二重スパイ:作品を観た感想(2)
二重スパイ
北側の人間、個人々はたとえスパイでも軍人でも、冷淡な悪人ではなく「一人の人間」だということを描いている。この辺が東西冷戦時代は「ロシア人はみんな悪いヤツ〜」、現在は「アラブ人はみんな悪いヤツ〜」という方向に行きがちなハリウッド映画とは違うところ。当時の北朝鮮国家主席の名前が実名で出てきたのにはビックリした…。スパイ映画ではあるけれど派手な銃撃戦も火薬を大量につかった爆発シーンもない。どちらかというと地味な人間ドラマ。ラストの展開はありきたりで読めてしまうものの、リオでの乾いた映像はGoodでした。
映画備忘録 by Movie-Goer.net
2010年12月23日
二重スパイ
本物のスパイは007のようには行かない。 危険で辛く切ない。 祖国への忠誠が唯一の支え。 正しいとか間違っているとかではないのです。 そんな使い捨てのスパイを作り出す国が、あの北朝鮮。外界から遮断して手荒い教育を施せば、洗脳なんて簡単。純粋な人ほど洗脳されやすいんでしょうね。 悲しい工作員たちのお話です。 重いけど心に残る映画。
GROOVE PEOPLE
2006年5月23日
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