幸せのありか:作品を観た感想(2)
幸せのありか〜マグダラのマリア
★★★★ 本作は重苦しい障害者の物語ではなく、ハンディを抱えた人のヰタ・セクスアリスになっている。
佐藤秀の徒然幻視録
2015年3月17日
映画・幸せのありか
映画のかなりの部分は、マテウシュの辛い経験で占められており重苦しい雰囲気に包まれていますが、終盤になって、マテウシュが人の言葉を理解出来ており、瞬きで意志を伝えることが出来ることがわかると様相は大きく変わります。実に実に味わい深い映画です。民主化という大きな変化を遂げたポーランド社会を背景に、障がい者も健常者も、相手に伝える、ということの大切さに気づくべきだ、ということを伝える作品です。ダヴィド・オグロドニクとマテウシュの少年時代を演じたカミル・トカチの体当たり演技に感服いたしました!
読書と映画とガーデニング
2014年12月21日
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