アンネ・フランクと旅する日記:作品を観た感想(3)

「アンネ・フランクと旅する日記」
★★★ キティ―は現代と、アンネのいる時代を行き来する。アンネのたどった道も多少は紹介されることになって、ここを手始めに「アンネの日記」を読んだりする人もいるかもしれない。絵柄的に、カオナシみたいで(苦笑)、それほど好みではないのもあり、あまり惹かれなかった。
或る日の出来事
2022年11月26日

アンネ・フランクと旅する日記・・・・・評価額1650円
★★★★ 本作はもともと人形アニメーションとして企画されていたそうだが、結果的に親しみやすい伝統的な2Dアニメーションとして制作されたのは良かったと思う。キャラクターは誰もが好感を持てるように可愛らしくデザインされ、作品そのものも強烈な個性を放っていたフォルマンの過去作と比べると、作家性の主張は比較的弱い。しかしこれは、アンネの名を知っていても、彼女の「日記」を読んだことの無い子供たちに、歴史に興味を持たせ、本を手に取らせるための啓蒙作品だからこれで良い。切ない情感にあふれた、優れた歴史教育映画だ。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2022年3月21日

「アンネ・フランクと旅する日記」
アムステルダムの冬の街の描写も美しく、流れるような線を用いたアニメ技法も素晴らしい。そして徹頭徹尾、何を訴えたいかの芯が通っている。良い作品であるのに申し訳ないのだけれど、何かこう、優等生が「自分が正しい」と思ってすることを、ちょっとした矛盾には目をつぶって正当化するような、そんな匂いを感じる作品であった。
ここなつ映画レビュー
2022年3月13日

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