悪夢探偵2:作品を観た感想(7)
『悪夢探偵2』恐がりの恐がらせ
★★★ 前作は正直、あまり入り込めずに終わったけれども、こちらの方は好き。断然好き。メッセージも明確でホラー的映像が冴えていて、悪夢の恐ろしさがたっぷり味わえて、そして、少し切ない。
映画@見取り八段
2019年8月13日
こんな終わり方・・ 「悪夢探偵2」
まず幽霊は人を怖がらすために出てくるのが通常だが、 ここでは怖がっている。 この世界のものすべてが怖いので、 それを傷つけてしまう。 その怖がっている顔がまた怖いのだが、 もっと不気味な顔も出てくる。 さらには意外なところでドカっと来る。いろんな部分にオリジナリティと創意工夫が感じられて、 やはり塚本晋也だ。 話題のラストシーン、 ここまでガマンして観た甲斐があったと思うことだろう。 いろんな意味で文学的なホラーとも言えるし、 非常に映画的な映画とも言える。 あえてお薦め!
シネマ走り書き
2009年5月17日
悪夢探偵2
前作を観ていたので、今回も観に行ってきました。前作よりかはわかりやすい内容だったような気がします。観ているとだんだん夢と現の境がわかんなくなってきて混乱してしまいます。それにしても京一は探偵というわりに、探偵らしいこと何一つしてないし、日々の糧はどうやって手にいれているんだろうか。気になります。
だらだら無気力ブログ
2009年1月26日
映画[ 悪夢探偵2 ]自らの悪夢と対峙するダークヒーロー
松田龍平の厭世観たっぷりの演技もいたについている。ゆれやパン撮影などを多用しているのが特徴的。物語を進行させるためだけのセリフまわしもなく、そぎ落としてコンパクトに作られているので、前作以上に世界観のある映画に仕上がっている。母の戸惑い、雪絵の悲しみ、菊川さんの恐怖そして自身のトラウマという、各々の暗黒の闇が「抱擁(愛)」によって解放されるクライマックスの映像は、怖さの中にも、温かさを感じる作品だと思う。
アロハ坊主の日がな一日
2009年1月18日
『悪夢探偵2』鑑賞
影沼は悪夢に潜ることができるけれど、ヒーローではない。そして今回、自分も常に悪夢にうなされている状態で、幼いころ住んでいた家で解決法を求めてみるが、母は何を怖いと言っていたのか。何故、自分までも怖いと言ったのか…想いをはせる毎に「怖がりの菊川」にリンクしてくる。音だけ聞いているととっても怖いんだが、画面ではなにが起こっているのかさっぱりわからないカメラワークはあいかわらず。
◇小耳書房◇
2009年1月8日
悪夢探偵2
★★★ からかわれて倉庫に閉じ込められた女の子が、 とっても怖くなっちゃうのだ。恐怖、恐怖、でも、実際には何にもしていない。全ては夢の中の出来事。夢と現実の境がだんだんよく分からなくなってしまう。
映画初日鑑賞妻
2009年1月6日
【映画】悪夢探偵2/先行上映会
★★★ 「内なる恐怖の変奏曲」とでも言うのだろうか、夢と現実、過去と現在、ぬぐいきれないトラウマや罪悪感といった精神性が強く盛り込まれた脚本になっていた。今回は潜在的に人が抱えているストレスや内なる恐怖といった中身の部分の表現がおもしろかった。新生ヒロイン三浦由衣の初々しい演技やお母さん役の市川実和子もよかったが、なんといっても主演の松田龍平がよかった。
芸術に恋して☆Blog☆
2008年12月19日
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