ウトヤ島、7月22日:作品を観た感想(8)

ウトヤ島、7月22日
★★★72分間のワンカット撮影。少年少女たちが無差別に銃撃された72分という時間が、リアルタイムで描かれる。ただ、ワンカット撮影はもっと他にも優秀な作品があるので、新鮮味は私はさほどなかったかな。実際にあった凄惨な事件をフィクションとして映画化した本作は、映画にするにあたって入念なリサーチを行い、証言や演出を絶妙な視点で描くことに成功してた。
いやいやえん
2019年11月18日

ウトヤ島、7月22日
★★ モキュメンタリーではなくアクロバット的手法で、テロ体験の恐怖に主観性をまとわせようとするのだが、その果てしなく持続するワンカットを眺めている観客は、いつしかゲームの中にでもいるような錯覚を覚えるのだ。しかし、犯人の姿は映さずに、銃撃戦パニックに陥った若者の姿にフォーカスすることで、突然犯罪に遭遇した人間の圧倒的な恐怖感や、絶望感を観客に体験させることには成功した。
映画に夢中
2019年3月24日

『ウトヤ島、7月22日』:修復不可能なほど世界はねじれてしまったのか @ロードショウ
観方は一面的ではない。修復不可能なほど、世界はねじれてしまっているのだろうか・・・と暗い想いを抱いて、劇場を去らざるを得なかった。
キネマのマ〜りゃんひさ映画レビュ...
2019年3月20日

「ウトヤ島、7月22日」:事件を体感する #ウトヤ島、7月22日
不条理な状況に身を置きながら、銃というものの恐ろしさを、いやというほど体感できます。状況が分からない不安感が胸を押しつけますし、暴力的な射撃音が実に怖いのです。自分や自分の家族がこんな目に遭ったらどうなのかと考えてもらいたい映画です。
大江戸時夫の東京温度
2019年3月18日

ウトヤ島、7月22日
事件発生直後の周りのパニックに感染しロッジに逃げ込むシーンや、遠目に見える人影程度しか見えない犯人の姿に響き渡る銃声と、見えてるのに聞こえているのに何が起きているのか解らない漠然とした恐怖感は半端なく終始緊張状態にあった感じ。  
風情の不安多事な冒険 Part.5
2019年3月16日

『ウトヤ島、7月22日』犯人不在
本当に素晴らしくよく出来た作品。こんなに恐ろしく、哀れで酷いことはない。どんな思想の違いがあっても、人の命を勝手に奪っていいはずはない。それだけは本当に痛いほど伝わる。
映画@見取り八段
2019年3月14日

ウトヤ島、7月22日
予備知識なしで見ると、「宇宙戦争」のような雰囲気さえある。まるで夏休みの島のキャンプ場にエイリアンが侵入してきたかのような。とにかく銃声が轟き、キャンプしていた青年たちが全速力で逃げ回る。逃げると言っても島の中なので島は人間動物園化した状態。理由を告げている暇さえない。実は小さいヘリのような音が聞こえて来るが、実際、テレビ局のヘリが上空を飛んで逮捕前のブレイビクを撮影したそうだ。映像に出て来なかったのは、全編ワンカットにこだわったためだろうか。
佐藤秀の徒然幻視録
2019年3月8日

ウトヤ島、7月22日
リアリスティックでたしかに短い尺が永遠に続くのではないかと感じた。ついでにラストも衝撃的でちょっと後味悪いかもしれない。
あーうぃ だにぇっと
2019年3月3日


1.作品ページ

2.観たい作品リスト
3.追加

4.近日公開
5.公開中
6.DVD新作近日
7.DVD新作(2カ月間)
8.DVD旧作
9.超人気作品
0.トップ
アマゾン最安値購入
キーワード: