メタルヘッド:作品を観た感想(12)

メタルヘッド (2010)
★★★ ヘッシャーは何か言いたくてココに来た訳じゃない。TJやニコールも別に他人に救いを求めてない。自分自身で解決するしかないのは解ってはいる。ただ、今ある現実に正直に向き合って前を向けるか?向けないか?意味不明な例え話や行動ばかりするヘッシャーを見てそう思ったんでしょうな。ラストの晴れ晴れとした散歩シーンに思わずグッときてしまいましたよ。出演陣もみな良い感じ。ただ、ナタリー・ポートマンはチョイ役すぎやないですか?―複雑になりつつある最近の家族再生物語を上手く描いたなかなかの佳作。思惑とは違ってましたが、これは面白かった!
肩ログ
2011年10月17日

メタルヘッド
★★★ 身内の不幸で立ち直れない父親と息子、そしておばあちゃんの3人家族の家に突如として現れたヘッシャー。なんやかんやもないうちにすっかり家族の一員になっているのが笑える。しかも下ネタちょっと過激、それに言ってることが意味不明なところも…いったい何をしたかったんだろ。でも、観終わって思えばこの家族にとっては良かったことだった。後半最後のおばあちゃんの散歩に泣けてしまいました。それまでは普通かなーと思ってたのにあのシーンでグッときちゃいましたわ。もうヘッシャーったら!!
新・映画鑑賞☆日記・・・
2011年10月3日

メタルヘッド
ヘッシャーは悲しみに陥る家族にとって「だからなんだってんだよ」と活力を注入するような型破りな存在だったんだろうと思います。…が、悲しみに浸っていいときもあると思うの。そりゃいつまでもはダメだけどさ。ただ、ラストの家族揃っての散歩シーンは良かったと思います。思うにヘッシャーは何事にも思いついたら一直線のある意味純粋野郎なんじゃないかな、やることがとにかく過激なヘッシャーだけどおばあちゃんをみる目線は常に優しかった。おばあちゃんの散歩に付き添う理由が笑えましたが…。人によって好き嫌いのある作品かと思います。
いやいやえん
2011年9月26日

ヘッシャー! 「メタルヘッド」
受け狙いがやや鼻につくが、それでもユルさとキレ?があいまった微妙なテンションは悪くない。何か所か、素直に笑った。ただ邦題はやはり違う。"ヘッシャー"でいいじゃない。ヘッシャーはいわゆるトリックスターではあるが、タイトルになっているのだから主役でもある。と同時に少年TJやTJの父、マデリン婆さん、ポートマン演じるニコールを浮き上がらせる名脇役のようでもあり、そうしたゲシュタルト的、あるいはホロン的関係性がビルドインされた構成も本作の個性と言える。DVDレンタル予定リストにはこっそりと入れておいてほしい作品だ。
シネマ走り書き
2011年8月12日

「メタルヘッド」 傷跡をグリグリつつかれるような痛い哀しみ
★★★★ どうも常識的から逸脱ししぎてて、他人として見てる分には面白いが身近にいたら迷惑だろうな。ちょっと心を許すとたまとんでもないことをするんで、少年は戸惑うばかりだ。もしかしたら悪魔のようなヘッシャーは少年の願望が作り出した幻かもしれない。何もかもが砕け散った時からこの映画は始まった。ラストシーンは何の象徴と見るか、小さな四角となった赤い塊。でももう少年には要らなかった。きっとその過剰なおせっかいぶりがヘッシャーたるところ。深い感動なんてないが、思わず拾いモノの映画だった。面白かった。
soramove
2011年8月10日

『メタルヘッド』はハッピーな地獄だよ。
地獄からの旅行者のヘッシャーは現代社会をどう見ただろうか。本作はメタルの歌う「基本的にこの世は地獄」の精神にのっとり、相対的にたくさんモノがあるこの世界をすばらしい世界に見立てていると思う。[シリアスマン]はとりあえず何でも時間が解決してくれるという実に受動的な不幸回避を提示していましたが、本作はもう少し能動的にどんな悲しいことだってなんとかなるものなのだと語る。だって世の中は基本的にデスメタルなのだから。メインの俳優がみな素晴らしかったです。メタルが聴きたくなることうけあい。おススメ。
かろうじてインターネット
2011年7月22日

『メタルヘッド』
原作者や、脚本も担当した監督の真意は分からないけれど、これはメタル野郎が家族を救うヒーローものなんだと思う。結局、ヘッシャーのことは全然分からないし、そもそもどうやって生活しているのか…居候か(笑) 疑問もあるけどメタルマンだと思えばOK。思わなくても全然楽しめるけど(笑)。ちょっとバカで、じんわり感動。小さな作品だけど良かった。めったにしないというメタリカが楽曲を提供。ジョセフ・ゴードン=レヴィットのファンは是非!ワイルドでバカで優しい姿を見ることができます!オススメDEATH!
・*・ etoile ・*・
2011年7月20日

メタルヘッド / Hesher
★★★ これなかなか面白かった♪観てもらわなきゃ説明出来ない独特の間と、予測不可能なヘッシャーが面白くて前半はちょこちょこ笑える。子供相手に下品だし、女のことで裏切るし、人の家のプールに勝手にモノ投げ込んで一緒に泳いだかと思えば火をつけたり…ほんとヤクやってるでしょ!としかいいようがないキャラだけど何だか憎めなくて可愛い。それはやっぱり演じてるのがジョセフだからかな。顔が優しいんだもん。そしてラストの方はちょっとジーンとするような、思いがけなくいいお話になっているのでした〜。けっこうおすすめ。
我想一個人映画美的女人blog
2011年7月16日

映画レビュー 「メタルヘッド」
★★★ ヘッシャーのやる事はかなり度が過ぎていて面白いし、こういうストーリーは嫌いじゃないのだが、どうしてもヘッシャーの普通の時と、イカレてる時のギャップが大きく、どちらかを基準にすると、もう片方がやらされ感でいっぱいな様に見えてしまい、感情移入があまりできなかった。そうは言っても、塞ぎ込んでいるTJ親子と自分が何となくラップし、閉塞感が漂いがちな日常に対して、ヘッシャーのとにかく自分の気持ちに対してストレートに行動に移していく様は、心を大きく揺さぶられた。
No Movie, No Life (映画・DVDレビュー)
2011年7月10日

【映画】メタルヘッド
これはいわゆる「現代版メリー・ポピンズ」なんだそうで。メリー・ポピンズを知らないからなんとも言えないけど、何処からか不思議な人がやってきて、家庭を上手く取り持ってくれる、みたいな、そんな感じ?ヘッシャーのやり方は正しいわけじゃないけど、彼のおかげで段々視野が広がっていくみんなの姿は良かった。ヘッシャーは次は何処にいくのか。彼は本当にメリー・ポピンズなのか。ちょっとお騒がせなヘッシャーだけど、TJは大きく成長したんじゃないのかなぁ。
☆紅茶屋ロンド☆
2011年7月6日

メタルヘッド
★★★ しかしヘッシャーは破天荒だけれどナイスガイという単純な図式ではないところが面白い。やることが一々過激なのだけれど、どうやら観ているとマデリンに対する眼差しだけはとても優しいことが解ります。要するにヘッシャーは良くも悪くも自分の気持ちに正直に行動しているんです。散歩に行く約束…、ヘッシャーと父子のシーンは、ようやく自分の足で歩き始めた2人の再生と相まって中々に感動でした。結局ヘッシャーとは何者だったのか。なんだか神が一時的にこの家族に使わした天使のように思えました。
LOVE Cinemas 調布
2011年7月1日

メタルヘッド
★★★☆ 製作にはナタリー・ポートマンも拘わっている。この物語において一番のキーパーソンである謎の男ヘッシャーの正体は劇中では一切明かされないし、彼の人物像は画面で描写されるまたは彼が口にする真実かウソかわからない部分でしか観ているこちらは分からない。間違いなく画面を観ていて彼をキチガイだと感じるだろうが、彼が起こす行動や言動が突拍子もないものながらその本質は非常に訴えてくるものがあるのは事実という描写がされている。こういう部分を観ていると流石スペンサー・サッサーと感じさせられる部分があった作品だ。
Memoirs_of_dai
2011年6月25日


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