ガマの油:作品を観た感想(13)

【ガマの油】どんなもんじゃい!ファンタジー
子供を失って嘆く夫婦。どんな金持ちだってその辛さは変わらない。姿が無くてもこの作品のキーになっている拓也。瑛太の優しい空気のような存在感がピッタリはまる。ガマの油売りは不思議な懐かしさ。あんなの見た事もないんだけど、どこか昔会った風景のように感じてしまうのは何故だろう。意外に思ったのは、数々の社会派映画、時代物映画に何本も出演し、世界にまで出る大物俳優の役所さんが選んだ作品はファンタジックな家族の物語。仕事人間も最後は家族に戻るって事なのかな、、。
映画@見取り八段
2009年9月10日

「ガマの油 」ちょっと説教臭いかな
★★★ 役所広司 の初監督作品ながら素人っぽさは感じられず、しっかり伝えたいことを盛り込んで多分やりたかったことは映画として表現できたんじゃないかな。ちょっと説教くさいとも思ったがただ泣かせるような脚本が多い中新鮮でもあった。身近な人を誰もが失って年をとっていく、その身近なひとともう一度話せたら嬉しいだろうな、御伽噺のシーンは無骨だけど優しい気持ちがストレートに伝わる良いシーンだった。
soramove
2009年6月15日

ガマの油
★★★ 摩訶不思議な世界観が面白い。大人になりきれない中年男が家族の死を乗り越えて成長するほろ苦いファンタジーだ。時空を超えて主人公に話しかける油売りは、人間の悲喜劇や優しい嘘をそっと見守る守護天使のような存在だ。光の異常に高いテンションなど意味不明の演出もあり、ちょっとはしゃぎすぎの感も。だが、死を受け止めることで生を肯定する意図が伝わって、いつしか前向きになる。
映画通信シネマッシモ☆渡まち子公式HP
2009年6月14日

ガマの油
★★★ いくら何でも本人と父親の声の区別もできない恋人なんて有り得そうにない。携帯メールの方がまだ説得力ありそうだけれど。携帯遊びをそのまんま拓郎がやるのはオヤジギャグに似た寒さがないわけではない。少年院から出戻りの秋葉サブロー(澤屋敷純一)は唯一まともそうで、朴訥で他とは対極的な人物。彼が重石になって、何とかこのドラマが持っているようなものだ。
佐藤秀の徒然幻視録
2009年6月14日

ガマの油
★★★ あれこれ詰め込みすぎているため、一貫性がありませんでした。ただ、ストーリー展開はいまひとつでも、各出演者の演技はとても良かったと思います。二階堂ふみも、ピュアな女子高生を演じていました。シリアスな役が多い益岡徹の今までに見たことのないハイテンションな演技は見ていて面白かったです。拓郎が光に打ち明けるときに言ったセリフにとても共感できたところがせめてもの救いでしょうか。
必見!ミスターシネマの最新映画!
2009年6月14日

ガマの油
特にどうのこうのというほどの感動話とか涙が出るほどの言葉も無かったけど、観ていて非常に心地が良い映画であった。二階堂ふみという女優がなぜ沖縄みたいな髪形をしているのかが不思議だったし、何故、三郎が罪をどのように犯したのかはわからなかったが、なんだか春から夏にかけてのピクニックのような心持の映画。個人的には、澤屋敷純一の朴訥とした雰囲気で映画が良くなったように思えた。
映画君の毎日
2009年6月12日

ガマの油
★★★ 役所浩司さんの人柄が出たかのような、とても熱い情に包まれた作品でした。ユニークでコミカルでファンタジック、変に湿っぽくないこの物語。散りばめられた笑いは悲しみの裏返し。しかし拓郎は言います。「俺はどん底の時にこそ大笑いすることにしている。」と。私も泣きながら微笑んでしまった、なんだか天気雨のような作品でした。益岡さんの口上が実に上手い!
LOVE Cinemas 調布
2009年6月10日

ガマの油
明るく笑えるシーンもあってそれがロケの自然と重ねて広い天然の色合いを見せます。ガマの油売り。私は直接みたことがないのですが、これが役所さんがいまの時代の人々に伝えたいメッセージを代弁しているのかと感じました。カメラワークもこだわりがあるようで、はじめは遠くからだんだん近寄るアングルになっていくのが多かった。気になってもっと近寄ってみたいと思うと少しずつ近寄り会話の様子がなんとなくわかるようになってました。丁寧にじっくりつくってあると感じました。
なりゆき散策日記
2009年6月10日

ガマの油
辛すぎる現実と、答えを見つけるために出た旅先での、思いがけないものとの再会、奮闘、そして、辿り着いた場所。ゆったりとした流れの中、あたたかさと力強さを映像にした、役所広司監督、いいじゃないですか。深刻に描こうと思えばできなくはない流れを、あえて、ユーモラスでコミカルな立ち位置で追い、1人1人のキャラクターにピッタリな役者たちが演じ、言葉で説明しなくても伝わるモノを巧く配して、なるほど、と思う結論に導いてゆく。
悠雅的生活
2009年6月10日

舞台挨拶付き特別試写会「ガマの油」
とても「映画が好きで、人間が好き」というのが滲み出てて、よくわかりましたね。細かいところまで丁寧に作られた感じで、やはりそのへんは役者経験の長さが物を言ってるんでしょうかね。カラッとしてて前向きで、意外と笑えるシーンも多かったですね。惜しむらくは、ちょっと長いかなー。編集力があればコンパクトにした方が、この映画としては良かったかな〜と思いました。
流れ流れて八丈島
2009年6月8日

『ガマの油』 少年の頃の想いを忘れたくない、無邪気で不器用な男のファンタジー
先が読めない。まとまりがない。だけどそれが味わい深い…そんな映画だ。多分色々な想いに溢れ、それぞれをきっちり詰め込みたかったのだろう。場面がブツ切れで飛ぶ感覚…それが時空を超えた存在である"ガマの油売り"へと止揚していく様はなんとも心地が良い。瑛太の使いどころの加減や、八千草薫・益岡徹の存在感もいい感じ。そして全編を通じて音楽がすばらしい。なによりも、気持ちが伝わる映画だから。
ketchup 36oz. on the table
2009年6月7日

『ガマの油』を観た感想
★★★ 極めて日本的な映画だと思う。なんてったって「ガマの油」は日本のモンだしね。やたら登場する油売りおじさんが別世界の人過ぎて、本筋を邪魔してたような気がする。とはいえ、ストーリーは良かった。役所広司と小林聡美が、息子の思い出を語るシーンは、2人が泣いていないからこそ、泣けた。観客が泣くシーンって、こうじゃなきゃ! 登場人物が泣いていて、もらい泣きする映画はたくさん。これはさすがだと恐れ入った。
映画初日鑑賞妻
2009年6月6日

「ガマの油」完成披露試写会
初監督だけにあれもこれもカットしたくないという思いが強かったのでしょうね、、、つまらない話ではなかったのですが、役所さんはやはり役者で充分かと。。監督が違えばもっと面白くなった様な気がします。光役の二階堂ふみの素人芝居が初めは嫌だったのですが、最後にはその素人感が素敵に見えて来ました。まだ14歳なんですねぇ!今後に期待出来る女優さんかもしれませんね。
アートの片隅で
2009年6月6日


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