刑事コロンボ 完全版8:作品を観た感想(2)

盤面に敵
「刑事コロンボ/断たれた音」クレイトンはチェスのチャンピオンである。コロンボの飼い犬が大活躍だ。飼い犬すらクレイトンとの会話のなかで彼を揺さぶる材料に使うコロンボは、実は心底愛していることをその行為で明らかにする場面がある。それは、コロンボ自身抱えていた謎の解答が得られる切っ掛けとなった場面だ。飼い犬の生命の危機と階段を駈け上がる。コロンボにしろ犬にしろ、見かけによらず意外に敏捷なことに驚いた。
MESCALINE DRIVE
2008年9月9日

バリバリバルカンパンチ
「刑事コロンボ/溶ける糸」は面白い。レナード・ニモイと云えば当たり役のミスター・スポックを思い浮かべる。レナード・ニモイが本作で演じたメイフィールドは、出来した問題点に対して決断に時間をかけない。決断したならば敏速に行動に移す。彼の優秀な外科医師としての特性は殺人者としてのそれと重なる。激することのないメイフィールドの口から怒声が迸る。バルカン星人が怒ったかと、肝を冷やす。しかし、その前にもっと珍しいものを我々は目の当たりにする。コロンボが怒鳴るのだ。
MESCALINE DRIVE
2008年9月8日

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