下妻物語:作品を観た感想(4)

『下妻物語』 (2004)
サービス精神を揺るがせず、テンションを持続して最後まで突っ走る。これらのスタイルは一歩間違えば、観客に見離される危険を孕んでおり、本作はそこを抜群のセンスとバランス感覚で乗り切った奇跡の一本といえよう。本作が成立したのは、つまるところ、しっかりしたドラマ性が力強く流れているがゆえである。ヒラヒラのロリータ・ファッションできめた桃子と、原色の特攻服と土方ファッションできめたスケ番イチゴ。この水と油の二人が巻き起こす、異文化衝突たるスレ違いギャグは爆笑必至である。観始めたら最後、アッという間に終わる100%純粋に面白い日本映画をぜひご覧あれ!
相木悟の映画評
2014年11月10日

【下妻物語】ロリータ女と特攻女
この強烈なコントラスト…色つきの夢みたいな、マンガのような色遣いが何とも☆ そんな夢の中のような世界で、ちぐはぐなドラマを繰り広げる桃子とイチゴ。深田恭子のあの天然っぷりを大いに生かしたキャラクターが素晴らしい。そして、同じく、土屋アンナのヤンキーっぷりが見事ハマってる。2人のキャラクターをここまで生かした作品は今後出来ないんじゃないかと思うほどマッチしてた。飛ぶようなスピードでテンポ良く流れるストーリー。ああ、何か楽しい映画だったなー♪
映画@見取り八段
2009年9月20日

[ビデオ]同じく17才
「下妻物語」をDVDレンタルで観る。つまらなかった。 ロリータとヤンキーの少女友情もの。王道。 つまらなかったけど面白かった。 なんと言うか余計な枝葉が多い。 話の進展なしに、モノローグ又は主役二人の会話で突き進むには、まだポップさが足りない。「亀は意外と速く泳ぐ」ぐらいのポップさを要求する。 空や色彩感の素晴らしさ。 脇のガンバリ。 細かい所で誉める箇所がたくさんある作品。
「短歌と短剣」探検譚
2006年5月8日

下妻物語の名言
人間は大きな幸せを前にすると、急に臆病になる。幸せを勝ち取ることは、不幸に耐えることより勇気が要る。 出典:下妻物語 [映画] キャラ:桃子
名言集
2006年2月20日

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