ｲｻﾞﾍﾞﾙ･ｱｼﾞｬｰﾆの惑い:作品を観た感想(2)

ｲｻﾞﾍﾞﾙ･ｱｼﾞｬｰﾆの惑い
ｴﾚﾉｰﾙの気が狂わんばかりの表情が痛々しくて見ていて苦しいものでした｡一方的な愛は､相手を表面上はつなぎとめておくことができても､心をつなぎとめることはできないんですよね｡ｱﾄﾞﾙﾌの心はちっともわかりません｡君が心弱いのが全て悪いんだ！…ｲｻﾞﾍﾞﾙ･ｱｼﾞｬｰﾆって何であんなに綺麗なんでしょう｡彼女の映画を見るのはこれがはじめてなのですが､その愁いを帯びた美しさだけでなく､とても説得力のある女優なんだな､と思いました｡愛ゆえに正気と狂気の狭間にいる女性を､こんなに表現できる女優ってそうはいない｡
映画備忘録 by Movie-Goer.net
2010年12月30日

映画: ｲｻﾞﾍﾞﾙ･ｱｼﾞｬｰﾆの惑い
邦題：ｲｻﾞﾍﾞﾙ･ｱｼﾞｬｰﾆの惑い 原題：ADOLPHE 監督：ﾌﾞﾉﾜ･ｼﾞｬｺ 出
Pocket Warmer
2004年7月13日

このﾍﾟｰｼﾞは､象のﾛｹｯﾄﾊﾟｿｺﾝ版の『作品を観た感想ﾄﾗｯｸﾊﾞｯｸ』のﾍﾟｰｼﾞと連動しています｡

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