アルゼンチンババア:作品を観た感想(5)
アルゼンチンババア : THE.癒しムービー
★★★★ 人生に行詰ったり、傷ついたり、絶望したり、そんな時に観ると少しずつ折れた心を元に戻してくれる、そんな映画でした。現実とファンタジーが入り混じったような世界観も何となくユーモラスで、声を出して笑わないまでも自然と笑顔になっている感じ。本当に、癒される映画ですねぇ。本作をここまで魅力的なものにしているのは、何といっても鈴木京香演じるアルゼンチンババアの存在でしょう。熟女好きの私としては、今回は森下愛子に軍配が上がっちゃうかなぁ。あらすじがとてもGoodなんですよねぇ。作品のテンポが絶妙でしたねぇ。
こんな映画観たよ!-あらすじと感想-
2013年1月23日
【アルゼンチンババア】自分の命は自分のためだけにあるんじゃない
妻の死から逃げたかった父。家族の死を受け入れられないアルゼンチンババア。出会ってしまった2人の暮らしは傷の舐め合いだ。みつこは自分自身も傷つきながら、父を待ち、探し、アルゼンチンババアから父の奪還を図る。現実から逃げ出した父に比べると、みつこは強い。ユリがみつこに「待ってあげましょう」と言うシーンは全く納得できない。では、この子自身が抱えている傷はどうなるの? みんながユリさんと言って慕うほど、凄い魅力をアルゼンチンババアに感じられなかった。ストーリーに納得行かない一番の理由。
映画@見取り八段
2009年9月18日
アルゼンチンババア
鈴木京香が演じるアルゼンチンババア=ユリさんの、愛情豊かで重厚な女性像は、とくに素晴らしいです。 ユリさんの人間性を築いたであろう数々の歴史をあえて伏せているところが、ますます彼女を神秘的に彩ります。 無駄な説明は徹底的に省いて、大事な部分を浮き彫りにした、大人の作品です。
舞台女優の鑑賞録【映画・本・ミュ...
2008年4月8日
[ アるゼンチンババア ]生命力が父娘の再生へと導く
鈴木京香の衣裳や化粧もこれまた中途半端なんだ。鈴木京香の普段の役柄を少し小汚くしただけでさほどかわり映えしないし、年齢も感じない。メイクにももっとこだわるべきではなかった。命がけで悟との子を産もうとするババアの行動も、生命力よりも、どこか哀愁のほうが近しい感覚にとらわれる。いろんなシーンで製作側とのズレを感じる。役者も揃っているし、題材もいいのに。もったない。
アロハ坊主の日がな一日
2007年4月19日
△ アルゼンチンババア
夏が舞台という影響もあるのか、映画やテレビでは隠したがる傾向にある汗、血、よだれ、などが画面に映る。料理や職人仕事の場面も多い。食事の場面も多い。料理はラーメンやちくわなどで高級料理は出てこない。石職人が石を削るシーンと、接骨院で整体師が整体をするシーンはもっとていねいな演出で見たかったような気もする。演出の意図は明確に見てとれるが、どれも中途半端なままに終わっているような気がする。
映画の感想文日記
2007年4月18日
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