ハイドリヒを撃て! 「ナチの野獣」暗殺作戦:作品を観た感想(6)
映画評「ハイドリヒを撃て! 「ナチの野獣」暗殺作戦」
★★★ 本作でも拷問が凄まじい。見どころは後半の暗殺模様から教会での戦いにかける部分で、迫真性が高い。見応え満点である。敢えて臨場感が高いと言わないのは、ハンディ・カメラによる揺らす画面が気に入らないからである。ほぼ全面的に揺れているからアクション場面でのそれが目立つということはないが、画面が揺れる→ドキュメンタリーっぽい→本物らしい、という観客の錯覚を利用した姑息な手段であるという僕の見解は、この映画の感覚では、覆せない。僕の映画観では、臨場感を狙ったと思われるハンディ・カメラ使用が見にくいということもあり、採点的にマイナスになる。
プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]
2018年8月26日
ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦
★★★ とにかく緊迫感がずっと続く映画でした。ナチスの冷酷さが、際立ちます。拷問や激しい銃撃戦、壮絶な報復があったこと。気がつくと、息をひそめて見てしまいます。そんな中でもロマンスなどもおりまぜてありました。キリアン・マーフィいっぱい出ていて大活躍です。戦争の理不尽さが伝わってきました。楽しくはありませんが、重厚で見応えのある映画です。
Spice -映画・本・美術の日記-
2017年9月20日
「ハイドリヒを撃て! 「ナチの野獣」暗殺作戦」
作品は緊張の連続の展開であった。レジスタンスたちのハイドリヒ暗殺計画の実施から、教会に立て籠もってナチス軍を迎え撃つ壮絶な銃撃戦は凄まじい。息を詰めて見据えるしかない。
ここなつ映画レビュー
2017年9月15日
「ハイドリヒを撃て!『ナチの野獣』暗殺作戦」
★★★★ 戦争は残酷なものであり、多くの人の命が失われてゆくものである事は分かる。だが、ここで描かれるのは、国家の政治的駆け引きによって、おびただしい数の市民が犠牲になったという事実である。ややセピアがかった、くすんだ色調がドキュメンタリーのような効果をもたらしているのがいい。実際にプラハで現地ロケしたこともあって、まさに我々観客もそこにいるかのような臨場感がある。本作も本年を代表する戦争秘話の秀作であると言える。ミニシアター系なので公開規模は小さいが、是非多くの人に観ていただきたいと願う。
お楽しみはココからだ〜映画をもっ...
2017年9月2日
ハイドリヒを撃て! 「ナチの野獣」暗殺作戦
容赦ない拷問シーンで行われたその手口と内容、そして自決と諸々のエピは鑑賞後wikiで調べた限りではありのままを描いているようで、終始半端ない緊張感を余儀なくされた。ヨゼフ役のキリアン・マーフィは長く骨ばった顔ということもあって往年のチェコスロバキア人プロテニスプレーヤーのイワン・レンドルに似てなくもなんで、アイルランド人だけれども東欧系と言われてもさほど違和感なし。また粒子の粗い映像が当時のプラハの雰囲気を出していたように思えた。
風情の不安多事な冒険 Part.5
2017年8月20日
ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦
ナチスドイツの追求ぶりが凄い。「ナチの野獣」暗殺作戦などというB級チックな副題がついているが全然B級ではない。本格的なアクションが楽しめる映画で迫力があった。
あーうぃ だにぇっと
2017年8月10日
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