よだかの片想い:作品を観た感想(2)
『よだかの片想い』をシネ・リーブル池袋2で観て(ネタバレ)、
★★★主演の松井玲奈が凄く良い。儚げにまっすぐ立って、常に自分に自問自答している。彼女は自分の痣についてコンプレックスを持ってはいるが、彼女が負担に思って苦しめられているのは肉体的なハンデではなく、社会的に与えられた後天的な序列についてだ。ここで複雑なのは、苦しめている側が彼女に対して「気遣う」事が、彼女の特殊性を際立ててしまう点だ。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2022年10月3日
よだかの片想い
★★★★ 身体的特徴を特別視せず描いたとは云え当事者でないと語れない分からないことがあるのは認識すべき。先生が怒ったことで、見られる事が嬉しかったのがダメに反転する光の描写に感心。これは観ないであーだこーだ言ってもしかたない映画。
あーうぃ だにぇっと
2022年9月19日
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