされてしまいました。谷村美月ちゃんがいい!華の一途な献身は、次第に兄の生きる力となっていきます。思うに華も、自分のせいで一家が転身せざるを得なくなってしまったことが、重荷になっていたのでしょうか。精一杯自分にできることをしたいという彼女の気持ちは痛いほどでした。赤い浴衣がまた、泣かせる…。理由は見てくださいね。花火のシーンが、ただ単に花火を映すだけではなく、効果的に使われているのですね。太郎が華に抱く想いと、社会への帰属意識とのせめぎ合いですね。思わず涙を誘われてしまいます。
NiceOne!!
2010年9月25日

『おにいちゃんのハナビ』お薦め映画
★★★★★ 素直に泣けてしまう作品。こんなに泣いたのは久しぶりだ。谷村美月と高良健吾の二人がピッタリとはまり見事だった。ストーリーの流れも自然で好感が持てる。残念ながら今年は見逃したという方も、世界一の花火が上がるというこの“片貝まつり”の映像で、しばし我を忘れて欲しい。
名機ALPS(アルプス)MDプリンタ
2010年9月21日

おにいちゃんのハナビ
★★★★ ダイナミックで、鮮やかな色とりどりの花火と、それぞれ込められた想いに感動しました。華は積極的に太郎を外へ出そうとします。最後は折れてしまう太郎ってやっぱりお兄ちゃんなんですね(笑) そんな二人のやり取りが微笑ましくかなり面白いんです。一度はバラバラになりかけた家族が絆を取り戻していく姿に、涙です。華だけでなく、自分のためにも両親はいつも精一杯のことをしてくれていたと太郎が気付いたシーンもグッときました。笑い、涙、感動、絶妙なさじ加減の素晴らしい作品だと思います。この秋、オススメの一本!!
☆試写会中毒☆
2010年9月19日

「おにいちゃんのハナビ」(舞台挨拶付き)みた。
★★★★ 所謂病気モノ&家族の絆物語とういうお涙頂戴要素満載の作品だろうと捉えるところだが、そうした押しつけがましいモノがほとんど感じられないナチュラルな演技と抑えられた演出がとても良かったと思う。高良くんは兄の太郎以上でも以下でもない感情の起伏のなかで演技していたように感じられ、妹役の美月ちゃんも決して悲劇のヒロインのような匂いを感じさせないシンプルなふるまいを通していた。兄弟愛・家族愛・友情・郷土の誇り、どれもが無理なく心地よく受け入れられるもので、号泣しつつも最後は嬉しくなって笑って席を立てる、そんな映画だった。
たいむのひとりごと
2010年9月12日

おにいちゃんのハナビ
★★★★ 谷村美月、引きこもりの兄・太郎(高良)をあれやこれやと元気付け、徐々に立ち直らせていくという役割としてはうってつけでした。最初は口も聞かなかった太郎が徐々に心を開いていく過程、これが一足飛びではなく丁寧に時間をかけて描かれているのに好感が持てます。クライマックスの花火シーンはもう素晴らしいの一語に尽きます。この町の人々のささやかな想い、翠嶂会の面々の熱い想い、そして太郎の華への想い…それぞれの想いが一杯に詰まった花火は見ているだけでもう胸が一杯になって感涙。悲しいけれども爽やかな感動が残った作品でした。
LOVE Cinemas 調布
2010年9月10日

おにいちゃんのハナビ
妹を想う兄や家族の強い気持に、ボロボロに泣かされてしまいました〜。高良健吾さんと谷村美月さんはやっぱり上手いですね〜。大人しくて不器用だけど、妹のために必死に頑張ろうとするおにいちゃんと、病床にあっても明るさを失わない華の兄妹に、この二人はぴったり。花火の美しさも印象的です。花火ひとつひとつに込められる人々の想いの強さは心に響きました。想いを理解しながら見る花火は、打ち上げられているのを観ているだけでも幸せな気持ちになりました。こんなふうに花火を見上げることが出来るのは幸せなのだなあとしみじみ感じました。
とりあえず、コメントです
2010年8月22日


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