ソロモンの偽証 前篇・事件:作品を観た感想(23)

ソロモンの偽証 前篇・事件
思春期らしい悩みを皆抱えているのを丁寧に描いていて、緊張感がありました。いじめっ子はいじめっ子、いじめられる子はいじめられる子だし、デブ、にきび、がり勉、実際にいそう。そして彼らの熱演が素晴らしい。不幸の連続の中、全校生徒で校歌を歌うくだりはちょっと違和感。
いやいやえん
2015年8月20日

映画「ソロモンの偽証 前篇・事件」
★★★★ 深く印象に残ったのは、主演の藤野涼子役でデビューした藤野涼子の無垢なまなざしだ。それほど違和感なくストーリーに入っていけたのは、生徒や学校全体に作り物っぽいところを感じなかったからだろう。
soramove
2015年5月6日

ソロモンの偽証 前篇・事件
とにかく面白かった。ただの学園ものなんだけど、たぶん結末は?って予測できるんだけど、まったく飽きずに見れた。誰が嘘をついているの?真実は?って思いながらずっと見てました。主役の子なんてこの映画がデビューとか、ぜんぜん感じないくらいすごかった。
C’est joli〜ここちいい...
2015年4月20日

ソロモンの偽証 前篇・事件
多感な思春期の少年少女の心理描写が丁寧であるため、若い人は共感、感情移入しやすいかも。幾度となく、それぞれの人物のキーとなるシーンが回想として繰り返し挿入されてきますが、まるで心の殻を剥がしていくような、僅かな違いがあり、それは少しずつ違う角度から、真実に迫るようにみえて、効果的。
to Heart
2015年3月31日

ソロモンの偽証 前篇・事件
本作の役名でデビューした藤野涼子がすばらしい。ほかの生徒役もそれぞれキャラクターが明確に表現されているし、大人たちもベテラン俳優を配してしっかりと脇を固めている。2時間の上映時間でしっかりと事件の起きた背景を説明しつつ、生徒だけで裁判を起こす準備段階を描いている。その濃密な描写は、後篇への前奏として見逃せない。
とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
2015年3月26日

「ソロモンの偽証 前篇・事件」:成島出≒野村芳太郎説
成島のフィルモグラフィー見てくださいよ−よくもまあこれだけ毎回違うトーンでバラエティ豊かな作品を作れるものです。その自己主張の少ない平明なわかりやすさ、やや泥臭い職人ぶりが野村芳太郎に似ています。その彼が野村の得意領域であるミステリーを手掛けたということで、本作の意義は大きいと思います。見事に上出来です。
大江戸時夫の東京温度
2015年3月25日

ソロモンの偽証 前篇・事件
とても見応えのある作品でした。主演で役名と同じ藤野涼子ちゃんの演技が素晴らしい。オーディションで選ばれて本作がデビューだというのに堂々とした演技でした。早く後編が観たいです。
☆yukarinの映画鑑賞ぷらす日記☆
2015年3月24日

ソロモンの偽証(前編・事件)
★★★★ 本作のタイトルは「ソロモンの“偽証”」であり、単なる“嘘”ではなくて、法廷における「虚偽の陳述」(この記事)こそが問題になると考えられます。映画で描かれるのが中学生の殺人事件なので、間近にあった川崎中1殺害事件(2月20日)を思い出してしまい、随分のリアリティを感じざるを得ません。
映画的・絵画的・音楽的
2015年3月19日

ソロモンの偽証 前篇・事件
ストーリーとしては非常にまとまっており、「こいつ怪しいな、あいつが犯人じゃないかな?」と思わせる展開はミステリードラマらしく見応えがありました。1万人からオーディションで選ばれた役名と芸名が同じ藤野涼子は、15歳にしては落ち着いた演技をしており、10代の頃の蒼井優を思い出させるほど貫禄がありました。この作品は大人の出演者がいずれも特徴のある役柄。ストーリー展開や構成が良かっただけに、トーンダウンが否めない内容でした。
必見!ミスターシネマの最新映画ネ...
2015年3月17日

ソロモンの偽証 前篇・事件
★★★★ オーディションで選ばれた中学生役のキャスト達が現実と地続きの”日常感”を”普通”に演じる素朴な芝居が実に生々しくてリアルを醸し出していた。気まずい空気MAXで迎えるエンドクレジット後に、後篇の予告映像が!おぉ、見応え満点な予感。ちょっと溜飲下がる。
Akira's VOICE
2015年3月12日

ソロモンの偽証 前篇・事件
★★★★ 時系列が前後しながら、少しづつ事件前と、事件後の出来事を明らかにしていきながら、生徒達が真実を求めて校内裁判を開こうといく様が、途中ホラーな演出もあったけど、最初から最後まで引き込まれた。
だらだら無気力ブログ!
2015年3月9日

「ソロモンの偽証 前篇・事件」 宮部みゆき作品 あらすじ&ネタバレ
★★★★ 確かによく出来た作品でありますが、東宝に一泡吹かせるには・・いかんせんパンチ力不足です。後編への前日譚のようなものに感じました。藤野涼子さん、この子も上手い。
オススメ映画情報 (ジョニー・...
2015年3月9日

『ソロモンの偽証 前篇・事件』
この作品を前篇・後篇と分けたのか。4時間を超えてもいいから、出来れば一本の作品として裁判の結末まで見たかった。そう思えるほど濃密な121分でした。数々の疑問をまるで大人が触れたくもない真実に被さられたガーゼを一枚一枚剥がすようにゆっくりと丁寧に見せる成島出監督の演出は素晴らしいものの、額から血を流す隣人女性や告発文をワープロで打つ三宅樹里の白目のない黒い瞳をホラー映画のように見せるのは、次はホラー映画も撮りたいというメタファーかとも思えたこの作品。
こねたみっくす
2015年3月8日

ソロモンの偽証 前篇・事件
★★★ 本来、23年後の涼子は尾野真千子ではなく、蒼井優でも良かったような。
佐藤秀の徒然幻視録
2015年3月7日

ソロモンの偽証 前篇・事件/どいつもこいつも何たる演技力!
「ふざけんなよ、続けて観させろよ!」と思うのは俺だけじゃないはずだ。そのぐらい最初から最後まで引きこまれっぱなしの作品だった。藤野涼子のどこかあどけない中学生らしさを残しながら、しかしあの両親に育てられた子供だということを素直に納得できてしまう演技のすばらしさには脱帽するしかなかった。ここまできっちりとした個を一つの物語の中でちゃんと定位置に落とし込み、一つのミステリーとしてまとめあげた成島監督の手腕の確かさは流石というほかない。個人的に市川実和子演じる垣内美奈絵が頭から血を流しながら、黒木華演じる森内先生をギロリと睨むシーンがあまりに強烈過ぎて頭から離れない(苦笑)。
MOVIE BOYS
2015年3月7日

劇場鑑賞「ソロモンの偽証前篇・事件」
ちょっと…ホラー入ってる。主役の藤野涼子を演じた藤野さん(これからこの芸名で活動するとか)の存在感は抜群で、片方の目から涙を流すシーンが印象的。他の生徒役の若い俳優さんの演技も素晴らしく…かなり見入ってしまう。展開的には、どんどん惹き込まれていくはず。エンドロール後に後篇の予告があるので、観終わってもすぐに席を立たないように。
日々“是”精進!
2015年3月7日

ソロモンの偽証 前篇・事件
どんどん引き込まれていきましたね〜。まだ序章でな〜にも分からないんですが。先が読めそうで読めない展開がいいですね。いじめや暴力が描かれてて悲愴な話なんだけど、クスクス笑える場面もあったり、ちょいホラー的なところもあって面白かった。笑えると言えば、まつこちゃんファミリーのシーンがツボ。今回の見所は生徒たちかな。キャラが立ってたね。自分たちで裁判をやろうって立ち上げていく姿も自然な感じで良かったよ。
はるみのひとり言
2015年3月7日

「ソロモンの偽証 前篇:事件/後篇:裁判」*成島出監督作品
細かな枝葉を巧く刈り込んだ脚本は、見事に原作の世界観を甦らせていた。なんと言ってもヒロインがいい……役名を芸名にした藤野涼子の、凛々しい佇まいと悠然とした低音の声音には大物になる予感さえする。原作にはない藤野涼子と柏木卓也とのエピソードを加え、そこで発せられる言葉が核心部分を補正し、クライマックスは原作とは違う高揚感と切なさに包まれる。映画としてのテーマは、これでいい。
TEA FOR ONE
2015年3月7日

『ソロモンの偽証 前篇・事件』子どもたちは何に傷つくのか
親世代なのに、なぜかいつの間にか中学生の気持ちになって見ていた。何度も泣きたくなった。ミステリーとしては、後編に繋げるための助走からスピードがついた状態でパッタリ終わった感。主要生徒たちそれぞれの顔がジックリと描かれた2時間である。主役はほぼ子どもたちであり、キャラクターが魅力的だ。生徒役を支える大人の俳優陣も演技の素晴らしい豪華キャストで固め、それぞれに不気味だったりカッコ良かったり、クズだったり…。ピッタリとこの世界にハマる。ミステリー要素だけではなく、人間模様を楽しむ精神的にズシンと来る作品。
映画@見取り八段
2015年3月6日

『ソロモンの偽証 前篇・事件』(完成披露試写会)
幼い弟妹の2人の演技が自然でビックリ!見たら絶対後篇見たくなると思う! っていうか、早く結末が知りたい ということでオススメ。
・*・ etoile ・*・
2015年3月3日

ソロモンの偽証 前篇・事件
中学生ならではの純粋さに圧倒されました。映画の後に流れた4月公開の「後篇・裁判」予告編では、真実が明らかになってますます面白そうでした。観終った時、早く後篇が公開されないかなあと待ち遠しくなった1本です。
とりあえず、コメントです
2015年2月28日

『ソロモンの偽証 前篇・事件』 (2015)
役者陣と製作陣の直球の熱意に圧倒される、実に観応えのある力作であった。代表格である主人公、藤野涼子役を射止め、役名を芸名にする“早乙女愛”方式でデビューする藤野涼子の存在感に圧倒される。お世辞にも上手いはいえず、表現もワンパターンで固い。だが、ひたむきさが伝わってきて理屈抜きに観る者の心に迫り、本作を牽引していく。若手陣のサポートに徹する実力派を集めた大人の俳優たちも清々しい。出来れば前後篇、一気に観たかった!
相木悟の映画評
2015年2月21日

ソロモンの偽証 前篇・事件
原作の主人公は野田健一。映画版ではそれが藤野涼子に置き換わっている。監督は長考のすえこの改変を決断。藤野涼子に焦点をあてて原作のエピソードを整理。監督はこの映画を 「勇気の映画」 とひとことで表現していた。
あーうぃ だにぇっと
2015年2月18日


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