モンスター:作品を観た感想(5)
映画鑑賞感想文『モンスター』
純愛の物語だ。過酷すぎる純愛ではあるが、無垢で無防備な本物の愛の物語である。 実話に基づいた、女性連続殺人犯アイリーンの足跡。それはもうどんな言葉もあてはまらないほどに、過酷で、残酷で、見ていると胸が痛くてやりきれない。
さるおの日刊ヨタばなし☆スターメンバー
2005年6月3日
モンスター
★★★★★ 参りました。重い、重い。観ていて、はじめから胸が苦しくて、もう観終わった後の脱力感で1日何もできなくなりました。監督もすばらしいですが、なんと言ってもシャーリーズセロンのすごさが伝わってきます。13kg体重を増やし、しみそばかすのブスメイクと徹底した役作りは女、ロバート・デ・ニーロという感じで、これぞ、アカデミー賞主演女優ですね。
Marさんは○○好き
2005年3月3日
モンスター
一言で言えば「特濃ぉ!!」日本では、女優がちょっと乳出して土砂降りの雨の中で「あんたぁ!」とでもいえば「演技派に脱皮!」みたいなことを言われるが、この映画のシャーリーズ・セロンは桁が違う。10キロ太って演じたのは歯も肌もボロボロの死にかけ殺人娼婦…こんなヨゴレみたことない。ルックスしか売りがないという評価を覆すため、彼女があえて「醜くなって」挑戦したこの役。美の追求に小金や時間を無駄使いしている女性陣からしたら腹立つと思うけど、この気合はたいしたもの。そりゃ「頑張ったで賞」のオスカーぐらいあげてもいいと思う。ちょっとぐらいビールかけに参加したっていいと思う。ストーリーだって実話だし、主人・.
今日のエンドロール
2004年10月4日
映画: モンスター
シャーリーズ・セロンの迫真の演技に脱帽です。本作で受賞した数々の主演女優賞も納得です。 売春婦アイリーンは、がさつで、不器用で、セルビーを想い、なんとか生活を変えようとするけどだめで、間違っているとわかっていながら殺人をしてしまう。観ているのがつらいくらいに切実な感じが伝わってきます。
Pocket Warmer
2004年9月27日
本当の“怪物”はどちらなのか
物語はアイリーンが「モンスター」と呼ばれる直接の契機となる、セルビーとの出会いから逮捕に到る様子をじっくりと冷静な眼差しで描いていく。冷血なだけの異常な殺人鬼という連続殺人者のイメージを排しつつ、悲劇の主人公然とした美化もすまいとする監督の心意気には好感が持てた。
+ I N T R O +
2004年9月27日
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