落語物語:作品を観た感想(4)

落語物語
おおらかで貫禄のある小六を演じるピエール瀧、小六の一枚上手を行く気丈さとユーモアのセンスを持つ葵を演じる田畑智子は本当に好演でした。小春役の柳家わさびはさすがに落語家だけあって間のとり方がとてもうまいです。小六と葵の馴れ初めや葵が黙々と書きためていたノートの真実は皆さんの目で確かめていただきたい。人生の重大な場面ですらユーモラスで情に厚いやりとりには心打たれました。エンドロールでは師匠と弟子の力関係がコミカルに描かれていて、上映終了まで観ている方も笑ったり泣いたりしながらあたたかな気持ちになります。
映画とライトノベルな日常自販機
2011年10月24日

落語物語
★★★ この映画は、一人前の落語家へと成長していく若者の目を通し、落語の世界と温かく感動的な人生賛歌が描かれています。落語界っの裏、内弟子の立場やら舞台の袖で何をしているのか、真打にあがるにはの裏側などなど…。へーって思うこともたくさんありました。女性の落語家の話はありそうだな〜って本当に思いました。そして映画も落語同様、笑いあり涙ありでした。ベタな話もあったけど、やっぱり奥様のシーンでは涙してしまいました。いやーー田畑智子さんがよかったからだろうな〜!最近、落語ききにいってないな〜!!
C'est joli〜ここちいい毎日を〜
2011年9月9日

落語物語
田畑智子の存在が好い!主人公が内弟子として入った今戸屋小六師匠の妻役としての出演でしたがこれが素晴らしく良かった。ピエール瀧演じる小六との掛け合いが夫婦漫才のようで面白く、夫を陰ながら支える賢妻ぶりを見事に演じていて良かった。成長ものかと思ったら、主人公の目から見た落語界の実情や裏側などといったエピソードを羅列した感じの内容で、そこは期待はずれだったけど、一つ一つのエピソードは笑えるとこも多くて楽しく観られた。芸事の厳しさ、奥深さ、師の凄みが描かれていて、中々に見応えあった。
だらだら無気力ブログ
2011年4月29日

落語物語
★★★ 舞台裏も含めて落語に対する距離感がグッと縮まったのは間違いありません。メインストーリーは小春の簡易自叙伝のような流れ。楽しいこと、驚くこと、悲しいことも色々あるけれど、どこかユーモアを含めつつも描かれている人情噺のようでもありました。ただいかんせん淡々とし過ぎているうえに、エピソードの羅列に終始してしまった感があるのが残念。描きたい根本は解るのですが。もうちょっと全体的な脚本の作り方でもっと面白い作品になったように感じます。噺家目線での展開はとても面白かったので。
LOVE Cinemas 調布
2011年3月19日

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