RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語:作品を観た感想(20)
映画 RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語
率直な印象として、全体的にハートフルで温かい映画だなと。ストーリー面でも大きな山谷がある訳でもなく、どんでん返しや激しい場面もないんですが、飽きさせずに最後まで良い気分で見られましたね。映像的にも(電車にはそそられないとは言え)夕日のように赤み掛かった光が上手く使われていて綺麗だなぁと思える場面も多かったですし、筒井の母の余命が半年と娘に伝わった畑の場面も作物の棚越しにパンしていく様が妙に印象的で引き込まれましたしね。
VAIOちゃんのよもやまブログ
2015年1月2日
《レイルウェイズ》
いやー結構面白かったです。中井貴一さん、やっぱり実直な役が似合う俳優さんだと思います。今までプライドを持ってやってきた仕事にふと疲れた瞬間、母親の体のこと、友人の死。そこで夢を思い出す。そこまでは誰にでもありそうだけど、そこから一から始めるのは相当な勇気や家族の協力が必要。うん、いい家族ですねぇ。お母さんの「好きなことをしているのが一番の親孝行」という言葉にジーンとしちゃいました。ラストはちょっと出来すぎで照れくさくなっちゃったけど、ハッピーエンドは嬉しいからまあ許せます(笑)
日々のつぶやき
2011年1月11日
RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語
主人公の筒井肇は母親の絹代の病が引き金にもなり、一大決心をします。そこからが「こりゃ面白くなってきたわい」と思い始めました。「そうかあ、人生を面白くするかしないかは金の匂いで動いたり人を付回すのでなく、自分と身近な人たちとの心からの関わりにあるのだな」なあんて、その明るい展開に羨ましくもあり、有意義でもあるものを見させていただいたと思うとります。現実世界ではままならないと思ってはしまいますが、損得じゃない人との出会い、大切にしたいな、そういう清清しい気持ちもいただきました。
空想俳人日記
2011年1月7日
mini review 10505「RAILWAYS」
会社勤めのストレスでピリピリしている中井貴一が、友人の事故死と母親の入院にショックを受けたことはあるのだろうが、子どものときからの夢であったことは別として、たまたまの運転手募集に応募することを決心し、上司に辞表を突然出し、隙間風が吹いていた家族に宣言するところまでがとんでもなくご都合主義な描き方である。善意のいい人たちは「殴り合い」もしないし、心身症にもならない。夢で魘されることも無い。「鉄道映画」としてみればいい映画だ。けれど地元はもっともっと深い歴史と因習と疎外と、それでも続く日常の中の慰謝される部分で成立している。
サーカスな日々
2010年11月25日
RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語
まさに夢のようなお話です。子供のころからの夢を叶えるって、実際物凄く大変だと思う。50歳を目前に"死"を身近に感じた主人公が、残りの人生を無難に生きるのではなく新しい挑戦に賭けるってうらやましい限り。自分では出来ない事を映画の中で経験させてくれる。なんてことはない映画なんだけど、何だか嬉しくなってしまう。電車が生活になくてはならない交通手段の土地では車掌さんものんびりほのぼのしてていいですよね…。私も子供の頃の事を思い出して なんだか懐かしくなってしまいました。ノスタルジックな気分にさせてくれる暖かい作品です。
ひばなのシネマの天地
2010年10月18日
RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語
★★★★ 意外性も無く、あっさりと事が進んでいるという印象でしたが、見終わった後にはほんわかとした気分にさせてくれました。50歳目前なのに新しいことにチャレンジしたいという主人公の勇気にはとても感動しました。一見冷酷にも思えた肇の性格が、自分の夢に向かって走った途端に「いきいきとした中年」に見えてくるような雰囲気にはユーモラスさもあって、良かったです。肇の夢に向かっていく姿に感動する。島根県ののどかな雰囲気をたそがれる。「本当の幸せとは?」と、自分の生活を振り返る。と、いろんな観点から十分楽しめる内容になっています。
必見!ミスターシネマの最新映画!
2010年7月20日
RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語
映画好きで鉄分が多い人は観ておきたい1本。なんで今務めている会社をやめて電車の運転手になりたいかがうまく表現出来ていたかな?試験に一発で合格してしまうあたり都合がいいとは思うけどそうじゃないと話が進まない…。友人が言っていた言葉と交通事故、母親の病気を機にもう一度夢を追いかけてみようと決意する主人公。いいですね。映画を作ったあとに調べていたら実際に運転手さんになった人が何人かいたというのが実はすごいのではないだろうか。娘の就活のエピソードもケリを付けてうまく絡めることができたらよかったのでは。
単館系
2010年7月2日
RAILWAYS 49歳で電車の運転手になった男の物語(’10)
エリート人生をリセットに傾く、中年主人公筒井個人の心情は伝わってきたのですが、夫だけが職故郷に帰り別居状態というのはどうも不自然感が。とりあえず新たな運転手職に生き生き取り組む夫を見守る姿は、ややクールにも、包容力にも思えたり。メイン舞台の、海岸沿いや田園風景の中を走る小さな車両。折に合理的な制約との摩擦もありつつ、乗客の手助けしたりしながら、人間的に大らかに働く姿には好感持てました。いつからでも仕切り直しは出来る、という希望というか癒し、じんわり感じられたのは良かったです。中井貴一は筒井役に似合ってた。
Something Impressive(KYOKOV)
2010年6月18日
「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」大人のおとぎ話を..
★★★ 電車の運転士になることを選んだ理由がどうも弱くて「?」マークがしばらく頭から離れなかった。人生の重大な決定、その直接、間接的な理由はきっちりと見せて欲しかった。とはいえ、生活の場所や生活の仕方を変えることなら思いきれば出来るだろう。こういう生活を送るのがより人間らしい生き方だと誰だって思うだろう。でも出来ないのだ。だからこの映画はおとぎ話なのだ。あり得ないよと思いつつもありえたかもしれない、もう一つの自分の生き方にちょっと想いを馳せるのもいいもの。きっちりと作った映画。驚きは無いがたまにはこんな映画もいい。
soramove
2010年6月6日
RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語
リーマンショック、当時より、今の方が遥かに不景気であると実感するこの頃。ある意味ではとてもリアルで、タイムリーな作品だと思った。ベタな展開アリ、甘いエピソードもありだけど、セリフが結構良いんです。なにより、がんばる中年、中井貴一さんから元気をもらえます。親にとって、子供はいつまで経っても子供。そんな当たり前のことを思い出させてくれ、柔軟に生きることの強さを見せてくれます。夕方の回、いろんな世代の方がいらっしゃいました。「電車少年」とおぼしき高校生の姿も♪若い方にも、なにか伝わるものがあると思えるいい作品でした〜。
to Heart
2010年6月3日
RAILWAYS (中井貴一さん)
ストーリーの起伏はあまりありませんが、第二の人生をスタートさせる肇を中心とした人間模様や、美しい田園風景とそれに自然に溶け込んでいるローカル列車が心を捉えて飽きさせません。運転士の仕事が好きでたまらない肇と、なんとなく運転士という職に就いた宮田が対照的になっていて、いろいろと考えさせられました。ある程度人生経験を積んだ人であれば、細かい描写がなくても伝わるでしょうし、理屈抜きで心に響くものがあるでしょう。人生、家族、仕事について考えさせられる側面もあり、人々の温かさや景色の美しさに心が癒される作品でもあります。
yanajun
2010年6月3日
*RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語*
筒井の仕事ぶり。都会の電車は通勤に使われることが多いですが、田舎だと乗客の人たちは高齢だったり、子供連れだったり…そういう人たちにやさしいことが何よりだし、目くばせできるのがこの年代なのです。50歳を目の前にした筒井自身の生き方、お店を持った奥さんとの家族の関係、地方路線の電車のあり方などを丁寧に描いたとてもいい作品でした。ただ欲を言えば、、あれだけの仕事を辞めるのですからそれなりの苦悩があったことでしょうが、あまりにすんなり…ちょっと物足りない部分もありました。
Cartouche
2010年6月2日
RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語
★★★ 送りたい人生を送れる人って凄いなと思います。筒井は自分のご飯だけ確保できればいいんですから、日本一幸せな男だと思いますよー!! この余裕があるのはそれ程、前職が激務だったということなのでしょうか。この設定は現実離れしているなぁという印象が強く残りました…。しかし、一方で、宮田とのやりとりにはジーンとくるものもありました。人生の先輩の言葉や働きぶりに心が動いていく青年の姿がよく描かれていたと思いました。どことなく距離があった筒井家が一つに戻っていく流れは心温まるものでした。ゆるめの笑いで楽しませてもらいました。
☆試写会中毒☆
2010年6月2日
RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語
★★★ "とても良い話" 決して派手ではないですし、主演の中井貴一からして演技派ではありますが、どちらかといえば地味な感じ。しかしこの作品の場合、その地味さのなかに人の心の温かさや優しさが沢山詰っていました。実に上手い脚本の流れに感心しつつも、私にはそこまで自分に自身がもてないと考えてしまったり…。自分が生き甲斐を感じてできる仕事をしている人は、今の世の中では非常に少ないです。その意味で肇はとても幸せな人間でしょう。何に生き甲斐を、幸せを感じるかは人それぞれ。自分はどうなんだろう?とちょっと振り返らせてくれる作品でした。
LOVE Cinemas 調布
2010年5月30日
RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語
綺麗過ぎる内容とはいえ素晴らしく良質で間違いのない映画だった。やはり幾つになっても叶えたい夢というのは持ち続けていたいものだと、自分もこれからもう一花咲かせたいと、人生の後半に差し掛かっていても夢や希望は捨てるもんじゃないと強く思わせてくれた。家族をおろそかにする人間が後輩や同僚を大切にできるか?家族より大事な仕事があるか?中年になればなるほど身にしみる問いかけがたくさん詰まったタメになる映画だ。俳優はみんな一流だけに完璧で風景と電車とともに感動させてくれた。三浦貴大君も良い作品でスタートできてなんとも羨ましい限り。
ゴリラも寄り道
2010年5月30日
RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語
映画自体はじんわりきて見応えありました。しかも地元の南海電車の車両がバタ電で現役で使用されているのを知ってちょっと嬉しかったりしつつ観てました。50歳目前で全く異業種への転職。正直とんとん拍子すぎやしないかって気はするんですが。それに登場人物、一人を除いて基本みんな良い人。主人公は前半は冷酷無比な感じだったのに、運転士になった途端に超良い人に変身。都合よいとこもありますが、観ていてほっこりする内容でした。そもそもこの高校生が注意すれば事件は起きなかったはず。もう性根が腐ってるんだろうな彼は。こういうタイプ一番嫌い。
だらだら無気力ブログ
2010年5月30日
RAILWAYS 宍道湖の夕日
★★★ ストーリーは極めて予定調和的。悪く言えば綺麗事で意外性はあまりない。人物像もどちらかと言えばステレオタイプ。なにせ主演は人間というよりも一畑電鉄(バタデン)の高齢電車。人間はあくまで脇役、添え物でいい。一人暮らしの母(奈良岡)がバタ電内で倒れ、肇は夜行特急電車「サンライズ出雲」に飛び乗って帰郷。飛行機で行かないところが肇の鉄ちゃんぶりが板に付いている。肇の"同期"に大吾がいる。この役柄は別に平凡な人間でも良かった。宍道湖の夕日は少しは出てそれなりに風情はあるが、なぜ赤々と染まる宍道湖を映してくれなかったのだろう。
佐藤秀の徒然幻視録
2010年5月29日
『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』
単純に感動させられました。読める展開なのに、涙が出てくるような感じで。ドライにも思えた主人公の人間性が、自分の夢に歩き出した途端にはつらつと、それでいてお茶目に見えてくるような雰囲気。そういった部分にユーモラスなところもあって、作品の中で時折笑えるシーンが差し込まれている作りにもなってる。努力を続ければ叶う夢もある。ちょっと考えさせられたなというところがありました。主演に中井貴一さんをもってきたことで成功してるなと思う。そして奈良岡朋子さん、その演技の巧みさに涙が出そうになったくらい。
Cinema + Sweets = ∞
2010年5月29日
『RAILWAYS 49歳で電車の運転手になった男の物語』
★★★★ 自分らしく生きることや大切な人生を悔いなく過ごすことなどやさしい秀作。島根県出雲地方の素晴らしい景色と電車、そしてそこに生きている人たちがみんな助け合いやさしさにあふれていた。ストレスで疲れている人に温かい気持ちとエールをくれる感動作です。中井貴一はこのような役はとてもいいです。
Mooovingな日々
2010年5月21日
『RAILWAYS (レイルウェイズ)』お薦め映画
★★★★★ Uターンそのものがテーマではないので、主人公や家族の葛藤を必要最小限に抑え、「夢」を追いかける中年男のメルヘンに好感が持てる。バタデンの新人運転士として、夫として、父として、息子として、多くを求めず前向きに生きる肇の表情は和やかで、都会にいたころとは全く違う。49歳の今だからこそ、彼は故郷での新しい生活を楽しめる。大きなスクリーンを電車が駆け抜ける様子が何とも言えず心地良い。少年少女の頃に戻って、忘れていた夢を追いかけたくなるお薦め作品。
心をこめて作曲します♪
2010年5月12日
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