9<ナイン> 9番目の奇妙な人形:作品を観た感想(32)
『9(ナイン)〜9番目の奇妙な人形〜』('11初鑑賞71・WOWOW)
★★★★ アート系作品ですね。とにかく映像は素晴らしいです。肝心のストーリーはどっかで観たことのあるような内容で全く新鮮味はありませんが、私は好きです。9体それぞれにしっかりと個性があって、眼の表情の表現がとてもアーティスティックやなぁ〜と思いました^^ ティム・バートンがプロデュースしてるんだけど、バートンらしさはありません。バートンが新人監督のために胸を貸した…という感じです。ダーク・ファンタジーが好きなら楽しめると思うけど、基本すごく暗い世界感なので、鑑賞のタイミングを計ることが必要かな。
みはいる・BのB
2011年5月27日
【映画】9 〜9番目の奇妙な人形〜
★★★★ 良い感じのデザインセンス、世界観など、期待通りの出来で堪能いたしました。やはり人形と3DCGアニメという組み合わせの相性は他の素材よりも良いようで、無理なく面白い映像が出来上がっている感じでしょうか。映像とかデザインとか美術面は結構満足なこの作品ですが…お話の方は…まぁ、ありきたりな感じ。展開的にサプライズとか大きな感動とかもありません。淡々とどこかで観たような感じの話を観させられる感じです。まぁ話が中心のアニメでは無いと思えば、これはこれで良いかな…と納得。
ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画
2011年4月20日
9~9番目の奇妙な人形~
ダークな世界観が素晴らしい。この質感ビジュアルだけでも必見の価値ありでした。ストーリーは正直凡作とは思うのですが、それぞれ個性的な9人の人形たちは可愛らしく、動きも自然で麻布のちくちくとしたところや柔らかささえもが感じられます。テンポがよいので、個性的な人形達を楽しむ余裕があまりないのが残念といえば残念。声の出演者はみな豪華でしたね。
いやいやえん
2010年12月5日
《 9<ナイン> 9番目の奇妙な人形 》
★★★★ ティム・バートンは製作総指揮。短編アニメーション『9』を、同監督シェーン・アッカーが長編作品として生まれ変わらせた本作。その細部にまで注力された映像美は、観るモノの心を奪うだけでなく、何かを植え付けてくるような感覚さえ覚えます。全体を通して暗く、しかしながらカラフルに"破滅"が表現された独創的な世界観の中にあって、その美しさはより一層輝いていました。9体の人形によって描かれた世界の終末は、深いメッセージが込められているようで、間違いなく"大人向け"の上質なファンタジー作品でした。
映画 - K'z films -
2010年11月24日
9 <ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜
ティム・バートンをも唸らせたこの作品は、お子様にはちょっと怖いダークな世界。人類の起こしてしまった間違いのその後を生きていく…、名前もないその人形たちがすべての原点の様に思えます。生まれた時は名前もなく誰でもない。だけど"仲間"を作り助け合って生きていく。アッカー監督の描く世界は、個性的で尚且つ無機質な作りの人形が感情移入しやすい。9体の人形のそれぞれの個性が見ている者を投影してしまう。友情・勇気・愛…それぞれがすべて詰まった素敵な作品。そしてラストでは命の大切ささえ教えてくれる、とてもメッセージ性の高い作品です。
ひばなのシネマの天地
2010年11月15日
【アニメ】9ナイン 9番目の奇妙な人形
人形達はそれぞれ個性があって楽しい。始めは「9」を邪魔者扱いしていた仲間も、次第に打ち解けてきたり、終盤にかけての「1」の行動には感動する。人次第では涙を流す程ではないでしょうか。アクション要素もあり、演出も派手で観ていて飽きさせません。そんな風に思ってなかったからビックリです。とにかく、長編の前に観たオリジナル11分映像が素晴らしく完成度が高く、これを長編にしようと思い立つティムもすごいけど、作り上げたアッカー監督もすごい!まだまだ新人監督ですが、今後の期待が大きくされる監督でありますね!
☆紅茶屋ロンド☆
2010年11月4日
9<ナイン>9番目の奇妙な人形
人類が滅亡したあとの、麻布でできた奇妙な人形と機械の戦いを描いている。わては実写なのかと思ったけど、精巧にできたアにメーションだった。まるで実写を見るような映像と、不思議な世界が印象に残った。ハッピーエンドなどあり得ない展開だけど、見た後の余韻は心地よい。9番を世に送り出したのは、最後の手段だった。それが正しかったのか間違っていたのか、誰にもわからない。少しだけ希望が見えるのが、救いだろう。
とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
2010年6月27日
9<ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜
ダークな世界観と美しいCGが目を見張るが目新しさはなく、色々な映画や漫画が頭によぎる。それが悪いわけではなく、現実でも過剰なテクノロジーの世界が変ってしまうかという不安や、魂などは謎だけに似ていても興味をそそられる。人形たちの個々の性格がまったく違うのも面白く、1の保守的な考え方が興味深い性格だった。9との言い争いなど国の改革でよく見る気がする。全ての謎を明かしていないのが残念で、中途半端に考える内容になっているような印象もうける。長編のよさがあまり出ていないようにも感じた。でも、ラストは泣いた(笑)。
元レンタルビデオ屋店長の映画感想
2010年6月17日
9<ナイン>〜9番目の奇妙な人形〜
★★★★ とってもティム・バートンぽいです(笑) アニメーションなのですが迫力満点です。ちょっと怖いです。テーマもあります。ターミネーターっぽいです。丁寧に創られていて、作品への愛情が感じられます。人形が機械にやられる様は人形なのにショックです。魂ってなんなのでしょうね?最後、皆生き返るものだと思ってましたが…。元になった短編も観ましたが、本作品の方が救いがあります。何故9体?何故2体は双子?が、あまりよくわかりませんでした。声優陣はイライジャ・ウッド/ジェニファー・コネリー/ジョン・C・ライリー等、実写でも観たいような面子^^
映画、言いたい放題!
2010年6月16日
「9<ナイン>〜9番目の奇妙な人形〜」
120%心を揺さぶられました。映画の冒頭たったの10分で、画作りの美しさとダークだけど温かみ溢れる世界観に圧倒され、画面に目が釘付けでした!本作はチェコの人形アニメ、特にシュヴァンクマイエル作品あたりが好きな人、「AKIRA」の世界観(実写版ではなく原作漫画)が刺さった人にオススメ。仕事帰りに観たら「ここではないどこかへ」魂を持っていかれるか、飲み会やらサークルやらで、Twitterレベルのどうでもいい会話を交わしている時間の、3倍くらいの有益な80分を体感できるかもしれません。
RAY's Favorites
2010年6月4日
『9<ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜』は人形ではない
9<ナイン>は人形ではない。科学者が電気仕掛けの機器を埋め込んでいる様子から、これはロボットと呼ぶべき。もちろん、冷たくて無表情というイメージからは程遠く、不思議な温もりのある小人たちは、人形と呼ぶに相応しい。個性的な9人の「人形」たちはいずれも愛らしい存在だ。それにしても「絵」として完成された画面を観るのは楽しい。いささか古風な街の崩れかけた建物は、くすんだ色に覆われ、不思議な現象が起こるときには緑の光が飛び交う。そして恐るべきマシーンの真っ赤に光る眼。本作を観る者は素晴らしい80分を堪能するだろう。
映画のブログ
2010年5月29日
9 <ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜・・・・・評価額1500円
★★★★ 街のシークエンスで登場するのが、主に人間の精神性を象徴する教会であったり、知性を象徴する図書館であるのが面白い。様々なメタファーとミステリアスな謎を散りばめ、観客を作品世界に引き込んでゆく。だが、人形たちの心の物語が一応の美しいオチを迎えるのに対して、広げるだけ広げた世界観の謎に対する解が存在しないのはちょっと気になる。様々な謎が放ったらかしのまま話は進み、結局何の解も見せてくれないまま終ってしまう。シチュエーションが丁寧に描かれているが故に、説明されない部分が逆に目立ち、いちいち引っかかってしまうのは残念。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2010年5月23日
9<ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜
[ターミネーター]を連想させる設定が示すように、とりたてて新味を感じるわけではないにも関わらず、上映中はじっと見入ってしまう面白さがある。個性的なキャラクター造形とアニメであることを忘れてしまうような立体感と躍動感のおかげであろう。今後、メジャー系会社製作のアニメはほとんど3Dになると思うが、3Dに頼らなくても、充分に見応えのあるものは作れることを証明してくれる作品である。
Movies 1-800
2010年5月23日
9 <ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜 【印象度:87】
★★★★ 人形のとぼけた雰囲気に似合わぬ、手に汗握る激しいアクションの連続で、いい意味で裏切られました。非常に緻密で洗練された職人芸術的造形。質感重視の光量を絞った陰影の深い絵づくり。それでいて大胆で切れのあるキャラクターやクリーチャーの動き。これらの「謎の技術」により、完成度の高いファンタジー箱庭世界が構築されていて、序盤からぐいぐい引き込まれます。ストーリーは一本調子で大きな感動があるわけではないですが、映像の力だけで、押し切ってしまえるのは逆にすごいなと思いました。
蚊も無視する・・・そんなブログ
2010年5月21日
『9<ナイン>9番目の奇妙な人形 』 世界の終りという恍惚を…
この世界観が、たまらない。冒頭から、引き込まれてしまう。もともと短いものを長くのばして成功するなんてこと、めったにあるものじゃないけれど。きっとこれは…極めて稀な出会いと、作品への想いが紡いだ奇跡なのだ。世界の終りというダークな恍惚を、これら麻布の小さな人形たちと共有する― その行為は、ひとつの哲学ともいえる体験にほかならない…。あえて多くを語らなくていいだろう。だって劇場に足を運べば、きっと感じることがあるから。そんなこと言いたくなってしまう、映画なのだからね。
ketchup 36oz. on the table
2010年5月19日
『9<ナイン>〜9番目の奇妙な人形〜』
今いる人数だけで目の前の困難にどう立ち向かうか。この映画はそんな状況を人形たちに名前をつけずあえて一桁の数字で表すことで暗に仲間がこれ以上増えないことを観客に匂わせながらも、巧く見せてくれたと思います。ラストで魂もしくは生気を奪われ、解放されていくシーンでは思わず涙腺が緩みそうになりましたが、やはりティム・バートンが関わる映画はブラックなんですけど、人間の心の闇に隠されてしまいそうな勇気や心の美しさを描き出すのが本当に見事。見終わったあと、不思議とこの9体の人形を自宅に飾りたくなるほど気に入ってしまいました。
めでぃあみっくす
2010年5月17日
☆「9<ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜」
★★★ 番号の1〜9までは、いろいろな個性で分けられてるよう。こういう作品には珍しく、仲間が犠牲になっちゃう…さすが、ティム・バートンのプロデュースだけにダークっぽい。映像は荒廃した世界だからダークだけど、その雰囲気が独特で麻袋色がピッタリだった。人形やマシーンの動きもなぜかリアルに見えて、迫力があったね。しかし、もう少し、ストーリーを考えて欲しいかな。無鉄砲キャラにも見える主人公が、良くも悪くも、雑なストーリーにしてる気がした。嫌いじゃないよ、こういう作品。しかし、敵の目的が分からん、、。
☆☆ひらりん的映画ブログ☆☆
2010年5月17日
映画「9〈ナイン〉〜9番目の奇妙な人形〜」
★★★ 形もさることながら、安っぽくでも手作り感バッチリ親しみが湧く。目の粗い麻の体が繊細に動くのを見ながら、全体がこんなにチャッチイのに"こんな細かいところまで凝ってるよ"とツッコミを入れつつ。描かれた世界観は[ターミネーター]もどき。でもみすぼらしい体の人形が固定観念の枠を超えて、バカでかい「マシーン」に挑む姿は単純に心が熱くなる。誰かを助け、一緒に物事に取り組む気持ちさえあえばなんとかやっていけるのかもしれない。映像は凝っていて美しい。ストーリーは弱いけれど、彼らの動きを見てるだけで楽しめる。
soramove
2010年5月16日
9<ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜
物語はシンプルです。途中は膨らませていますけど、11分の短編と始め&終わりは一緒。でも、短編をティム・バートン監督がとても気に入ってプロデュースしたというだけあって、その光と影が織り成すダークな映像は予想以上にリアルで美しかったです。ほとんどが追いかけられたり戦ったりしている物語の中で、たまに平和なシーンも登場します。中でもレコードで遊ぶシーンの可愛さは最高です。観終った時、映画館が明るくなるのが惜しい…というような気分になりました。人形たちの次の冒険も見てみたいかもと感じてしまった1本です(^^ゞ
とりあえず、コメントです
2010年5月15日
『9 <9番目の奇妙な人形>』(2009)/アメリカ
★★★★ 1〜9までのキャラクターたちの個性は、そのまま世界に生きる我々の姿を表しているのでしょうか。一見、協力しないようでいて、自分たちなりに考えて行動していく様子には考えさせられるものがあります。ぐいぐいと引き込まれていく映像の世界は素晴らしいもの。しかし、ただ単に戦うことだけがメインになってしまっていたような感があり、そこからどう展開していくのかが見えない部分がある。それを感じることは十分できましたが、オリジナルの11分を80分に延ばしているのですから、そこを細かく描いてもよかったようにも思いました。
NiceOne!!
2010年5月15日
*9 <ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜*
目だけがキョロっとしたお人形が目を覚まします。彼がふと外を見るとそこは荒廃した世界。それから主人公の9が他の子と出会い、自分探しの旅をするのですが他の人形たちもそれぞれ性格がきちんと描かれていてそこが最大の魅力。ラストに向かうあたりで"人間"を感じさせるあるシーンは素敵!! ノスタルジックで透明感があって…。後半の戦いのシーンは好みではないけれど、結局は人間や戦争の愚かさ、テクノロジーの発達が人間にもたらすものは何か?など少々哲学的に、でもユニークなお人形を使ったことでかわいらしく描かれていました。
Cartouche
2010年5月14日
9<ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜
予告編が素晴らしくて、なんか「サイボーグ009」っぽいなぁと大いに興味を引かれたので観に行ったんですが、これは面白かった!映像も素晴らしかったし、独特の世界観も良かったです。9体の人形はそれぞれ特徴があったんですが、いまいちキャラが立ってない人形がいたのは残念。これは80分の長さだと1体1体にキャラ付けしてられないので仕方ないのかな。でもこの人形の造形は好き。フィギュアとか売ってたら買ってしまいそう。
だらだら無気力ブログ
2010年5月12日
『9<ナイン>〜9番目の奇妙な人形〜』
マイクロスコープで覗いたような視覚をもたらすオープニングの研究室からいきなりぐいっと引き込まれ、テンポよく繰り広げられるダークファンタジーな世界観にゾクゾクと。アニメーションの概念を超えた迫力とスケールにまさかのハラハラ。異素材のつぎはぎ人形たちが魅せる、かつてない冒険活劇。人はどうして生まれたのか、何故に世界は滅びるのか。哲学的な思考を内包しながら愛と勇気のアベンチャーがめくるめく。起承転結、転、結、転、結。というくらいのめくるめく展開はしかし、11分の短編を無理やり引き伸ばしたような感覚はもたらさない。
シネマな時間に考察を。
2010年5月11日
9(ナイン)〜9番目の奇妙な人形〜
最初から最後までストーリーが退屈で盛り上がりも何もない。希望もない。人類滅亡の経緯も凡庸極まりないもので、今時まだヒトラーまがいの者を登場させてロボットの反乱だなんて手抜き以外の何物でもない。短編はそれなりに良かったのかもしれないけれど、それをネタに膨らまし粉で膨らましたような作品を作らせたティム・バートンはもはや食わせ物だ。いくらB級テイスト好みでも、B級テイストの良さすらない。豪華声優陣も、単にバートンの業界政治力の賜物以外にしか見えない。
佐藤秀の徒然幻視録
2010年5月9日
『9<ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜』・・・Over The Rainbow
その世界観は終末SF。9体の人形たちがどれもみな個性豊かですぐに惹き込まれてしまった。CG表現もすばらしく、人形もメカもその質感はまるでストップモーションアニメを見るかのようで、麻布のツギハギ感が実にリアルだった。CGアニメとはいえ、ピクサーのように明るく楽しい訓話的作品ではない。その作風はあくまでダークであり描かれるのは殺伐とした世界。次々現れるビーストも恐ろしくおぞましい。しかしそこで懸命に生きようとする不恰好で奇妙な人形たちを見ていると、なぜか心がじんわりと温かくなる。
SOARのパストラーレ♪
2010年5月9日
9〜9番目の奇妙な人形〜
何故、彼らがここにいて、何故彼らが個性的であって、それはどういう理由で…ということがお話が進むに従って、なるほど、だから、こういう形で描かれてるのか、とわかってくる。それでも、やっぱり暗いイメージに支配されている。決して小さな子供向きではないアニメーション作品。けれど、最初は不恰好にも見えた主人公たちだけれど、途中から妙に愛着がわいてくる。ディズニーやピクサーとは違うCGアニメーション、豪華な顔ぶれの声で描かれる世界をどうぞ大人がご覧になって、そこから何かを感じ取って…と静かにオススメするものなのでした。
悠雅的生活
2010年5月8日
【9<ナイン>〜9番目の奇妙な人形〜】☆...
やはり映像は素晴らしく、そして声の出演者がとても豪華でした。人形はゴーグルの目と口だけで素晴らしい表情をしてましたよ〜。見た目は麻布で出来てるのでキレイとは言えませんが、何か愛着を感じ可愛かったです。9対の人形はとても小さいのですが、各々が役割?を持っています。その小さな体で協力し合いながら挑んで行くのです。愚かな人類が滅ぼした世界に!! 小さくても勇気を振り絞って、遺志を受け継ぎ勇敢に戦った人形達。健気で応援せずにはいられませんでした。80分の作品でしたが、ストーリーも良く面白かったです。
猫とHidamariで
2010年5月3日
9<ナイン> 9番目の奇妙な人形
★★★ それにしても驚きなのが豪華な声優陣。素晴らしい俳優の声の演技が楽しめます。物語は9が研究室で目覚めるところから。麻布で作られた人形は少々みすぼらしくも感じますが、シャッター風の目の部分や、手足などはこれが結構メカニカル。・・行き過ぎた科学力への批判や人形たちに人間性を持たせるあたりは、何やら手塚治虫の描く世界観にも共通するところがあり、とても馴染みやすく共感しやすいものの、反面目新しさは感じない。私はこの手のキャラクターが可愛いとは思えないので、映像的美麗さ以外のものは感じません。子供たちはどうかな…。
LOVE Cinemas 調布
2010年4月30日
9 ナイン 9番目の奇妙な人形 /9
★★★ ストーリーは単純だけど、メッセージ性は高く、人間の争いの愚かさを描く。面白いかと問われれば正直、「うーん」って答えちゃう。その代わり?ダークな世界観と、前がジッパーになってたり背中や横にぼわぁんって数字入ってたり手作り感ある人形の造形が好き。太っちょだったりつり目?だったり、女の子だったり同じように見えてちょっとづつ違う。博士が平和への願いを込め創り上げた人形たち。・・戦いの中盤がどうしても単純すぎて、ストーリー的にとくに惹き込まれない。[ナイトメアー・ビフォア・クリスマス]が好きな方はきっと好きでしょう!
我想一個人映画美的女人blog
2010年4月29日
「9<ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜」世紀末ボロ布人形伝説!
新鋭シェーン・アッカーの才能は非常に素晴らしい。相当にメッセージ性の強いストーリーもさることながら、スクリーン上を生き生きと動きまわる人形達の映像に心奪われてしまいました。そんなにカワイらしくもなく、むしろいびつで奇妙な人形達なのですが、観ているうちに、何とも言えぬ愛着が湧いてきてしまいました。小さな者たちが一生懸命に生きている姿に、アニメなんですけど、何か思い切り共感させられました。大人が見て、いろんなことを考えさせられる映画だと思います。でも、決して暗い話ではありません。一見の価値ありです。
シネマ親父の“日々是妄言”
2010年4月28日
9 〜9番目の奇妙な人形〜 ティム・バートンの惚れ込んだ世界とは..。
主人公は、アイデンティティもわからないまま、目覚めた小型の人形。名前は背中についていて、タイトル名。彼はどのように現実を知り、対処していくのか…。全体のダークな感じが、とってもティム・バートン好みかな。NYのMOMAでティム・バートン展をみた時、真っ先に感じたこと。それは、彼が「子供時代」から一貫した感性の世界を生きてきたということ。彼が書いていた絵はどれもその昔から「ぞっと!」するような世界…。そんな彼の感性に合ったわけだから、本作は全くもってダークな世紀末(笑) 声優陣がとっても豪華。
日々 是 変化ナリ
2010年4月14日
9<ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜
★★★★ ターミネーターほど生々しくないし、ウォーリーのようにほのぼのもしていません。9体の人形が機械獣と戦いながら自分たちの存在意義を探し当てる物語。色彩、物語はダークですが人形が顔も体つきも可愛いので暗い気分にはなりません。意外だったのは、アクションが沢山あったことと人形達がとても小さかったこと! どこかマンガチックになりそうですが、そんなところは一つも無く最後まで緊張感を持ちながら、独特な世界に浸れます。魂を弔うようなラストはまさに人間的。知らず知らず感情移入していました。大人向けのファンタジーだと思います。
☆試写会中毒☆
2010年4月9日
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