ICHI:作品を観た感想(27)
ICHI(51点)評価:○
★★★ 盲目のために凄まじく酷いことをされた過去を持つ市は、ひたすら他者を恐れていて"寄らば斬る!"を処世術にして生き伸びてきた女。しかも「生きてるか死んでるかわからない」なんていう精神的に半死半生の状態だった。そんな人間は生半可な優しさじゃ心を開けません。だからこそ明確な犠牲描写が必要だったと思います。「こんな私のために命を投げ出す人がいるなんて…」という驚きと感謝の表現が。ということで、残念ながら「愛が見えたら、きっと泣く」というキャッチコピーには惜しくも届かなかった作品。非常にもったいない気持ちでいっぱいです。
映画批評OX
2010年10月27日
ICHI(143作目)
★★★ 市に綾瀬はるか&トラウマ十馬に大沢たかお&万鬼党トップに中村獅童&白河組トップに窪塚洋介だけど、4人を筆頭に他の役者も良かったから満足は出来たよ。万鬼党は悪役の割りにイマイチ悪い事してる所が少なくて、白河組も最後に闘う所を見ると強そうに見えない。大沢たかおちょん髷姿は似合ってるけど最後は伸で残念。過去のトラウマ持ちだが実は強かった流れ好きだよ。綾瀬はるか&大沢たかおドッチが主役か分からん流れだし、役者は良いけど内容が微妙…。
別館ヒガシ日記
2010年1月24日
【映画】ICHI…の記事&私のお盆休みの過ごし方
★★★ 最近割と時代劇が多いような気もしますが…そもそも時代劇って流行ってるの!?これらが、どの層に向けての作品なのか!?…理解出来ないではいます。なぜ座頭市が女じゃないとイカンのか!? で、綾瀬はるかなんですけど…割と厚手の着物に身を包んで前かがみ気味に歩く綾瀬はるかってのは実に勿体無く、アレの魅力は全然発揮されていない訳で…もちろん可愛いんだけど…。刃物が痛そうな作品は結構苦手です。
ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画
2009年8月16日
一にも二にも綾瀬はるか 「ICHI」
ほんと何斬るかわかんないね。 大沢たかおも悪くない。 女座頭市という発想にもとくに驚かないが、 何よりも綾瀬はるか! 彼女をキャスティングした時点でもうOKなのだ^^ 凛々しい表情、 その佇まいから逆手を抜く瞬間、 これだけでいいのだ。 立ち回りの映像表現も、 音楽も、 想像どおりだけどいい感じ。 悪役もマンガ的でいいし、 どこか爽やかだよね。
シネマ走り書き
2009年3月5日
映画:ICHI 観てきました。
★★★★ 僕が好きな脚本です。悪役も根っからの悪役ではないって言うところ。さすが中村獅童、万鬼にぴったりの配役でした。大沢たかおもちょっと頼りない浪人にぴったり。でもやっぱり一番は綾瀬はるか。三味線も殺陣も撮影半年前から練習したらしく、かなりの自信のよう。あずみみたいなアイドル時代劇っぽかったらイヤだなぁと思っていたのですが、やっぱりしっかりした造りで良かった。
よしなしごと
2008年11月25日
「ICHI」 女座頭市は時代劇風・・・劇画?
雑音のない、研ぎ澄まされた感覚だけが捕らえる音は、市自身が拾う音なのかもしれない。それだけに、何度も何度も登場するサヤから刀を抜く時の音が、際立ってくる。髪がなびくところ、殺陣のアップや、血しぶきが飛ぶようなシーンが、全て漫画のコマ割のようになっている。それはそれで、新しい手法ともいえて、素晴らしい。しかし、力を注ぐべき部分と、ちょっとずれているように感じたのは私だけではなかったのではないか?
ノルウェー暮らし・イン・ジャパン
2008年11月15日
「ICHI」
★★ 座頭市の映画版では、毎回市の見事な居合いの腕が披露され、それを観るのも、ファンの楽しみの一つだ。CGをフル活用して快作を仕上げた曽利監督なら、それを期待しが本作では失望。回想シーンが延々と続き、物語のテンポがゆるい。相手役となる藤平十馬の扱いも中途半端。女性がバッタバッタと斬りまくるという、荒唐無稽なお話なのだから、もっとスカッとしたエンタティンメントにすべきである。
お楽しみはココからだ〜
2008年11月10日
ICHI
★★★★ しびれるねぇ〜。期待通りの映画でした。綾瀬はるかの座頭市はカッコ良過ぎです。中だるみも無く、要らないエピソードもなく市の仕込杖のようにシャープなストーリー展開です。大沢たかおも良いです。無くてはならない登場人物でした。取って付けたような名セリフが色々と出てきますが、それはそれで良しです。続編も見たいなぁ〜。
極私的、格付け!映画ガイド
2008年11月9日
【ICHI】
面白かったです!市の暗く重い雰囲気と真逆な十馬の軽さとでサクサクと流れるように進んでいきます。途中で二人の抱えている過去が明らかになり、市の頑なさとか人と関わることを嫌っていることはとても解ります。そして十馬の刀を抜けない理由も解るのですが…刀抜けなさすぎでは??あと欲を言えば、市の戦いシーンがもうちょっと欲しかったかも。意外に少なかったかな〜。
日々のつぶやき
2008年11月7日
「ICHI」鑑賞
全体の感想としてはそこそこ。面白いには面白かったですけどね。剣術の見所としてはスローで戦うところとが見せ場だと感じましたが…予告で見てしまっているので新鮮味はあまりない。最後の戦いも物足りない。"あずみ"みたいな大げさなのはいりませんが、普通に活躍させてもいいと思うんだけど。でも綾瀬はるかさんの雰囲気はすごく良かったです!とんど瞬きをしないところにも着目です。
エモーショナル☆ライフ
2008年11月5日
☆「ICHI」
★★★ サイボークに次ぐ無表情演技の綾瀬はるか…ちょっと色白・美肌過ぎて苦労人に見えなかったのが難だったね。最近のチャンバラ映画の殺陣は、動きにVFX…っつうのかな、使ってて、迫力あって、カッチョいーーともいえるけど、ちょっと加工しすぎでリアリティがなくなってきてる気がするね。主人公のキャラ設定がイマイチつまらないのかなー。盲目少女役はハードルが高かったかな。
☆☆ひらりん的映画ブログ☆☆
2008年11月5日
ICHI
★★★★ 別段すんごい逸品じゃないと思うんだけど、今までの時代劇とは感覚が違う。年配向けのモノと思われてた時代劇だけど、若い世代だってこういう形なら楽しめる。ただこの「ICHI」は試作品って感じ。。本格時代劇派にしたら、随分と物足りないかも。綾瀬はるかが似合わないけどよく頑張ってた。大沢たかお、芝居の中でも現場でも、みんなを包み込んでいたのではと思った。
映画初日鑑賞妻
2008年11月4日
ICHI
スタイリッシュな時代劇でCMや予告編で観たそのままの通り。あれ以上でもないしあれ以下でもない。内容を聞かれたらカッコよかった位で内容は薄かったかも。ただこの映画で面白い事は、監督が「ピンポン」の曽利文彦で、中村獅堂と窪塚洋介が対立すること。中村獅堂はパワーアップした怪演っぷりなのに、窪塚洋介は全然変わっていない。「座頭市」は誰がどう頑張っても勝新太郎を超えられないのだろう。
映画君の毎日
2008年11月1日
ICHI・・・・・評価額1100円
残念ながら監督と脚本家が同じようなタイプで、本質たる人間にあまり興味が無かった様に思える。色々と詰め込んで飽きさせない工夫はしているし、全くつまらない訳ではないのだが、端的に言って中途半端。ビジュアル的な活劇に徹したとしても、クライマックスで肝心の主役がほとんど活躍の機会を与えられないという決定的な構成ミスは致命的。斬って斬って斬りまくり、修羅の涙を流す市が観たかったなあ。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2008年10月31日
『ICHI』
★★★ 勝新太郎の映画は1本も見たことがなく、北野武の「座頭市」しか見たことがなかったので、単に北野版よりは、はるかに面白かったという理由で満足。面白かったのは、大沢たかおがへたれキャラでさまになっていたこと。綾瀬はるかの殺陣のシーンは最近よく見かける演出で、それなりにカッコよく見えた。大沢たかおとの純愛映画としても、それなりに面白いドラマにはなっていた。
映画の感想文日記
2008年10月30日
ICHI
彼女の恨みのこもった動かない黒い瞳。つらい過去、深い悲しみ、孤独を一身で受け止めるはなれ瞽女を力演。武士、藤平十馬演じる大沢たかお…素朴さを感じられました。対して、濃くて怖すぎる中村獅童。笑い声が不気味。つらい過去から刀を抜くことが出来ない侍・藤平十馬、市との剣に対しての、心の差異を感じさせます。市が愛を知るシーンでは泣けました。
花ごよみ
2008年10月30日
『ICHI』2008・10・26に観ました
コノ作品は、どうでしょうか?あれだけの俳優陣を揃えながら娯楽作品とするならば、効果的に使い切って居ないように思えます。凄みや女性ならではのケレン味も薄く軸足が移り過ぎて演出が地味に感じます。結局、市の活躍の場も少なく感じますし…あんな一本調子なオーバーなストップモーションでの殺陣では市の凄みは全然伝わらず、監督の表現の古さを逆に感じます。
映画と秋葉原と日記
2008年10月30日
ICHI
音楽がアカデミーを受賞したリサ・ジェラルドで、演歌な風景でも彼女の手がけた民族的な曲が意外性あって良かったです♪それ以外はほんと別にこれというものが無かったんですよ。大沢たかおが、それでも今までの彼のキャラには無かったような、ちょっと
UkiUkiれいんぼーデイ
2008年10月30日
「ICHI」 想像していたよりオーソドックス
スローを巧みに取り入れているとは思いますが、驚くという程でもなく。CGを使いこなす曽利監督ならではの、もう少し新しい映像を見たかったような気がします。特にいただけなかったのがキャスティング。俳優に対しての役柄が今までのイメージ通りのため、その後そのキャラクターがどう動くかというのが想像できてしまうのです。全体的に既存イメージに囚われすぎているのでは、と思いました。
はらやんの映画徒然草
2008年10月29日
映画感想『ICHI』 ほんと…
主人公である市を中心にして、同じく主人公と言って良い、十馬をからめ淡い恋を描き、2人の切ない過去を描きながら、最後は、と…キッチリ描かれているんですよね。綾瀬はるかさん、大沢たかおさん、を中心に結構いいんですよね。大沢たかおさんなんて、ほんとスゴイ!!でもね、他の目立つ人たちのウチ数人。明らかにキャスティングミスと思われる人がいる。
レベル999のマニアな講義
2008年10月29日
ICHI
★★★★ もともと「座頭市」そのものが荒唐無稽なお話なのだから、女座頭市が登場したところで何らおかしくはないと考えたい。それにこの女座頭市は、強いと言っても「あずみ」のような超達人ではなく、登場人物の中では三番目といった順位なのだ。そのあたりの控え目な設定が、逆に好感を持てるではないか。。過去を振り返るシーンで、思わず勝新の座頭市を思い出した。監督の熱い思い入れを感じた。
ケントのたそがれ劇場
2008年10月29日
劇場鑑賞「ICHI」
★★★★ とりあえず、時代劇の王道ですな。間の取り方、構図など全てが…。で、肝心の殺陣は、かなりスローモーションが多かった…(汗)とにかく、綾瀬はるかの女座頭市がめちゃくちゃ綺麗。"静"から"動"へ、"悲しみ"から"怒り"に。市の感情がむき出しになるクライマックスの戦いでは、切なさMAXでしたよ。
日々“是”精進!
2008年10月29日
ICHI
市を倒せる実力の持ち主は2人とも「見る」「見られる」ことに関して傷ついて堕ちてしまった男。市は見たいと思っても見えない。愛してくれる男は2人とも傷ついている。結局、傷ついた者同士が戦う羽目になるが、その時、十馬は対照的なトラウマを持った万鬼と対峙することで永年のトラウマから解放される。実はこの3人は悲劇を演じているのだと思う。
佐藤秀の徒然\{?。?}/ワカリマシェン
2008年10月29日
ICHI
★★★ スローモーション多用のアクションは微妙。強いのか弱いのか、速いのか遅いのか判別しにくい。でも、そこから市が超人ヒーローではなく、悲しみを背負って、居合いバリアで人を寄せ付けない、ひとりの女性である事が伝わって、人が嫌い、でも離れられない人間の弱さと強さが垣間見え、それらの思いをなぎ払って生きている姿が凛々しくかっこよかった。美しく清らかに体現した綾瀬はるかが良い!
Akira's VOICE
2008年10月29日
「 ICHI 」映画感想
★★★★ 真実味はありました。一人で旅を続ける"離れ瞽女"という設定や、居合いの達人と言うのも、上手く納得させるつくりになってました。見た目ヘタレの浪人や、宿場の親分と野盗の対立とのげ方も違和感無く進んでいました。居合いの殺陣の動きも、対戦する浪人、野盗、首領の万鬼含めて中々見応えありました。ドラマ部分は少し薄かったのかな?でも結構、真面目でカッコイイ時代劇アクションだったと思います。
Wilderlandwandar
2008年10月28日
『ICHI』 ☆くぁんたん・れヴゅ?☆
★★★ やはり「曽利文彦監督の…」というより綾瀬はるかの…」ですね。チャンバラが少ないよお。こだわりのある殺陣師さんじゃなかったのかな。せめて、ハッとするように美しい、綾瀬はるかのショットを入れられなかったのか。「瞽女」も基礎知識がそうとう欠落しているし、無理やり設定だけで映画を作ってしまった感じ。面白くなかったわけじゃないけど、ポスト「あずみ」にはなれなかったですね。
よーじっくのここちいい場所
2008年10月26日
ICHI
綾瀬はるかを観るために行きました。綾瀬はるかを大画面で観れただけで満足。脚本がベタだろうが、悪かろうが、綾瀬はるかが見れればそれでええんです。綾瀬はるかが好きならとりあえず観に行くべし。とはいえ、窪塚洋介にものすごい違和感。窪塚洋介の演技が受け付けなかった。
だらだら無気力ブログ
2008年10月26日
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