WILD HOGS/団塊ボーイズ:作品を観た感想(2)

『団塊ボーイズ』Wild Hogs|マリサ・トメイに二度惚れ
マリサ・トメイが抜群によかった。今回の撮影は役者のアドリヴに任せたところも多かったようだ。そのおかげで楽しそうな雰囲気がにじみ出てはいるけれど、監督が手綱を緩めすぎた観もなきにしもあらずで、もっと緊迫感が必要ではないかと思われるシーンも、役者がウケを狙いにいってしまっている分、シリアスさが足りなく全体的にメリハリが効いてないような気がした。一応ハッピーエンドにはなっているけれども、4人が抱えている問題はほとんど解決してない。ツーリングなんかしている場合か、とツッコミを入れたくなるが、深く考えず軽いノリで楽しむ映画。
23:30の雑記帳
2010年7月6日

団塊ボーイズ(2008年)
「現実の世界から逃亡したい」という思いは、中年なら誰しもある願望だ。願望は、実現可能性が低ければ低いほど強さを増すものだ。来年こそは長期の夏休みをと思いながらただ年月が経ってゆく。退職後にこそ実現をと思ってみるが、いざ退職してみれば家のローンや子供の結婚などいつまでたっても肩の荷が下りない。そして気がつけば、非日常性への脱出に必要な「金」「体力」そして「気力」が失せていることに気付く。
ヒューマン=ブラック・ボックス
2008年7月10日

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