アンネの追憶:作品を観た感想(2)
映画・アンネの追憶
オットーが生き残ったという事実を知っているからこそ、彼が二度と生きては会えない愛する人々と別れなければいけない二つのシーンが深く心に残りました エンニオ・モリコーネの美しい音楽と光輝く少女たちの笑顔で始まった映画が、悲惨な結末を迎えることが、頭では分っていても受け容れ難く 命の重さとは良心とは考えさせられました
読書と映画とガーデニング
2012年5月11日
アンネの追憶
★★★ アンネたちの時も約半数が即殺されたというのだが、ガス室に送られる子供たちを前にしたシーンがなんとも印象深かった。構成的に少し気になったのが、この収容所のシーン。基本的に物語はオットーの回想という設定だから仕方がないといえば仕方がないのだが、家族がバラバラにされてしまうせいか、エピソードの主がアンネだけでなく、父オットーや、哲学者のラビ(モーニ・オヴァディア)の場合が出てくる。他の多くのユダヤ人同様、15歳の少女を襲った過酷な運命にはタダひたすら心の痛みが抑えられなかった。
LOVE Cinemas 調布
2012年4月17日
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