大統領の執事の涙:作品を観た感想(22)

大統領の執事の涙
★★★★ 歴史はうねりながら続いていく。今のアメリカを見ると、この問題の根の深さ、深刻さをつくづく感じますが、こうして歴史を振り返れば少しづつ、良くなってきているんですよね。希望を持ちたくなる映画でした。
ごみつ通信
2019年2月14日

大統領の執事の涙
★★★★ かなり淡々としているので感動ものとまでにはならないのかなーと思ってましたが、見終わった後にジーンとしてくる作品でした。それぞれの大統領役が豪華な顔ぶれでした。特にアラン・リックマンのレーガン大統領が良かった。ジェームズ・マースデンのケネディ大統領も良かったー。アメリカ公民権運動というと難しそうですがわかりやすく描かれていたので観やすかったです。
☆yukarinの映画鑑賞ぷらす日記☆
2016年7月19日

『大統領の執事の涙』('15初鑑賞31・WOWOW)
★★★★ 黒人執事として長らくホワイトハウスに努めてきた主人公とアメリカの歴史と共に、人種差別とそれに対する公民権運動を描いており、父親が射殺される衝撃的な冒頭から最後まで、興味深く鑑賞しました。ドキュメンタリーではないので、歴史的事件についてはかなり省略されてはいますが、主人公とその息子との確執や和解のドラマは見応えがあります。根本的なポジティブさを感じたのでありました。しっかり観ておいたほうがいい作品ですね♪
みはいる・BのB
2015年4月18日

『大統領の執事の涙』他にご用はございませんか
130分超えの映画は長いという印象だったが、見終わってドップリ。1人の人間の一生を体感した気分になる。歴史を見る主人公。主人公を見る観客。この作りは上手い。ウィテカーさんの演技の素晴らしさは、もう言うに及ばず…。大統領たちのキャストにちょっとワクワクしてしまった。
映画@見取り八段
2015年4月14日

大統領の執事の涙
黒人の虐げられてきた歴史や、歴代大統領の事など、アメリカの歴史を知っている人は楽しめる作品になっていると思う。まだ根強く残っている人種差別問題に目を向けさせようとアメリカ国内からこういった映画がいくつも生まれてきているのは、とても素晴らしい事ですね。そしてもう一つ注目したいのは、歴代大統領たち。母曰くそれとなく特徴を掴んでいたとの事でしたが、これだけ個性的な歴代大統領たちもいないわーとそこは少し面白かったですね。
いやいやえん
2014年11月11日

大統領の執事の涙
過酷な少年時代を経て執事になってからも、時代の大きな変化に家族共々翻弄されていくような展開に深く考えさせられるような物語が綴られていました。観終った時、今のアメリカの現状がどれほどの変化の結果だったのか、改めて思いを巡らせた1本です。
とりあえず、コメントです
2014年4月8日

大統領の執事の涙
物語はたんたんと時代背景と、自分とその家族を描かれています。その中でも父と息子のドラマが面白かった。長い年月をかけて描いているから、なんか仲良しになったときは本当によかった〜って思いました。ホワイトハウスで白人に仕える父親と、そんな父親を恥じている息子に対してのキング牧師の言葉がすばらしかった。いろんな人が演じた歴代のアメリカ大統領!ジェームズ・マースデンや、アラン・リックマンがすばらしかった〜この映画みてると本当に思うけど、アメリカの奴隷制度というか、黒人からみて白人にたいしてというか、今までの黒人の歴史って根が深いな〜って思いました。
C’est joli〜ここちいい...
2014年3月23日

「大統領の執事の涙」
セシルの妻グロリアの愛憎や、同僚カーターとジェームズとの友情を絡めながら展開するストーリーは中々興味深い。お気に入り俳優テレンス・ハワードのあのような惨めな役は初めて見て可笑しかった。本作は、フォレスト・ウィテカーのハマり役で素晴らしかった。
ヨーロッパ映画を観よう!
2014年3月11日

『大統領の執事の涙』 人間の範囲はどこまでか?
映画は、白人に忠実な父と、政治活動にのめり込む息子の対立が軸になっているけれど、その二人が和解していく過程は感動的だ。映画はあくまでフィクションだ。132分の上映時間でアフリカ系アメリカ人の歴史を描くには、大胆なアレンジが要求される。本作は、「不断の努力」の一つである。すべての人の人権に注意を払う「不断の努力」のなんたるかを、明確に示したお手本だ。
映画のブログ
2014年3月9日

「大統領の執事の涙」タイトルが感傷的すぎる、実際は骨太な作品
★★★★ タイトルが感傷的すぎるのが気になるが、内容は骨太な同情さえさせないような美しい魂の物語だ。映画としても、アメリカの近代をひとつの視点で網羅し、興味深い内容だった。
soramove
2014年3月8日

『大統領の執事の涙』 もうひとつのアメリカ史
歴代の大統領を誰が演じるかも見物。語られるエピソードが盛りだくさんで、脱線のしようもなかったのかもしれない。その分毒気が薄まった印象もあるが、手際よく黒人解放運動の趨勢をまとめていて、多くの観客に受け入れやすい映画になっていると思う。アラン・リックマン演じるレーガン大統領。雰囲気は似てる。黒人解放への歴史をダイジェストで学ばせてくれる教育的な映画とも言えるし、音楽にはジェームズ・ブラウンやその他諸々のブラックミュージックが使用されていて楽しめる。
映画批評的妄想覚え書き/日々是口実
2014年2月23日

十人十色。『大統領の執事の涙』
★★★★ これは黒人執事の物語というよりは、アメリカで暮らす黒人一家の物語。興味深かったのは、同じ差別を受ける黒人同士の中でも全て同じ考え方ではなかった事。事実に基づき淡々と映像化するのではなく、辛く理不尽な差別にさらされた黒人の内面を様々な角度から見事に描き出しています。心に残る作品なのだと思いました。
水曜日のシネマ日記
2014年2月22日

「大統領の執事の涙」 犬と狼
この映画はいくつかの注目点があります。冒頭に書いたように黒人が自らの権利を獲得していく苦難の歩みを知ることや、またホワイトハウスの執事という主人公の立場から、大統領たちの素顔や政治の裏側をかいま見るといったような楽しみなど。
はらやんの映画徒然草
2014年2月22日

大統領の執事の涙
★★★ アメリカの現代史を簡単にお浚いするにはうってつけの作品といえるかもしれません。本作を制作したリー・ダニエルズ監督は、劇場用パンフレットに掲載された監督インタビューの中で、「これは公民権運動の物語である以上に、父と息子の物語だ」と述べていますが、逆に「父と息子の物語」という枠組みの中で「公民権運動の物語」に焦点を当てて描いた映画ではないか、というように思えてしまいます。
映画的・絵画的・音楽的
2014年2月22日

大統領の執事の涙
計7人の大統領のうち、存命のカーターは流石に出てこない。そして、全体的にみんな余り似ていないし、意図的なのかどうか威厳を感じさせない。それは最後の大トリ、バラク・オバマをより輝かしくさせるための演出なのかどうか。
佐藤秀の徒然幻視録
2014年2月18日

劇場鑑賞「大統領の執事の涙」
意外と…見入ってしまう作品でした。132分の上映時間があっという間で、展開から目が離せなくなります。今作が黒人版「フォレスト・ガンプ」と言われているのも納得。父と子のドラマも秀逸。もちろん妻であるグロリアとの夫婦愛もかなり良かったです。全体を通して、ひとりの執事と、その家族の視点から描くことで、仰々しくなく、とても身近なストーリーのように感じた。ただ長い時間を描いて行く作品なので、各時代のエピソードが少々淡々としています。一応大まかな公民権運動の歴史は解るように作ってはあるのですが…。邦題がイマイチな感じがするなぁ…。
日々“是”精進!
2014年2月18日

大統領の執事の涙 / Lee Daniels' The Butler
日本人には判りにくいかもしれない人種差別の問題を、上手く描いていますね。非常に判りやすいです。いやぁ、中々感動的。非常に深い内容です。
勝手に映画評
2014年2月16日

映画『大統領の執事の涙』観てきた〜ジ━━…(〃´-`〃)…━━ン
7人の大統領(多分、みなさん似てますよね?)の政策や雰囲気も楽しめますが、この作品ではセシルの息子との確執とか夫婦の愛情とか年を重ねた後の息子との邂逅など、家族愛を描いた作品なのだ。じわ〜っとうるうるしてしまうシーンがいくつか・・・。でも、軽快な当時の音楽にのって仕事をする様子など、明るく楽しい雰囲気ももちろん素敵。主役のセシルを演じるフォレスト・ウィテカーと妻役グロリアを演じるオプラ・ウィンフリーの徐々に年老いて行くメイクと演技が素晴らしい。いい作品を見られて満足。
よくばりアンテナ
2014年2月15日

映画:大統領の執事の涙 The Butler 黒人執事からみた、アメリカ現代史。
有名どころをガッチリ揃えていて、次は誰が出てくるのか(大統領 & 俳優)でダブル面白い!父ーと息子それぞれの立場からみたその時代が強く印象に残る。一言感想をいうと「黒人執事からみた、アメリカ現代史」とてもいい映画だった。
日々 是 変化ナリ〜 DAYS OF STRUGGLE 〜
2014年2月12日

大統領の執事の涙
私には執事としての主人公より、息子との対立のほうが印象強いですねー。歴代の大統領がたくさん出てきて、知っている人もいれば、誰?と思う人もいましたが、なかなか面白かったです。
うろうろ日記
2014年2月10日

大統領の執事の涙・・・・・評価額1700円
★★★★ 本作を見るとアメリカはやはり究極のPeople’s nationであり、民主主義の巨大な実験場なのだと感じる。ある意味でハリウッドのオバマ大統領のシンパ大集合的な政治色故か、アカデミー賞では見事に無視されてしまった本作だが、人間ドラマとしても歴史劇としても、色々な意味で見応えたっぷりの大作である事は間違いない。アメリカ史に興味のある人にとっては、特にたまらない作品だろう。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2014年2月10日

大統領の執事の涙
この映画は南北戦争のころの話なのか?アメリカではなく、南アフリカの大統領の話なのか?とんでもない。アメリカでは、最近までこんな無法がまかり通っていたとは。無知のため知りませんでした。人種差別は今でも残っていると思うけど、いきなり撃ち殺しておとがめなしとはびっくり。感動的な父子の和解シーンではぐっときた。
あーうぃ だにぇっと
2014年1月24日


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