バンクーバーの朝日:作品を観た感想(14)

映画「バンクーバーの朝日」 戦前のカナダで活躍した日系人野球チームの秘話
アメリカやブラジルの日系移民のことは知識として知ってはいましたが、カナダにも多くの日系移民がいて日本人街があり、日系人野球チームまであったことはこの映画で初めて知りました。小柄な日本人の特性を生かした頭脳プレーで、次第に白人チームを倒すまでに成長する様はまさに痛快。妻夫木聡、亀梨和也、勝地涼、上地雄輔、池松壮亮らが、感情を内に秘めた抑制された演技で好演。
エンタメで行こう。
2015年4月14日

「バンクーバーの朝日」
前半部分から怒濤の落涙。「感動」や「泣き」のポイントは多々あり、ぐっとくるのは間違いないのだが、とにかくもう、「Brain baseball」で勝利をもぎ取って行く展開に泣けて仕方がなかった。
ここなつ映画レビュー
2015年1月26日

「バンクーバーの朝日」:映像はいいがテンポが悪い
あえて着ている服の種類が多くなかったり、徐々に汚れていくあたりもリアルです。ただ亀梨くんの細眉毛は現在のアイドルが入っちゃってたなー。妻夫木聡、亀梨和也、池松壮亮が(役柄上)みんなダウナーな個性で、陰気にボソボソとしゃべって、どうにもこうにもドラマが沈みがち。そこはちょっと計算違いなんじゃないでしょうか。その分、高畑充希がらみの場面が精彩を放ってました。テンポは悪いです。一つ一つのカットが長過ぎるし、カット尻のキレが悪い。2時間13分の作品ですが、3時間ぐらいに感じられました。
大江戸時夫の東京温度
2015年1月14日

バンクーバーの朝日
★★★ バンクーバーに当時あった日本人街や野球場が上手く再現されていて、時代の雰囲気がよく出ているように思われ、また妻夫木聡などの錚々たる若手俳優も、微妙な立場にある日系二世を上手く演じたり、野球のシーンでは大いに活躍したりして、なかなか面白く見ました。とはいえ、この映画の作り方では、青少年向けの文科省選定映画といった感じがしてしまい、大人の鑑賞に十分に堪えるものなのかいささか疑問に思ってしまいます。何か自分らしさを付け加えようとの石井監督の意気込みがあまり感じられませんでした。
映画的・絵画的・音楽的
2015年1月13日

バンクーバーの朝日
正直なところ何が言いたかったのかが掴みきれずに終わってしまい、題材も石井監督らしい静かな語り口も良く、イイ作品だっただけになんとも微妙に残念な結果に…。妻夫木くんは未だ「ウォーターボーイズ」の印象が抜けないせいもあって、いまいち頼り気のないフニャとした役柄が巧いと思えてならない。妻夫木くんに限らず本作はムードーメカーの勝地涼、落ち着いた佇まいの上地雄輔、ほんわかした池松壮亮に、反骨の亀梨和也とみんなそれぞれ力ま過ぎずで好印象。惜しいのは先で述べたように高畑充希以外の女優さんの出番のなさだわな…。
風情♪の不安多事な冒険 Part.5
2014年12月27日

『 バンクーバーの朝日 』日本の誇り
予告ほど泣けることは無く終わってしまったわね…。題材は面白いのに何だか薄い…。俳優陣は鬱々とした時代背景を丁寧に演じ、それぞれの生活に苦しみながらも野球に打ち込む姿は清々しかったのだが、その背景が「歴史をダイジェストに語ってみました」的になってしまっている。一番ウルッとしたのはストーリー本編終了後に歴史を語るテロップを読んだ時…って、なんだそりゃって話だけどホントなの。
映画@見取り八段
2014年12月25日

バンクーバーの朝日
閉塞的な状況にあって、ただ野球をすることで生きる希望を見出した人々の姿が感動的に描かれていた。「私を野球に連れてって」の歌唱シーンでは涙が止まらなかった。ぜひ映画館で彼らの生き様を目撃してほしい。
とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
2014年12月22日

バンクーバーの朝日
★★ わざわざシナ事変に合わせ、旧チームメートが中国遠征に参加していることを描くのは、現状の空気に媚び過ぎ。こういう実話を歪め過ぎた映画って、どれほどの意味があるのか。石井監督は、こじんまりした世界を描くのは得意だが、いきなり世界情勢、国際情勢という大舞台を絡めると不器用になり、大雑把にしか描けない。どうせ描くならもっともっとミクロに徹してチーム模様を描いて欲しかった。そう言えば、綺麗どころの人たち、ただ眺めているだけでストーリーに絡んで来なかった。
佐藤秀の徒然幻視録
2014年12月22日

バンクーバーの朝日/全ては彼らから始まった
大好きな野球で白人チームに勝つにはどうしたらいいのかを考えることは、白人社会の中に日本人が溶けこむにはどうしたら良いのかを考えることと同義になっていたと言っていいだろう。主要な登場人物はみな若手の演技派が出演していておさまりが良いのだが、個人的にはレジーの妹役を演じていた高畑充希に注目していた。
MOVIE BOYS
2014年12月21日

バンクーバーの朝日
★★★ 個人的には野球チームのお話がメインで観たかったです。盛りあがるシーンはたくさんあるのにサラリと流されてしまいました。当時の建物や町の雰囲気はよく再現されてたと思います。
☆yukarinの映画鑑賞ぷらす日記☆
2014年12月20日

バンクーバーの朝日
う〜ん、ちょっと物語に厚みが足りないかなぁ。通り一遍の、普通の物語程度に感じてしまいました。残念。出演も、妻夫木聡始め、宮アあおいや貫地谷しほり、佐藤浩市など、主役級の俳優陣を揃えているのに、それぞれがあまりクローズアップされることもなく、スーッと表面を通り過ぎた感じ。作品で光ったのは、上地雄輔。もう一人光ったのは、高畑充希。
勝手に映画評
2014年12月20日

バンクーバーの朝日
★★ 今回の作品はたぶん予算は増えたんだと思うけど中身が薄かった。映画の立ち上がりの映像はなかなか良かった。セピア色の画面で当時の風景が再現されていて雰囲気があった。何がいけないのかというと、映画の焦点が絞り切れていないところである。映画は作り物なんだからもっと面白く作ってくれ。これじゃ長過ぎて退屈!というのが率直な感想である。
あーうぃ だにぇっと
2014年12月16日

『バンクーバーの朝日』 (2014)
史実が訴える重みに圧倒されつつ、深い感動に包まれる至高の一本であった。当時代を完全再現した衣装や巨大オープンセットの美術の完成度である。脇役陣が、説明はなくとも彼らの背後にある人生が伝わってくる存在感で、豊かにスクリーンを彩っている。かの地の日本人社会を品良く点描する、この細かい配慮には唸らんばかり。本作、石井裕也監督のインディーズから培ってきた独自手法とメジャー的職人芸をみせる器用さが、いいバランスで融合した稀有な一作であると思う。その不思議な味わいが、エンタメと社会派のジャンルが融合した多様性のテーマとマッチしていよう。
相木悟の映画評
2014年12月15日

バンクーバーの朝日
様々な問題に苦しみながらも必死に野球をする若者たちの姿に心を動かされるような物語でした。心に残る作品でした。誰もが応援したくなるようなこのチームの野球の面白さが真っ直ぐに伝わって来ました。何と言ってもキャストが豪華でした〜長年、愛されるこのチームの勇姿を、この場で見られて良かった〜と感じた1本です。
とりあえず、コメントです
2014年11月7日


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