奇人たちの晩餐会:作品を観た感想(1)
*奇人たちの晩餐会*
奇人というのは、おバカのことで、シニカルなフレンチコメディです。ピエールがあまりに横柄だし、ピンヨンは確かにズレているけれど、なんとも温かみのある人だということに気付き始めるのです。多分これこそがこの映画の狙い目。もう少し俯瞰してみると、編集者たちという多分ハイソな人たちVS普通のお役人という図式。外見的にもすごくわかりやすいように役者さんたちを配しているのですが、実は人間味があって、物事の本質がわかっているのは、少々ズレ感のあるピエールたちだったのでした。
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2009年7月28日
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