ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない:作品を観た感想(30)

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない (2009)
★★★ 面白かったか?と言えばまぁ面白いですが正直、何かもう一つ物足りなさを感じ、社会風刺をするには弱く後に何も残らない…そんな感じですかね。
肩ログ
2012年2月3日

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
映画はあくまでコミカルに進むので、共感しやすく観ることが出来ました。私も昔3K職場で働いていた時がありましたが、ここまで酷くはなかったです。デスマみたいなのはありましたけどね〜。社会風刺の強い作品かと思えば、そうではなく、1人の青年の成長を描いたというところが良かったと思います。今働いている人は自分の会社と比べてみてしまうと思うし、働いてない人は想像しか出来ないけど、その辛さやはがゆさや優しさや悔しさや楽しさが詰まっている作品だと思います。濃ゆいキャラクターたちが可笑しかったです。
いやいやえん
2011年10月3日

勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれないブラック会社に
★★★ タイトル通り、主人公が限界を感じるまでを淡々と描いていくのです。ちょこっとオリジナルキャラがいるぐらいで、ほぼ原作通り!ただ[電車男]みたいに2ちゃんねる色も強くなく、掲示板に書き込むシーンもほとんどないので、むしろ掲示板は絡めなくても良いんじゃね?と思ったぐらい。結構、仕事し始めた頃の自分と重なる部分もあったりして、社会人なら誰もが主人公に「わかる、わかるー!」ってなれるのではないでしょうか。それにしても藤田さんはカッコイイ。私もあんな立ち回り方をサラッと出来るようになりたいものです。
☆☆むらの映画鑑賞メモ☆☆
2010年10月22日

【映画】ブラック会社に勤めているんだが、俺はもう限界かもしれない
入社して間もないけど、いきなり限界点。何度も我慢の限界点を迎えて、爆発してしまったりもするけど、一番の限界だったのは…。仕事ってなんだろう。働くってなんだろう。社会に出て、自分の存在価値を見出すのってとっても大変。テンポもいいし、登場人物の個性も際立っている。私はすごく楽しめました。派遣社員の女性が、自分に通じる部分が一部だけあったので、まんざら他人事でも無かったりする(笑) 品川は監督業よりこっちの方が似合ってると思います…。ともあれ、働くのは大事ですが、入る前にブラック会社かどうかリサーチするのは大事ですね…。
☆紅茶屋ロンド☆
2010年9月16日

【ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない】今いる場所で頑張る
こんな会社だったら逃げ出しても誰も責めないと思う。私だったら逃げる。何で、そんな所にしがみつくの?とも思うけれども、こういう作品に接するとそこで頑張り続けるって言うのもアリなのかもね。と、思えるようになってくる。コメディ色もありながら、考えさせられる事が多い社会派映画だった。しかし...キツイわ〜..。追い込まれた世界では、必ずと言っていいほど人間トラブルも起きる。人の心とは不思議な物。イジメはこういう生活の中で蔓延する。でも、ただのイジメ映画に留まらなかった事がこの映画の一番良かったところ。
映画@見取り八段
2010年5月29日

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
不愉快な出だしでイラつきながら観てました。社長さんは情に弱い人でいい人には見えるんですが…。"バカっバカっ"言ってるリーダーが頭にくるっ。思わず一発殴ってやりたいっと思わせる品川さんうまかったー。8年間も引きこもりしてた主人公が何とか変わろうとして就職して頑張る姿はとっても良いのですが、なーんかうまくまとまりすぎるお話。不満をぶつけたあたりからの急展開、そんなに変われるのか?? 現代の社会問題をうまく使ったお話ですが、これで終わりなの?と何か足りない感じもしましたが、後味が悪くならなくて良かった〜。
映画鑑賞☆日記・・・
2010年5月21日

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
マ男のどん底からどん底への展開が、実話をもとにしただけあって感情移入しやすい。5つ★のブラック会社に就職していなくても結構こういう展開はありますよね…(怖) 底辺に位置する下請け会社の従業員たちの一人ひとりのキャラもそれぞれ個性的で、それだけでドラマになってしまうほど興味深いです。語り口調の台詞の言い回しも淡々と描いてしまうと暗過ぎ、そうでないとドタバタコメディで終わってしまうところを物凄くユーモラスに解説されていて楽しいです! マ男が限界を吐きだすシーンは鬼気迫るものがあって、涙なくしては見られません。
ひばなのシネマの天地
2010年5月2日

ミニマム・インカム制 大賛成^ ^ 「ブラック会社に勤めてるんだが・・」
ブラック会社って言うからもっと XXX かと思っていたら、ようするに下請けの悲哀だ。だが、そういった下請けという構造や小さい会社での人間関係にメスを入れるような部分はない。日程の競争だけでなく値段競争になり、インドなどへ仕事が逃げていったとき "変わりたかった" というセリフはもはや空虚に響くに違いない。原作をなぞるだけでなく、そうした視点のある映画化だったならもう少し面白くなったかもしれない。やる気もスキルもないというのは、 ある意味で正反対。 それらがないのは既得権益層、 ノンワーキング・リッチのほう。
シネマ走り書き
2010年3月16日

『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』@シネクイント
★★★ 同じ労働条件であっても、同じ仕事量であっても、その人の能力や考え方、仕事のやり方などによって全然変わってくるもの。同じ仕事をふられて、淡々とこなせる人と、何時間も残業しないと終わらない人がいるのと同じこと。要は能力の差。やる気の差。最初から無理と思ってたらできないし、どうにかしようとする人はできちゃうもんなんですよね。正直たいして内容がないストーリーを映画にしているので、無駄な描写が多かったり、デスマのシーンが異様に多かったりしたのが気になりましたが、まぁその変は許容範囲かな。
映画な日々。読書な日々。
2009年12月31日

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない 堕ちたら・・・あがればいい
ほとんどがオフィス内とビルの屋上だけの舞台で広がりが欠けるし、物語自体は一人称で単調気味に描かれているんだが、主人公の心の声に「傍観者」たちが絶妙なレスでツッコミくれるし、自分の置かれた境遇を戦場だったり、三国志のキャラ別けであったり、小さな紙切れ状のニート時代主人公の分身のネガティブな囁き、アイデア溢れるメリハリある演出で、けっして破綻することもなく退屈知らずな映画だった。ほんとよく練れていて、仕上がりかなり上質、映画館で観るべきとまでは言わないが、必見ってくらいのお奨め度。
労組書記長社労士のブログ
2009年12月26日

「ブラック会社に勤めてるんだが、僕はもう限界かもしれない」涙 キターッ!
意外に感動映画だった。ここまで酷くなくとも、少なからず中小企業にはあることなのかも…?という人材が、うようよ。ちょっとリアルすぎて、職場に問題を抱えている人には痛すぎる話かも〜。藤田さんに振られてもポジティブな中西さん。彼女の実はしっかりと現実を見つめて、前向きに突き進もうとする姿勢は、マ男の心を確かに動かした。辛い現代社会の問題を浮き彫りにしている作品。なのに、散りばめられた2ちゃん用語と、笑いのテーストが、マ男だけでなく、観ている我々も救ってくれる。最後は溢れる涙を抑えられない。
ノルウェー暮らし・イン・London
2009年12月24日

映画ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
色んな意味ですごい会社・・・社長に森本レオさん、主人公に小池徹平さん。パソコンやキーボードが黒いのはブラックにかけているのかな?会社も自宅も同じパソコンを使っているのにはちょっと違和感が。エンドロールのアスキーアートすごいなぁ。
単館系
2009年12月23日

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
★★★ 思ったほど過酷描写がなかったような印象でした。リーダーと井出の存在でかなり最悪なんですが、なんというかマ男が作業面ではあまり苦労してないような。普通の新人はプログラム言語研修を3ヶ月くらい受けないとプログラムなんて組めません。なのにマ男は、入社初日からできてるじゃありませんか。ラストなんですが、思い返してみると実はハッピーエンドではないですよね。藤田さんは抜けますし、女性も派遣だからずっといるわけじゃない、今後の方が地獄のような気がしてなりません。なにより社長がね…。
メルブロ
2009年12月19日

ブラック会社に勤めてるんだが
★★★★ 彼等が辞めないのは無能力だからではない。実は彼等の中にこそ、パワーと能力を合わせ持ったスーパーマンが多数存在しているのだ。彼等が零細企業で働いているのは、個性が強過ぎて大手でサラリーマンを続けることが出来ないから。会社が小さいほど、全体が良く見えて、何でも任せてくれるので、苦しいけれども仕事に充実感が湧くのだ。低予算映画ではあるが、なかなか面白く、共感出来る部分も多かったな。ただ大企業しか知らないサラリーマンには、縁のない話であり、共感も得られないかもしれない。
ケントのたそがれ劇場
2009年12月16日

ブラック会社
★★★ まずまずの出来栄えと言えるでしょう。主人公がニートを脱却してやっとのことで就職したのがIT産業の底辺を構成する零細ソフトウエア会社。入社早々大変な目に遭いますが何とか頑張り抜きます。とはいえ、教訓的なことはさておいて、腕の立つ俳優が縦横に演じるコメディを楽しみましょう。
映画的・絵画的・音楽的
2009年12月13日

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
引き込まれてしまいました^^ 小池徹平をはじめとする社員たちのキャラクターがみんな興味深い。怒りっぽいけど単細胞で上手く誘導すれば扱い易かったり、腰巾着で変わり身の速さは天下一品だったり、どう見ても挙動不審だけれどプログラムの腕は優れものだったり…不思議ちゃんも含め、みんな良く働いていると感心してしまいます。ただし、実はみんな自分のために仕事をしていました。そんな彼らが一致団結した時のパワーにはちょっと感動。爽やかな余韻を感じながらも、この会社の社長は曲者だなあと微妙に怖かった1本^^ゞ
とりあえず、コメントです
2009年12月12日

「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」
★★★★ 予想外に面白かった。傑作とまでは言えないが、気楽に楽しめる、良質のプログラム・ピクチャーといった所である。ブラック会社、とまでは言わなくても、厳しい環境下で日夜仕事をされているサラリーマンの方には、疲れた時にご覧になる事をお奨めする。笑えて、少し元気になれる、爽やかなハートフル・コメディの佳作。終盤は、ややうまく行き過ぎという気もするが、そこは娯楽映画と割り切るべきだろう。エンタティンメントの王道をきっちり守っていて、感動的である。
お楽しみはココからだ
2009年12月12日

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
原作とちょっと設定が変わっていますけれど、これはこれで◎! 徹平くんを始め、配役もなかなかよかったのではないでしょうか。映画はテンポが良くて見やすかったのだけれど、時間が限られているので、登場人物の内面は「マ男」以外はサラッと流してしまった感じですね。原作はもっと「深い」です。泣きそうになります…。[電車男]の二番煎じとは思わずに、少しでも気になっているのなら観る方をオススメします! 元気になれるかも!!
Peaceナ、ワタシ!
2009年12月2日

【ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない】☆...
あまりにも理不尽で、もう私は限界かもしれない、と思いながら観ていました。唯一リーダーの心理に上手く付け込み意見が出来る、田辺誠一(藤田)がいたのでまだ救われましたが、、。新入社員が入って、ここでまた一騒動。ラスト近くの、マ男の訴え!!マ男と藤田の会話にはウルッと来ました。こんな会社実際にあるんですね。それにしても酷かった…。キャストはそれぞれ良かったと思います。マ男を小池徹平君が頑張って演じていました。観ていて胃が痛くなるような作品ですが、今後に希望の光が見えたので最後ホッとしました。
猫とHidamariで
2009年12月1日

[映画『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』を観た]
面白かった^^ ブラックコメディかと思いきや、なかなかのビルドゥングスロマンであった。<マ男>が巡り合う、会社内の非常識な人間の数々は傍から見ていても面白い。主役を演じる小池徹平の見事な「間」に、何度も「ブフッ!」と吹き出した。しかし物語は、他者を客観的に見つめていた<マ男>が、客観的でいられなくなった頃から、ネタ映画ではなく、一つの一大青春作品の様相を示す。作品中、何度も、引きこもりであった頃の自分の幻影が現われ、主人公に状況からの逃避を促す。しかし<マ男>はそれまでの「限界(殻)」を打ち破る。
『甘噛み^^ 天才バカ板!』
2009年11月29日

[映画]ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
★★★★ うまくまとまっていた映画ですね。ところどころに笑いの要素をふんだんに取り入れ、それでいて要点を外していない構成だと感じました。ただ、出処の掲示板のユーザーさん達からはどのような印象を受けるのかな、というのが正直な印象でした。あと、「ブラック企業とはこのような要素を持つ傾向がある」のようなケーススタディ的な描写があまり浮き彫りになっておらず、自然な感じで紛れていたのが物足りなさを感じました。ただ、映画のイメージを損ねないから、特に問題はありません。
オレメデア
2009年11月28日

【ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない】
もっと笑い満載かと思ったら意外に真面目でした。これ[電車男]と同じパターンの実話なのでしょうか?小池徹平くんはとっても役と合っていました。田辺誠一さんも。藤田さん、何が裏があるのかと思ってドキドキ〜〜ホッとしました。田中圭くんは何だか登場時点で既に怪しげ〜。思っていたよりも特に起伏がなく、割と淡々とアッサリしていた印象です。面白くないわけじゃないけれど、あまりにも予定調和だったのと、笑えるポイントがなかったのでそんなに印象に残らない作品になりそう…。
日々のつぶやき
2009年11月25日

ブラック会社に勤めているんだが、もう僕は限界かもしれない
こんな会社にいきなり放り込まれたら、社会経験のないマ男君はすぐにやめるのが普通。でも、マ男君は簡単にくじけないと心に決めていた。学歴も経験もないがなんとか独り立ちしようと、徐々に人間的に成長していく。その過程が、時にユーモラスに時に厳しく描かれている。ブラック会社というと、自分の会社は関係ないと思われるかもしれない。一部上場企業だから大丈夫とか、組合がしっかりとしているから大丈夫とかそんなことは今の時代言えない。今業績がよくていい会社だと思っても、いつブラックになるかわからないのだ。
とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
2009年11月24日

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
[蟹工船][カイジ]よりもずっと身近で、主人公の切羽詰った気持ちが伝わってきた。ウザくて粘着質な上司やパワハラ気味の上司やお偉いさんには腰の低い上司や、観てるだけでムカムカきそうな会社の雰囲気。でも普通にどこにでもある事だから吐かないが。そんな中を何とか頑張ろうとする小池徹平君の姿に元気やパワーをたくさんもらえる。働ければどこででも何ででもじゃなく、働く側も給料から福利厚生まできちんと吟味する必要があると、いろいろ考えさせられる映画でもあった。
映画君の毎日
2009年11月23日

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
原作とは違う部分もあったけど、ところどころ笑える部分もあり、最後まで飽きることなく楽しめる内容でした。ガンオタ井出がガンダムの名セリフから、その場の状況にあったセリフを言うんですが、これが知ってるとニヤっとできたりと所々に小ネタを織り交ぜつつ楽しめる内容になってました。これを観てると自分はまだまだ恵まれた場所にいるなぁと思いつつも、今よりもう少し頑張ってみようと前向きになれる映画でした。
だらだら無気力ブログ
2009年11月22日

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
この映画的にはブラック会社なんて、要するに会社そのものが主人公(小池)と同じ的な、ニート的な、負け組的な、そういう感じなんだね。リーダー(品川)が厳しいのも結局、最底辺IT下請企業の悲哀がそのまんま社内的にガス抜きしていて、そのことは情緒不安定な上原さん(中村)の腋臭と同様的に社内に充満していて爆発寸前的で、いつ爆発するか分からない危険ゾーン、正にデスマーチなんだね。きわめてガス抜き的で悲惨な気持ちになる映画という感じがして、少し欝になるというか的な・・・・。
佐藤秀の徒然幻視録
2009年11月21日

『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』のリアリティ
机の下に常備している寝袋。それが映し出されたとき、この映画が綿密な取材に基づいた極めて写実的な作品であることが判った。ただリアルなだけではない。デスマとかIT業界のピラミッド構造といった、業界外の人には馴染みのないことを、判りやすく説明しているのも本作の功績だ。そもそも、デスマがきちんと映像化されるのは初めてではないだろうか。面白いのは、最悪のデスマを生み出しているのが、社長でもリーダーでもなく、客の云うことを呑んでしまう若造だということだ。本作のこのような視点が、共感を呼ぶところである。
映画のブログ
2009年11月21日

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
★★★ ひたすら我慢を重ねるマ男の心に潜むもう一人のマ男、時々実体化するニート時代の彼は悪魔のささやきをします。しかしその度に影に日向にマ男を助ける藤田。ギリギリで救われながらも続けてきたマ男に遂に"限界かもしれない"日が訪れます。彼がつぶやく言葉で彼がどうしてここまで我慢できたのかが解り、最後にモニターに打ち込む文章からはようやく訪れた明るい未来への希望が感じられるでしょう。サラリーマンや経験者には実に良く解る作品だと思います。エンドロール後にオチがありますのでご注意。
LOVE Cinemas 調布
2009年11月8日

映画「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない...
映画はワーキング・エンターテインメントとして中々面白いのだが、舞台となるのが下請けIT企業という事で、彼らが何をやっているのか判らないのも、仕事の達成感もイマイチ伝わりにくいのも難点だ。本作はネガティブな題材であるがテンポも良く笑い所も多い。物語が進む内に主人公がどん底まで落ちるが、這い上がりポジティブな幕引きとなる所に好感を持った。暗くなりがちな物語を独特のテンポで明快に描いた佐藤監督のセンスが光る作品である。
masalaの辛口映画館
2009年11月3日

『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』(20...
★★★ 会社自体は正当なことをしてはいても、それが従業員の精神的・肉体的な犠牲の上に成り立っているようではダメなことは百も承知。「そんな会社しか拾ってくれなかった」マ男が、救いようがない現実に直面しても逃げられない理由も本当に切ないのですが、過去の自分と決別していく彼が、いままでどうしようもなかった周囲を動かして行く。実際にはこの結末はどうなんだろう…? と思わなくもないが、これもこういう世の中なんで、いいのかもしれない。結構笑わせていただいてしまったし。
NiceOne!!
2009年11月1日


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