最高の花婿:作品を観た感想(3)

最高の花婿
全体として随分と図式的であり、また、そんな厳しい状況に置かれていない日本から言うのも気が引けるとはいえ、現実はそんなに甘くはないのでは、とも思えるところです。あまりにも物語が作り物過ぎていて、もっぱらクマネズミのコメディ精神の欠如に拠るとはいえ、どうにも白けてしまうのです。食事会などでの4人の婿たちの威勢の良さを見ると、結局、フランスの白人たちは、外からやってきた異人種らの勢いの前にたじたじの有様だ、というようにも本作を受け取れるところです。
映画的・絵画的・音楽的
2016年5月21日

「最高の花婿」
本作を見て今年初めて見て良かったと思った一作。丁々発止でやり合う婿たちも然ることながら、クロードとシャルルの父アンドレの絡みは最高。コメディ俳優クリスチャン・クラヴィエの存在は大きい。そしてドラマは見え見えのハッピー・エンデイングだけど、久々でシアターで大笑いした。
ヨーロッパ映画を観よう!
2016年4月19日

最高の花婿
★★★★★ ストーリー展開としてはベタなんだけど、フランス映画らしいちょっとブラックなところもありつつ、でも笑えて、すごく好みでした。俳優陣は知らない人ばかりだったけど、みんなハマってていい感じでした。
映画三昧、活字中毒
2016年4月14日

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