ハウルの動く城:作品を観た感想(10)
『ハウルの動く城』 | 宮崎駿が提示する新たな価値観と決意
「人間の価値は年齢や外見とは無関係」というメッセージに、多くの人が賛同したと言っていいと思う。ソフィーは荒れ地の魔女の魔法により90歳の老婆にされたにもかかわらず、まったく恨まないどころか、一緒に暮らし、なんと老後の面倒まで見る。このやられっぱなし、殴られっぱなしのソフィーがどうしても歯がゆく思えてしまう。これが宮崎駿のもう一つのメッセージなのだろう。「やられたら、やりかえすのが当然」という暗黙のルールを、誰かが書き換えなければ、永遠に地球から争いはなくならない、という。
23:30の雑記帳
2010年8月11日
ハウルの動く城
18歳のソフィーが自分を抑えて何もかも諦めぎみなのに反して90歳になった途端に積極的になるところは可笑しい。それはそれでと腹がすわっちゃって「歯だけは丈夫」や図太くなったり腰痛などオモシロ楽しい。ハウルの城の構造もごちゃごちゃなのが童心を誘います。ただラストはうまくまとまりすぎて逆にストーリーとしては違和感があるんです。心を取り戻して戦争も終結。当然それに到達するまでは色々とあるんでしょうが、サリマン先生が簡単にあきらめちゃったりとか。公開当時は色々と考えたりしましたが、ハッピーエンドということでいいんじゃないでしょうか。
いやいやえん
2010年7月19日
【ハウルの動く城】美、魔法、恋、夢、反戦・・・複雑なキー
…いい加減、声優さん使いましょうよ。ストーリーは夢に溢れて、美しいけれども難解。ジブリのアニメは、すでに子供の物では無くなった。今だに初めて[トトロ]を見た時の衝撃は忘れられない。[魔女の宅急便]も[ラピュタ]も…夢があって、可愛くて、何だか懐かしくてホロッとして、、ああ、楽しかった〜☆ と見終わって心から思えるのは、やっぱり初期のジブリなんだな…私は、あの頃のシンプルな宮崎駿作品が好きです。
映画@見取り八段
2009年9月23日
[ビデオ]
「ハウルの動く城」を見る。面白かった。 評判のわりに楽しめた。 村上春樹っぽいトコロが。 声優はヒロイン以外良かった。 ただ声優は良くて当然で、この人で大丈夫かなとか不安に思わせた時点で失敗ではないだろか。 神木隆之介は天才。 キムタクも良かった。ていうかキムタクは、いつも一種類の演技しかできないと思っていたのだが(ex.田村正和)少し感心。 ロリコンと言われるのが嫌で宮崎監督は本作をつくったのかとも後々思ったが、ショートカット賛美はいつものとおり。
「短歌と短剣」探検譚
2006年5月6日
「ハウルの動く城」 Ver.レビュー (2004)
皆さんこのエンディングはどう思われているのでしょうか? 僕はすごくいいと思いました。 呪いがとけて若さを取り戻すことがハッピーエンドではない、もっと大事なもの(ハウルの心)が取り戻せたことが大事なんだという監督の思いが非常に伝わってくるのです。 ソフィが時折、若く戻ることがあります。これは何かを成し遂げようとすること、また成し遂げることこそが若さではないかということではないかと思うのです。
とりあえず生態学
2005年11月18日
ハウルの動く城
★★★ アルプスの少女ハイジに出てくるような山々と空が実にきれいに表現されている。日本アニメの質の高さを実感した。しかし、そのアニメを支えているのは、今や、低賃金で働く東南アジアか中国の人と言うのだから複雑な気分だ。ストーリーは特に難解なところはないので、小さなお子さんからおじいちゃん・おばあちゃんまでどなたでも楽しめる作品になってます。
Marさんは○○好き
2005年3月3日
映像に対する絶対的な信頼
“説明”というものを極力省いているために、普通のアニメと同じ感覚で観てしまった者は、どこか釈然としない感覚が後を引くに違いない。だが、注意深く観ていくと必ずしも描かれていないわけではない事に気がつくことだろう。 ずば抜けた爽快感やカタルシスは得られないにしても、ただ「物語」をなぞっていくだけでは汲み取りきれない深さのある作品であることは間違いない。
+ I N T R O +
2004年12月9日
「ハウルの動く城」
仕掛け満載のハウルの動く城や魅力的な登場人物達、脇を固めるキャラクター達も愛らしくて動きを見ているだけで楽しめます。「ハウルの動く城」凄く良くできていると思います。だだ、ストーリーに一本通った背骨のようなものがありません。キャラクターの愛らしさとおもしろい世界観を楽しむための脚本になっています。子供を楽しませるおとぎばなしとしては、最高の映画なのではないでしょうか。
とにかく新作映画を観て紹介する人...
2004年11月22日
「ハウルの動く城」公開初日 劇場にて
宮崎アニメの最大の特徴でもありますが、出てくるキャラクター達の素晴らしいこと。主人公「ソフィー」に『倍賞千恵子』、けっして美しい娘ではありませんが、運命を受け入れ、凛とした立ち居振る舞いで行動する彼女は正に主人公です。18歳と90歳の声を演じ分けた倍賞さんも見事です。 『千と千尋の神隠し』よりも子供を意識した作品に仕上がっていると感じました。全編を通して明るくユーモアのある世界が醸し出されていたと思います。
xina-shinのぷちシネマレビュー?
2004年11月20日
映画: ハウルの動く城
★★★★ 宮崎アニメの良いところは全部健在でした。絵がとても綺麗です。特に高い位置から遠景はすばらしいです。性格や感情に合った登場人物の躍動感のある動きとか、飛行物体の浮遊感とか、戦闘シーンの迫力とか、細かいところまで丁寧に描き込まれていてとてもよかったです。
Pocket Warmer
2004年11月20日
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