別離 :作品を観た感想(15)
【別離】「イラン家族」
秀逸だね。と、見終わった後、すごい上から目線で思わずつぶやいてしまった…。時間経過の繋ぎが少しおかしくて、いつの間に日が変わったのか何日経ったのかなど疑問に思うシーンがしばしばあった。
映画@見取り八段
2013年5月17日
「別離」 小さな嘘が招く破滅とは・・・(´・_・`)
★★★★ 満足度高いと思います。めっちゃおもろかったっす。人間の弱さ、狡さがうまく描写されています。最後まで先が読めない展開はスリルがあります。ヒューマンというよりはサスペンスみたいな感じ。認知症問題も出てきて現代的だな〜という印象。
ジョニー・タピア・Cinemas
2013年1月2日
胸に秘めた真実と保身を天秤にかける息苦しさ”別離”
★★★★ 嘘はいけないと分かっていながらも、自分や家族を守るために嘘をついたことで、真実を打ち明けたくてもそれが出来ない状況になってしまう、息苦しさを感じる映画でした。いい映画だと思いますが、劇中に音楽がないのはちょっと辛い。
映画とライトノベルな日常自販機
2012年7月9日
別離
このお話はとてもリアルで、どこにでもありそうな怖さと重さがある。何よりリアルでしんどいのは、先が読めないことであろう。おおよそのかたちが見えたり、かすかでも明るい兆しを感じられたら、それは前向きな気持ちに支えられるものなのだが、それを少しも感じ取れないまま進むお話は、ため息ばかりが出てしまう。つい考え込んでしまう作品でもあった。あの形にしたことで、そうでない場合よりも強く、この作品が観た者の心に残り続けることになるのだろう。
悠雅的生活
2012年6月13日
別離
タイトルに沿って行く展開が悲しい。予備知識なしで鑑賞したので序盤の離婚・別居からこんなことになるとは予想もしなかったです。期待以上に良作だなと思った作品でした。
映画感想メモ
2012年6月2日
『別離』 嘘つきは泥棒の始まり
実に面白い映画である。信仰心の持ち方には個人差があり、言葉の重みにもぶれがあるが、少なくとも各人が信仰を尊重するからこそ意見が違っても同じ席に着けるのだろう。もしも本作の登場人物に共通する宗教がなければ、この争いはとどまることがなかったはずだ。
映画のブログ
2012年5月23日
『別離』
緻密という言葉だけでは足りない程のディテールが幾重にも積み重なって進行し、緊迫感という言葉だけでは補えない程のスリリングな空気感がスクリーンの端々へと無限大に放射してゆく。冒頭だけでかなり多くを語っている。冒頭だけでかなり多くを語っている。物語の展開がめくるめく訳ではない。描かれるのはほんの数週間の出来事であり、舞台も変わらず殆どが室内劇である。しかしその構成に至っては重厚で淀みがない。この映画が我々に対峙させるのは、善悪の判定ではなく、罪か罰かでもなく、価値観についての思考である。
シネマな時間に考察を。
2012年5月9日
別離
★★★ 前作を昨年見て印象深かったアスガー・ファルハディ監督の作品であり、期待して見に行きましたが、よく分からない部分があるものの、マズマズの仕上がりではないかと思いました。前作同様に、本作でも、様々の謎の究明が見る者を引っ張りますが、さらに、イランの人々の暮らしがじっくりと描かれていて、興味深いものがあります。
映画的・絵画的・音楽的
2012年5月6日
別離
キャストもみんな初めて。でも、これはかなりスリリングな展開をみせる意外な物語でした。ミステリー要素もあり、社会派ドラマでもある、ちょっと重い目の作品でした。観ている者に様々な革命後の、法律、宗教、何よりも貧しいものが仕事に就けない現実はどこに根ざしているものか?イラン社会の矛盾をひしひしと感じます......。スリリングな展開で謎もあり、飽きさせず、、色々と考えさせられる作品でした
to Heart
2012年5月4日
別離
最初から最後まで大人同士が言い争うイラン映画版「おとなのけんか」。映画というより演劇の会話劇を見せられている感じだ。ラジェーはダメ亭主の下で幼い娘を育てていかなければならない生活の必要から 嘘をつかなくなるしかなかったのだろう。それに比べれば、ナデルとシミンの言い争いなんて 所詮は贅沢な悩みという反感もある筈。シミンは最後までよい子ぶりっ子だ。冷静に考えると身勝手な女だ。
佐藤秀の徒然幻視録
2012年4月29日
『別離』 (2011) / イラン
★★★★★ 映画が進むにつれてとんでもなく複雑に掘り下げられてしまっています。この作品がここまで深く階層を掘り下げて問題を抱えてくる理由として挙げられるのはまず、女性の地位の低さでしょう。それは信仰上の問題とも複雑に絡み合っています。いくつもいくつも階層が重なり合い、そしてその1つ1つに重たく答えがのしかかってくる。イスラム圏の人々はもちろんそうなのだろうけど、非イスラム圏の我々にも課題を突き付けてくる。日常のある1つの行動がきっかけとなって、その後の事実も決定してくるのならば、これは私たちに共通して問いかけてくる問題なのでしょう。外国語映画賞、非常に納得の作品でした。
Nice One!! @goo
2012年4月14日
別離・・・・・評価額1800円
★★★★★ ポイントとなるのは、告訴されているナデルとラジエーは、どちらもある理由から全ての真実を明かせないでいるという事。ナデルは自分と家族の生活を守るために、ラジエーは深い信仰心のために、心に秘密を抱えているのだ。それ故に、基本的には善意の行動が、ボタンの掛け違いの様に負の連鎖を呼び込んでしまうのだが、彼らの秘密は観客にとっても謎となり、本作は次第に人間の心を巡るミステリの様相を帯びてくる。本作のあまりにもリアルなシチュエーションは、観客にも単なる傍観者たる事を許さない。
ノラネコの呑んで観るシネマ
2012年4月12日
別離
★★★★ ラジエーが人一倍敬虔なイスラム教徒であることはこの物語の重要な要素になってくる。しかしこれでハイサヨウナラなら何も問題は無かったのだが、そうはならないところで物語はやや複雑な様相を呈してくるのだった。子供の将来を思う気持ち、自分の過ちを隠したい気持ち、家族を愛する気持ち。この気持ちはイラン人であろうが日本人であろうが変わらない、それ故に私たちは彼らの物語から目が離せない。ただ物語の核心が公になるキッカケの演出はイラン映画らしくお見事だった。
LOVE Cinemas 調布
2012年4月9日
別離 / JODAEIYE NADER AZ SIMIN
★★★★ 前作より面白かったとても見応えあるドラマで数々の賞も納得の1本。「おとなのけんか」よりシリアスな激情の口論展開 初めの30分は前作同様話がなかなか進まず退屈だったけど,途中からどんどん惹き込まれた。嘘をついてる人をあてるというミステリーではないのだけど、観る人によって、誰に肩入れしてみるかかわってくるかもしれない。二つの家族の争いがうまい脚本によって描かれ、どういう展開になるのか最後まで惹き付ける。
我想一個人映画美的女人blog
2012年4月7日
『別離』お薦め映画
★★★★★ 現代イランの社会問題がとことん盛り込まれていて、まるでニュース・ドキュメンタリーのよう。 なぜラジエーは望まぬ職に就いたのか? なぜシミンは夫と義父を捨ててまで国外移住したいのか? イランの社会状況を想像しながら疑問は膨らむばかりである。 イラン国内と世界へ、強烈なメッセージを発しているお薦め作品だ。
名機ALPS(アルプス)MDプリンタ
2012年3月24日
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