火花:作品を観た感想(7)

映画評「火花」
★★★ 主題を掴みかねるところがあるにはあるが、芸人の世界という以上に、世の中特にネット時代となった世の中の生きにくさを僕は感じるのである。幕切れには人々の小市民ならではの悲哀が滲み出ているような気がする。ややチェーホフ的な後味と言って良いかもしれない。
プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]
2018年9月22日

『火花』をトーホーシネマズ日本橋3で観て、
★★★ 桐谷健太すごいなあ(孤高の芸人が暴走しすぎてつまんなくなるとこまでちゃんと出してる)。菅田将暉の現場で自分の身を削いて削いでそれでも笑いと向きあってる体も凄くいい。お互い二人の相方も本当のお笑い芸人だと思うのだけど(名前知らん)名演。そこにいる存在感が凄く強い。
ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
2018年5月23日

火花
★★★ お笑いを題材にしているからといってコメディ作品ではなく、お笑いとは何かを巡るむしろ観念的な映画というべきでしょうか。原作に書き込まれている頭でっかちな部分をもっと削っても良かったのではとも思いました。本作は、全体としてはなかなか興味深い作品ながらも、本作の構成としては、スパークスの最後の漫才で盛り上がったところでジ・エンドにすることもありうるのではないか、その後の神谷の話などはかなり抽象的なものでなくもがなではないのか、などと思ったりしました。
映画的・絵画的・音楽的
2017年12月22日

火花〜世間から取り残された感
★★★ 思えばオープニングのシーンは熱海海岸。神谷が砂浜に首まで埋まって女の子に面白がられるのは受け狙いの妄想なんだろうけれど、とにかく面白いアイデアが浮かべば何でもやる神谷を物語る。
佐藤秀の徒然幻視録
2017年11月28日

「火花」:原作がそうだから、しょうがないけど
どうにもダウナーで重いのです。又吉の個性も板尾の個性も、暗くアーティスティックに突き詰めていくタイプなので、その相乗作用でどうにも窮屈で風通しの悪い作品になってしまいました。菅田将暉と桐谷健太という主演コンビは、柄に合っているし、悪くないです。でもむしろ桐谷の相方役の三浦誠己が、リアルないい味出してましたねー。
大江戸時夫の東京温度
2017年11月26日

火花
★★ 木村文乃の変顔が一番の見せ場。原作は話題性もあって売れたようだけど、ドラマは視聴率が散々な結果だったので、劇場版もそんなに客入んないだろうなぁと思ったら、案の定、半分も入ってなかった。
だらだら無気力ブログ!
2017年11月26日

火花
映画はそこそこの出来だった。これがやりたかったに違いないと思う“常識をくつがえす漫才”のくだりは秀逸。芸人が映画化を買って出ただけの価値があった。木村文乃がブスメイクして変顔するのには根性を感じた。笑いはそこそこだったけど、ぐっとくるシーンが盛られているとは思わなかった。
あーうぃ だにぇっと
2017年11月20日


1.作品ページ

2.観たい作品リスト
3.追加

4.近日公開
5.公開中
6.DVD新作近日
7.DVD新作(2カ月間)
8.DVD旧作
9.超人気作品
0.トップ
アマゾン最安値購入
キーワード: