ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ:作品を観た感想(5)

桶屋が儲かる仕組み
犯罪映画特有の陰惨なイメージはない。喜劇的要素がふんだんに盛り込まれており、イギリスらしいシニカルな笑いを提供している。ガイ・リッチー作品の魅力は、観ていて伏線とは到底思えないような些細な事柄が後になって大いに意味を持ち、それが起因となって起こる出来事が作中人物を翻弄するところの描写にある、この趣向を支えるのがテンポの良いカット割り、時にストップモーションを用いての状況描写である。論理とアクションが因果として見事に呼応する面白さ、それこそがガイ・リッチー作品の真骨頂である!
MESCALINE DRIVE
2012年8月4日

Lock, Stock and Two Smoking Barrels
序盤から数々の複線があり、それが一本につながっていく脚本はお見事。バラバラになっていたものが組みあがって消えていく気持ち良さを感じます。
【ジャンル別映画・時々深夜アニメ】
2012年2月15日

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(映画/DVD)
★★★★★ 映像が綺麗であればイイというものでもなく、粗くても脚本や音楽諸々とマッチすれば、素晴らしい映画になるということのお手本のような作品。ギャング系の映画なんだけれど、血や肉が飛び交いまくるとか、シリアスな話が主というわけでわなくて、ガイ・リッチー監督の独特のユーモアで笑いを誘ってくれます。笑えるんだけれども、カッコイイから凄いです!色んな登場人物の偶然が重なりあって、ある一点で気持ち良く交差させてくれるのが非常に清々しくテンポよく観られる。音楽もかっこよくて、非常にセンスがイイです。
映画を感じて考える
2010年3月16日

ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
観始めて思ったのだが、これは新世代の大ヒット映画トレイン・スポッティングに次ぐ、新世代のイギリス映画になるのでは!?  ガイ・リッチーにとっては長編映画デビュー作となったこのロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、デビュー作としては完成度が高く笑える。なかでも「ついていない奴は、とことんついてない」奴を描かせたら右に出るものはいないかもしれない。ここまでツキのない奴はそうはいないだろうし、ここまで見せられると笑ってしまう。
Patsaks
2008年1月5日

「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」
んー、もう面白過ぎるの一言。なんで今までこの作品を見逃していたのか反省。
SKETCHES
2007年5月11日

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